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試合結果

第7試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    谷山ジム
    Mike's Gym
    戦歴
    80戦 55勝(26KO) 24敗 1分
    47戦 31勝(20KO) 12敗 4分
    生年月日
    1982.12.25
    1994.8.15
    身長・体重
    181cm ・ 0.0kg
    173cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    神奈川県伊勢原市
    アムステルダム
    SNS

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試合レビュー

 1R、城戸がサウスポーになった瞬間、マサロはスッと懐に入り、右ストレート、左フックを振るう。荒々しく攻めるマサロはさらに右ストレート、左フック。城戸は左ハイ、左ローと反撃し、勢いに押され気味ではあるが、左ストレートも巧打する。城戸はなおも左ハイ、ボディへの左ヒザと入れる。城戸は依然勢いに押されるものの、決定打は与えず、下がりながらもマサロに左ミドルを当てる。

 2R、マサロはやはり圧力を発して城戸をコーナーに詰める。右ハイを連発するが、これは城戸が左腕でブロック。マサロは蹴りの距離を潰していくかのように前へ出ていくが、城戸は逆に接近戦でヒザを巧みに使いマサロを嫌がらせる。マサロは蹴り足を掴んでしまうことでレフェリーから警告を受けるが、すぐさま顔面前蹴り、ハイキックと打ち込み攻勢の印象を作る。試合がもつれて掴みが多くなり、両者に警告が出される。

 3R、城戸は右顔面前蹴り、左ミドルとマサロに決める。さらにボディへの前蹴りでマサロのバランスを崩すと城戸は左ミドルを打ち込み、マサロはやはりボディが効いているかの様子。マサロは苦しいかまた掴んでしまいイエローカード、減点1が宣せられてしまう。

 マサロはスタミナも苦しいかさらに組みついてしまい、このラウンド2度目のイエローカードを出される。城戸はなおもヒザで攻め立てるが、やはりマサロは掴んでしまい、レフェリーはレッドカードを提示。反則負けにより城戸の勝利となった。

城戸のマイク
「みなさんお待たせしました、ごめんなさいね。いや、勝ってたよね? 余力残していたのに、レフェリー止めないでくださいよ(苦笑)。でもこれに勝ったら9月タイトルマッチということなので、ありがとうございます。今年の夏は練習に置いていきます。(チャンピオンの)久保(優太)キュン、株ばっかりやってるんじゃないよ。株より城戸だぞ、この夏は。煽り映像一緒に作っちゃう? じゃあモノマネいこうか」

 ここで城戸は試合の倒しぶりとマイクパフォーマンスにギャップがある武居由樹のモノマネを披露。

「はい、小笑いでいいんですよ。あのまま行っても判定で勝ってたかなと思うんですけど、まぁ…自給がちょっと上がったっていうことで、またみなさん9月に会いましょう!」

■城戸康裕選手のコメント
「(試合を振り返って?)始まってみて、向こうがデカいのかなとか想像はしてたんですけど、やっぱり戦ってみたらちっちゃいというか、72.5kgの王者とかになってるんですけど、65kgの選手だというのは感じました。攻撃とかもらっても、これじゃ俺は倒れないなと思いました。前回のイッサム(・チャディッド)選手の攻撃の方がメッチャ重かったです。イッサム選手の攻撃はメチャクチャ効いたんで。軽さはすごく感じました。

(他に印象は?)階級の差はあるでしょうね。もともと向こうは65kgでやってたし、俺は70kgの選手なんで。65vs70という試合になったのかなって感じがしますね。フィジカル面で負けてる感じも全然しなかったですし。まあ、最後の終わり方が、僕の中では後味が悪かったですけど。普通に行って、残り30秒ぐらいでしたっけ? 倒せるか倒せないかは置いといて、最後までやりたかったというのはありますね。

(今後の目標は?)次はタイトルマッチ、絶対。あれだけポスターに書いてるんだから、やってくれるでしょ、絶対。そういうつもりもあるんで、とりあえずやってもらいたいなってところですね。そこにとりあえず、全部ぶつけたいですね。ちょうど僕、先月で20年になったんですよ。

 谷山ジムに行きたいなと思って、キックボクシングやりたいなと思って、20年経ったんです。21年目なんで、20年分の集大成を次の試合で見せたいなと。しかも次でプロ70戦目なので、まあアマチュア入れると100戦以上やってるんですけど、キリのいいところで、しっかりベルト獲りたいと思います。

 ベルト獲ったら、『よっしゃベルト獲った~!』とかじゃなくて、仕事やりたいんですよ、普通に。ベルト持ってると、いろんなところに呼ばれるじゃないですか。それをやりたいがために、ベルト獲りたいっていうことです。呼んでください、いっぱい使ってください、僕を。

(K-1プロデューサーのベルトはまだ狙ってるんでしょうか?)そうなんですよね。今、宮田(充)チャンピオンがいるんで、チャンピオンに挑まなきゃいけないんですけど。総選挙とかします? K-1プロデューサーを決める総選挙。それは俺がちょっと有利か? メッチャ面白くないですか? K-1のDVD買って、そこに選挙チケットつけて。ていうか、プロデューサーになりたいです、ホントに。記者会見とかで、いがみ合ってる選手を『ちょっとちょっと、やめろよ!』とかやりたいです」

■マサロ・グランダー選手のコメント
「(試合を振り返って?)1、2Rは自分の流れの試合ができたんじゃないかと思います。ただ3Rは相手とレフェリーの2人と戦っていたように感じる(苦笑)。(相手の印象は?)城戸選手がどうこうと言うより、常に自分が一方的に攻めていて、城戸選手がクリンチばかりしてきたような印象です。今回、一番の相手は本当にレフェリーだったと思う。(今後の目標は?)過去4試合で、おそらく7~8回イエローカードをもらっているんですが、周りからイエローカードをもらうような状況ではなかったと言われている。なので、なぜこういう状況になったのか、本当に自分でも分からない(苦笑)」

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試合情報

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大会名
2018年6月17日(日) K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~
日程
2018年06月17日(日)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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