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試合結果

第5試合/スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    N.F.T.T.
    RAOU JAPAN
    戦歴
    77戦 47勝(12KO) 23敗 7分
    14戦 4勝(3KO) 10敗 0分
    生年月日
    1983.5.14
    1989.1.19
    身長・体重
    166cm ・ 0.0kg
    173cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    オーソドックス
    出身地
    長崎県大村市
    福岡県北九州市
    SNS

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試合レビュー

 1R、山本はサウスポーから速いステップでSATORUの出方を探る。SATORUはこれに対し右ミドル、右ストレート、カカト落としと積極的に行く。これをかわして山本は左ストレートを伸ばす。しかしSATORUも直撃はさせず、山本の入り際に右フックを合わせる。

 2Rも山本は距離をあけて入るタイミングを探る。だがSATORUも右ミドルと右インローを入れ山本を容易には近づかせない。SATORUは自分から出て左右フックを振るうが、山本はこれをブロックし当てさせない。SATROUは圧力・前進を強めてきて、右ストレートと左フックで山本を襲う。

 3R、山本の入り際にSATORUは右アッパーから左フック、そしてショートの連打と攻める。だが、ここは山本が距離をあけて回避する。接近する山本だが、SATORUの連打が回転してブロックに追われ攻撃できない。このまま判定に至るかと思われたが、コーナーを背負った場面からSATORUが体を入れ替え左ボディを打ち込むと山本がダウン。立ち上がった山本にさらにSATORUが左右ボディでダウンを迫るなか終了のゴングとなった。判定は30-28、30-28、30-27の3-0でSATORU。3R最後のダウンで勝利を決定づけた。

■試合後のSATORU成合のコメント
「(試合の感想は)山本選手は昔から知ってる選手で、戦えることが光栄なんですけど、組まれたからには倒さないと。しかも福岡開催で盛り上げないとっていうプレッシャーを勝手に自分で抱え込んで(苦笑)。プレッシャーの中、KOできなかったのは悔しいけど、レジェンドファイターに勝てたのはうれしく思います。

(相手の印象は)いやもう、最近けっこうKO負けとかしていて打たれ弱いのかなという印象だったので、自分の攻撃が当たれば倒せるかなって思ってたんですけど。やっぱり、戦績とかいままでの実力が凄いんで、戦ってみて『やっぱ、うまいな』って。難しかったです。

(試合前にバチバチの打ち合いをすると発言していたが?)打ち合いたかったんですけど、距離の取りかたとか、ベテランだし戦いかたがホント、うまかったんで。バチバチに持っていけなかったかな、と。(最後は距離が合ったからこそのたたみかけだったと思うが?)そうですね。あの距離にもっと早い段階で、できれば1Rからでもいきたかったんですけど。さっき言ったように戦いかたが巧かったので、なかなか距離を縮められなかったですね。(北九魂的には?)もっと北九魂を見せられたかなと思いますね。やっぱ、もっとドンドン詰めて、1R目から倒すくらいの勢いを見せたかったです。

(ファンにメッセージを)初福岡大会、今後も続けられるように、自分ももっと会場を盛り上げたかったんですけど、そこだけはちょっと悔いが残ったんですけど、無事に勝ててホッとしてます。今後ももっともっと、上にいけるようにがんばるんで、応援よろしくお願いいたします」

■試合後の山本真弘のコメント
「(試合の感想は)結果はダメだったですけど、楽しかったですね。(相手の印象は)もっとガンガン来るかなと思ってたんですけど、向こうもやっぱり研究してきてたんで……その中で、強かったかなって。気持ちも強かったんで、楽しかったですね。(最後に畳みかけられたのは、相手にだんだん距離を合わせられた?)そうですかね? パンチをまとめてもらっちゃって、そこから展開を考えてたんですけど、そこの展開に入る前にいいボディをもらっちゃったっていう感じですね。あの距離感を想定してやってたんで、それをどう崩していくかっていうのを前半から考えてたんですけど、そこがちょっとうまく(いかなくて)。向こうも警戒してたんで。(負けたのに楽しかったというのは?)負けは負けですけど、試合までの過程だったり、リングの上で成合選手とやってて楽しかったっていう、率直な感想ですね。

(初めてこれだけ試合間隔が空いたのは?)気持ちと体がうまく合致してなくて、惰性でやってる感じが数戦あったんですよ。あとダメージもあるから、年齢も年齢だし、期間を空けてもいいのかなと思って、思い切って休むような形で。動きはしてたんですけど。(休んだ効果は?)まだちょっと、自分の(今日の)映像を見返してみて。僕としてはよかったというか、減量もうまくいったのもあって、もう1階級落としてやってみたいなっていう、ちょっと違うプランもでてきたっていうか。(今後につながるものは見えてきた?)2年前よりはよかったかなと思いますね。2年前よりはいい動きができてたんじゃないかなと思ってます。(ファンにメッセージを)応援どうもありがとうございました。福岡は前も1回やったことあるんですけど、いい街なんで、できたらまたK-1も定期的に開催されて、あわよくば長崎でも開催されて、どんどん九州で格闘技を盛り上げていってほしいですね、K-1には」

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試合情報

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大会名
2020年11月3日(火・祝)ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1九州初上陸~
日程
2020年11月03日(火)
会場
福岡国際センター
選手
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