match result

試合結果

第7試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    朝久道場
    パラエストラ栃木
    戦歴
    27戦 18勝(4KO) 9敗 0分
    14戦 5勝(3KO) 9敗 0分
    生年月日
    1998.1.16
    1986.10.14
    身長・体重
    174cm ・ 62.5kg
    170cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    福岡県うきは市
    栃木県大田原市
    SNS

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試合レビュー

 3月に林健太・9月に弘輝をKOしている朝久。対する蓮實も連続KO勝利中と勢いに乗っている。

 1R、ミドル、ローと飛ばす朝久に対し、蓮實は強引に詰めてフックを振るう。朝久はそれを当てさせず、サウスポーになって左ハイ、跳びヒザと自在に攻める。蓮實のパンチにカウンターを狙い、ロー、ハイと朝久は攻撃を止めない。

 2R、蓮實が間合いを詰めてきても朝久はフットワークでサイドへかわす。朝久はサウスポーになって顔面前蹴り。朝久は顔面ヒザ、ハイキック、ローと攻撃を散らす。この蹴りに阻まれ蓮實は前に行きづらくなる。朝久は距離をあけて蓮實のパンチに空を切らせる。

 3R、朝久はローと前蹴りを入れ、蓮實がパンチを伸ばしてくるとカウンターを合わせる。そして跳びヒザ、ハイキックと当ててフラつかせるが蓮實は倒れない。朝久のインローでバランスを崩し連打を浴びる蓮實はここもこらえたが、ボディへのヒザで遂にダウンを喫する。立ち上がった蓮實だが、ここでレフェリーは試合をストップした。

朝久泰央のマイク
「今日はたくさん応援して頂きありがとうございました。今日のメイン、次勝った方俺とやろうぜ! ヘビー級まで全部のチャンピオンを倒そうと思ってます。今日12月13日は僕の母さんの母さん、ばあばの誕生日なので、この勝利をばあばに捧げたいと思います。これからも勝ち続けるんで、よろしくお願いします」

■試合後の朝久泰央のコメント
「(試合の感想は)僕が『栃木までぶっ飛ばす』って言って、蓮實選手も僕を福岡までぶっ飛ばすと言っていて、やっぱりパンチ力があるなというのは映像を見てても思ってたんですけど、よけたパンチでも空振りしたパンチの音が聞こえるぐらいすごいパンチだったので、『こんなパンチ打てるんだ!』と思って、とても戦っててスリルのある試合でした。

(相手の印象は)やっぱり『失神させる』とか、戦いだから言うとは思うんですけど、家庭を持ってても代表として頑張ってる選手だし、そんな中でも大人の強さというか、代表の強さというか、蓮實選手の人間力の高さを非常に感じた試合になりましたね。とても強い選手でした。

(スタイル的にやりづらさはあった?)距離を詰めて一発狙ってくる選手が、朝久は苦手なんじゃないかと思うかもしれないですけど、近い距離だからこそ僕の攻撃は見えない攻撃になるし、一発一発は強い選手でしたけど、やりづらさとかは特になかったですね。

(攻撃の種類だけでなく力強さが加わっていたが)今までも全力でやっていたつもりだったんですけど、前回の弘輝選手との戦いで、ちょっと悪い言葉になるんですけど、殺す覚悟と殺される覚悟、それぐらいの気持ちを持ってやらないと、ただ『勝てればいいな』って気持ちで勝てるレベルの選手じゃなくなってきたと思います。言葉は汚いですけどそれぐらいの気持ちで挑むようにして、攻撃力とか殺傷力が増したと思います。

(今日のメインでは同階級でタイトルマッチもあるが)林チャンピオンは僕が60kgでやってた時から人間としても好きだし、ファイターとしても好きな選手で、ゴンナパー選手も見て分かる通り上の階級の選手にも勝ってる選手で、どちらも強い選手なんで、どっちとしたいとかそういうのはないんですけど、やっぱりこの階級でやってる以上は一番を目指してやってるし、この階級のチャンピオンを倒して。僕は本気で、ヘビー級のチャンピオンも全員倒すつもりでやってるんで、まずはこの階級のチャンピオンをしっかりやっつけようと思ってます。

(ファンにメッセージを)たくさん応援していただき、ありがとうございます。今年、K-1の4大会で3試合勝って1回はタロー君で皆勤賞だし、今年は『K-1 AWARDS』全部の賞を狙えると思うので、皆さん投票よろしくお願いします。これからも勝ち続けて、全階級を統一してのチャンピオンになりたいと思っています。押忍!」

■試合後の蓮實光コメント
「(試合の感想は)普通に負けたんで、強かったです。(相手の印象は)相手も相手で自分のパンチを警戒してたなというのは試合をやっててすごく思ったんですけど、自分は蹴らない選手だっていうのはわかってると思ってて。頭を下に下げて振ってくるような感じだったんですけど、そこで自分も思ったよりジャブが当たったので、どうしても当たれば倒れるという自信があったので、右に対しては力んでしまって空振ってしまって、結果、相手のペースに飲まれて倒れてしまったという感じです。

(相手の攻撃で想定外の部分はあった?)自分、今回倒れたのはサウスポーの三日月蹴りなんですよ。正直、2R後半の残り20秒ぐらいの時に効いちゃって、何とか2Rは耐えたんですけど、3RはKO決着は絶対に当たれば倒せるという自信を持っていったんですけど、2Rのヤツが効いてまして、3Rも同じような形で三日月をもらって倒れてしまったという感じです。(自分のパンチには手応えを感じた?)ジャブは思ったより当たったんで。右が力んでしまったのが今回の反省点として……そうですね、当てられなかったです。

(ファンにメッセージを)ずっと朝久選手はみんなやりたくないだろうと言われてたところを組んでいただいて、今回すごく勉強になって。逆に今後、生まれ変わった蓮實光に注目していただければと思います」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2020年12月13日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~
日程
2020年12月13日(日)
会場
両国国技館
選手
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