match result

試合結果

第12試合/K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
    大和ジム
    戦歴
    60戦 49勝(25KO) 11敗 0分
    66戦 45勝(32KO) 20敗 1分
    生年月日
    1993.5.11
    1987.12.10
    身長・体重
    175cm ・ 69.5kg
    170cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    愛知県名古屋市
    愛知県知多市
    SNS

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試合レビュー

 スーパー・ライト級タイトルマッチは同じ愛知出身の王者・野杁vs挑戦者・大和という一戦になった。

 1R、大和は軽やかにステップを踏み、ローからジャブ・フックとパンチを飛ばしていく。野杁もこれに前蹴り、三日月蹴りと飛ばしながらこれに相対していく。野杁はサウスポーに変わって左ロー、顔面への左ヒザ。ラウンド終了10秒前の拍子木が鳴るが、ここで野杁はフワリと跳んで跳びヒザを観まい、大和はダウン。大和は虚を突かれた形となる。大和が立って1R終了。

 2R、ダウンを奪われた大和は右クロス、左フックとプレスを掛けていく。野杁はしかし前蹴りを入れて距離を作る。野杁の左フックに大和も左フックを合わせる。パンチ主体で攻める大和だが、野杁もサウスポーからの右フックを返して反撃。大和は野杁をロープに詰めて左ボディフック。野杁はハイキックで反撃するがこれは当たりが浅い。そしてボディ、顔と野杁はヒザで反撃していく。さらに右フック、左フックとパンチをまとめて大和に迫る。だが、大和はここを脱し、左クロス、左フックと反撃する。しかし、さらに行かんとすると野杁は前蹴り、横蹴りと放って大和を遠ざける。

 3R、左フック、右フック、右アッパーと振るう大和に野杁はヒザを合わせていく。野杁が顔面ヒザを入れて押せば、大和はここでバックブロー。これに野杁は再び跳びヒザを見せるが、これはヒットしない。逆に大和が二段蹴り式の跳びヒザを放って当てる。そしてラッシュに出るが、野杁が右・左とフックを当てる。

 野杁はボディへのヒザ2連打から後ろ回し蹴り。ややこれが効いたかの大和だが、バックブローを返す。しかし野杁はボディのダメージを見逃さず、ボディフックを打ち込み「く」の字になった大和に左フック、右ストレートで攻め立て、レフェリーはスタンディングダウンを宣告。大和はファイティングポーズを取るもダメージは隠せず、野杁はさらにパンチで攻め立て、残り3秒の段階でKO勝利を収めた。

■野杁のマイク
「プライベートでも仲良くして頂いている哲也くんが相手だから、こういう試合内容になったと思います。哲也くん、本当にありがとうございます。感謝しています。僕たちは新チームになって、本当にいろいろあったんですけど、これから団結して世界一のチームになっていくんで、応援よろしくお願いします。これからも面白いカードがあるんで、最後まで楽しんでいってください」

■野杁正明選手のコメント
「(試合を振り返って?)防衛戦ということもあって、ベルトのことは全然考えてなかったです。強いファイターであり、先輩である哲也君にリベンジするということで、守る立場より挑戦する気持ちで挑んだんで。リベンジ出来て、その上でベルトを守ることが出来てほっとしてます。

(対戦相手の印象は?)本当に強かったの一言です。1Rにダウンを取っても、2Rも3Rも常にカウンターを狙ってきたんで。ちょっとでも隙を見せたら絶対に狙ってくると思ったんで。(今後の目標は?)-65kgはほとんどの選手とやらせてもらって、勝ったり負けたりもあったんですけど。-65kgで戦いたいって思う選手はあと二人だけしかいなくて。一人はゲーオ、あの試合は納得している人もいれば、納得してない人もいると思うので。決着をつけたいなという気持ちもあります。後は負けたままでは終われないんで、山崎選手にはしっかりリベンジしたいなという気持ちがあります。-65kgではその二人しか興味はないですね。

(今回は1Rからアグレッシブな攻めが見られましたが、大和対策だったのですか?)大和対策というよりも、僕がスタイルを変えて、これが本当の野杁正明だと見せたかったので。哲也くん対策で1Rからいったのではなく、これが本来の僕であるべきだと思うので。今までの僕はどうしても見がちでスロースターターだった。それはK-1では通用しないと思うので、K-1らしく1Rから攻めていこうという気持ちで今回は臨みました。

(チームの体制が変わって野杁選手自身はどう感じている?)本当に色々大変だったんですけど、チーム皆が前よりも団結力が強まって、前よりも皆で勝ちにいこうと気持ちが凄く強くなりました。そういった中でも(小澤)海斗もしっかり復帰戦でKOしましたし、僕もKOして防衛することが出来たんで、これで波に乗れると思うんで、EBISUにはまだまだ良い選手がいるんで皆で強くなっていきたいです」

※大和哲也はダメージのためノーコメント

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動画

試合情報

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大会名
2018年3月21日(水・祝)K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~
日程
2018年03月21日(水)
会場
さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
選手
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