大会情報

  • 日程 2016年10月15日(土)
  • 会場 後楽園ホール
  • 観衆

    1,850人(超満員札止め)

  • 開催日時概要

    (17:00開場/17:10オープニングファイト開始)

    大会概要

    対戦カード

    オープニングファイト第1試合◎Krush -53kg Fight/3分3R


    ラッセル拳斗 Russel Kento

    オープニングファイト第1試合◎Krush -53kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 3R 1分23秒
    • ×
    x

    笠見 玲慈 Kasami Reiji

     1R、オーソドックスの両者、まずは互いに右ローで様子見をする。するとそこから笠見が左右のミドルでラッセルの脇腹をエグり、さらに左右の連打でロープへ詰める。ブロックするラッセルだが、被弾もあり顔が紅潮する。近距離のパンチの回転は笠見が上回る。パンチをブロックして後手となるラッセルだが、そこから右ストレート、左フックをリターンしていく。

     2R、変わらず手数では笠見が上回るが、ラッセルはブロックでこのパンチを弾きながら前に出て右ローキック。笠見はワンツー、右ストレート、右アッパーと振るうがラッセルは前に来る。しかし笠見が左フック、右アッパー、右ミドルと攻撃をまとめる場面ではラッセルも後退を余儀なくされる。

     3R、ローでラッセルをけん制した笠見は、ラッセルが前に来たところで右クロスをクリーンヒット。これでラッセルは腰を落としてダウンを喫する。立ち上がったラッセルだがガードを固めて手が出ず、笠見がパンチから右ミドルに繋げてスタンディングダウンを奪取。最後も笠見が左フック、右ストレートとラッセルをコーナーに詰めて攻撃を浴びせ、スタンディングダウンで最終回のKO決着となった。

    オープニングファイト第2試合◎Krush -58kg Fight/3分3R


    小久保 裕気 Kokubo Hiroki

    オープニングファイト第2試合◎Krush -58kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        29:28/29:27/29:27
    • ×
    x

    山本 直樹 Yamamoto Naoki

     1R、山本は左ミドルを脇腹へ滑り込ませ、右ロー、跳びヒザと小久保を襲う。後手となる小久保だが、山本の攻撃をブロックで弾き、左ボディフック、右ボディストレート、右ローと攻撃を返す。しかし依然プレッシャーを掛けているのは山本。左ミドル、左三日月蹴りを入れて効かせ、小久保を後退させる。しかし小久保も左ボディフックを返して反撃する。

     2R、右ボディフックで山本の動きを止めた小久保はそこから顔へ左右フックを打ち込み、右ストレートを突き刺しダウンを奪う。立ち上がった山本は距離を取りたいが小久保はそれを許さず間合いを詰め、左フック、右アッパーとショートのパンチで襲う。山本は小久保をプッシングで下がらせ右ローで応戦。しかし小久保はプレッシャーを緩めず、近距離に持ち込み左フックの上下打ち、右クロス、右フックで山本をグラつかせる。

     3R、小久保の左ジャブが連続して山本をとらえる。山本も左ミドルをヒットさせるが、小久保は被弾しても止まらず、山本をロープ・コーナーに詰める。左ミドルと右ローを嫌がらせる山本だが、小久保を止めるには至らない。小久保は左フック、右ストレートをフルスイング。しかし振りが大きくなったところを山本の左フックと右ストレートもとらえる。しかし小久保が圧力を発して山本をロープに詰め終了。

     判定は29-28、29-27、29-27の3-0で小久保。圧力を発して山本を下がらせ勝利した。

    オープニングファイト第3試合◎Krush -63kg Fight/3分3R


    KAZUHIRO Kazuhiro

    オープニングファイト第3試合◎Krush -63kg Fight/3分3R

    • ●
    • 判定
      • 1-1
        30:28/29:30/29:29
    • ×
    x

    本村 謙太 Motomura Kenta

     1R、前に来るKAZUHIROに本村は抱え込んでのヒザを放ってしまい、レフェリーはこれに注意を与える。前進して左ストレート、右フックを振るってくるKAZUHIROに本村は下がって距離を作ってローとミドルで応戦しようとするが、本村のパンチがとらえ距離を詰められてしまう。しかし本村は左フックを当て、続けて左ハイキックのヒットでKAZUHIROをフラつかせる。だがラウンド終盤は右フックと左ストレートで攻め、KAZUHIROが印象を取り戻して終える。

     2R、勢いよく前に来るKAZUHIROに本村は右顔面前蹴り、左ミドルと見舞う。両者距離が詰まると組み合いとなってしまい、レフェリーは両者に注意を与える。右・左のワンツー主体で攻めるKAZUHIROだが、そこから掴んでのヒザを放ってしまい、レフェリーはこれに警告を与える。前蹴り、ミドルを放つ本村だが、KAZUHIROは踏み込みが力強く距離を詰められてしまう。しかしKAZUHIROの頭部がバッティングとなって本村に当たり、これで本村は左目の上が切れて出血する。

     3R、KAZUHIROは本村の蹴り終わりに前進。右スストレート、左ストレートでとらえ、本村を下がらせていく。KAZUHIROのパンチを嫌がってか、本村は打ち合いの中で頭が下がってしまう。しかしKAZUHIROも打ち合いの中で本村の首を掴む場面が見られ、レフェリーは警告を発する。本村はやや蹴りの力が落ち、ヒットさせてもKAZUHIROを止められない。だが、KAZUHIROにも消耗が見られ、両者組み合いが多くなる。

     判定は30-28(KAZUHIRO)、30-29(本村)、29-29、三者三様の結果でドローとなった。

    第1試合◎Krush -55kg Fight/3分3R


    西京 春馬 Saikyo Haruma

    第1試合◎Krush -55kg Fight/3分3R

    • ●
    • KO
      • 1R 0分31秒
    • ×
    x

    大岩 翔大 Oiwa Shota

     1R、ともにサウスポーの両者はしばらく距離を取って様子を見ていたが、大岩の踏み込みに合わせて西京は左クロスをズバリとヒット。これを直撃された大岩は続いてのミドルで倒れ、ダメージの具合を見てレフェリーは試合をストップ。本戦第1試合は31秒での決着となった。

    ■試合後の西京春馬選手のコメント
    「(試合の感想は?)昨日の減量が終わってから、うまく調整をして、会場に来てからもいいアップができたし、試合ではちゃんと相手の動きが見えたと思います。(相手は初参戦だったが、不安はなかったか?)映像を見ていなかったので、やってみないとわからないというのはありましたね。でも、自分の試合ができました。(今後の目標は?)K-1で-55kgの日本トーナメントがあれば、それを目指し勝ち続けていきたいと思います」

    第2試合◎Krush -53kg Fight/3分3R・延長1R


    出貝 泰佑 Degai Taisuke

    第2試合◎Krush -53kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:30/29:29/29:30
    • ×
    x

    隆聖 Ryusei

     1R、距離をはからんとする出貝に対し、隆聖は開始から右ストレート、右クロスと振るって襲い掛かる。出貝はまだ目が慣れていないか、これを被弾し足をフラつかせる。パンチを振るって詰めてくる隆聖を出貝はプッシングで押し戻す。そして出貝が逆に隆聖を下がらせながら右クロスを当てて1Rを終える。

     2R、この回は出貝が前に出ていくが、隆聖は左右にフットワークしてこの前進をさばく。そして出貝の前進を見て取ったかのように隆聖は右スイングフック、左フックとヒットを上げていく。このラウンド、隆聖を追いかける形となった出貝は右クロスを伸ばし、不意をついて放った左ハイをヒット。隆聖はこれが効いたか手が出なくなる。それでもダメージが回復すると左右ワンツーを出貝に見舞ってこの第2Rを終える。

     3R、両者やや離れた位置から踏み込んでの攻撃を狙う。出貝のローが下腹部に入る不運のあった隆聖だが、インターバールから戻るとフットワークで出貝の周囲を回り跳びヒザで攻撃する。出貝が前に来ても上に跳び上がってのヒザで隆聖はヒットを上げる。真っすぐ出て右クロスを伸ばす出貝と、左右にこれをかわしながらフックとアッパーを振るう隆聖。

     判定は30-29、29-29、30-29の2-0で隆聖。ベテラン出貝を降した。

    隆聖のマイク
    「今回は20点ぐらいの試合だったんですけど、もう一度、武居選手にベルトを懸けて挑戦したいと思ってますのでよろしくお願いします。次はいい試合をするので自分のことを覚えてもらえればと思います」

    ■試合後の隆聖選手のコメント
    「(試合の感想は?)100点満点中、20点くらいですね。前回、武居選手にKOで負けて、絶対挑戦したいという気持ちがあって。今日の相手はキャリア的にも上で、向こうもベルト挑戦を狙ってると思ったので、ここは勝ち星を上げておきたいなと思いました。前回、自分らしさが出せなかったんですけど、今日は出したい技も繰り出せて。最近は自分でもヘンに熱くならないで、考えて動けるようになっているんですけど、もっとアグレッシブなところを出せればKOできたのかなと思います。(今後の目標は?)-53kg級のベルトを狙っていますし、武居選手がライバルなので。まだまだ、差はありますけど、追いつければなと思います」

    第3試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    明戸 仁志 Aketo Hitoshi

    第3試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 延長判定
      • 1-2
        9:10/10:9/9:10
    • ×
    x

    渡辺 武 Watanabe Takeshi

     1R、明戸は開始から重厚な圧力を発して前に出、渡辺のパンチをガードで弾いて右ローを打ち込む。右スト、ローキック、前蹴りと下がらせようとする渡辺だが、明戸はのっしのっしと前に出て下がらない。ラウンド最後は明戸が渡辺をロープに詰めて思い左フックと右ストレートを浴びせて終わる。

     2R、このラウンドもやはり明戸は渡辺にプレッシャーを与えてロープに詰める。しかし渡辺は前蹴り、ハイ、跳びヒザと放ち、1Rより明戸の圧力に対抗する。攻撃を散らした後で放った右クロスもヒット。しかし渡辺の蹴り終わりに放った右ローを効かせた明戸は、ここから渡辺をさらに追って出て、左右の強打と右ローで迫る。

     3R、このラウンドもプレッシャーを掛ける明戸とそれを左右にさばく渡辺の構図は変わらず。しかし渡辺は明戸の突進をクルリとかわし、逆にコーナーに追い込むとボディへ跳びヒザ。これが効いたかガードを固めた明戸に対し渡辺はショートパンチを連打。

     ここは脱して出た明戸だが手数が少ない。渡辺は空振りの後でそのまま放ったバックブローをヒット。渡辺はさらにショートの連打から右ミドルで明戸の脇腹ををエグり、明戸がこれに左フックを当て返して終了となる。

     判定は29-28(渡辺)、30-27(明戸)、29-29の三者三様でドロー。延長戦に突入となる。

     EXR、開始すぐの攻防で明戸の頭がバッティングとなり渡辺は左目じりから出血。ドクターチェックの後で再開となる。勢いよく前に出て連打、右クロスを見舞う渡辺だが、明戸も下がらず応戦する。しかし再び渡辺の傷が開いてきて再度のドクターチェックが実施される。だがドクターは続行不可能と判断し、延長ラウンドここまでの攻防で判定を取り勝負を決することになる。

     判定は10-9(渡辺)、10-9(明戸)、10-9(渡辺)の2-1で渡辺。接戦を制し1回戦を突破した。

    ■試合後の渡辺武選手のコメント
    「(試合の感想は?)まとめられるところを、まとめられたというか。ただ、バッティングで切れたときは、負けるかなと思ったんで、生き残ったかなって感じですね。でも、ダウン取れなかったのは悔しいです。(このトーナメントに賭ける気持ちは大きい?)そうですね。これまでチャンスをもらって、ことごとく失敗しているので。今日はなんとしても勝ちたかったです。(トーナメントの残りの試合への意気込みは?)今回みたいな判定でも、ダウンを取って明らかに勝ちとわかる試合がしたいです。もちろん、倒せるにこしたことはないので、KOを狙いにいって。何がなんでもベルトを獲りにいきたいです」

    第4試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    佐野 天馬 Sano Tenma

    第4試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:26/30:26/28:27
    • ×
    x

    松野 祐貴 Matsuno Yuki

     1R、佐野は右ローを連続で当てて先制。松野がジャブからフック、打点の高いヒザ蹴りと迫ってもこれをブロックし右ロー、左三日月蹴り、左ボディフックと見舞う。そして松野のミドルに右ストレートを合わせて打ち込み効かせると、続けて左ボディから再度右ストレートをジャストミートしダウンを奪取。

     立ち上がった松野を佐野はさらに左三日月蹴り、前蹴りと打ち込んで追っていく。松野は前蹴りを入れ、フットワークで距離を取り、1Rを終了する。

     2R、ジャブで前進した松野は近距離で顔面面へのヒザ蹴りを放ち、これで佐野の鼻から出血を呼ぶ。しかし佐野も接近戦でヒザを返す。松野は近距離の展開に分がありと見たか、どんどん間合いを詰めてヒザを放っていく。だが、佐野も負けじと松野のボディにヒザを飛ばす。

     3R、両者胸が合うような近距離での攻防を展開。押し合いとなり、レフェリーは松野に掴みの反則で警告を与える。しかし松野は近距離からの展開を改めず、ヒザ蹴りをボディと顔面に飛ばす。だが、ここで再び相手を掴む行為が見られ、レフェリーはイエローカードを提示し松野を減点1とする。

     ボディへのヒザで入ってくる松野を佐野は押し戻し、自身もボディへのヒザ、顔へのワンツーを飛ばし、松野を追って3Rを終える。

     判定は30-26、30-26、28-27の3-0で佐野。初回のダウンと松野の掴み行為による反則、減点1もあり勝利した。

    ■試合後の佐野天馬選手のコメント
    「(試合の感想は?)じつは8選手の中で自分が一番強いと思っていたので、勝ててよかったです。(このトーナメントに向けて階級を上げたことについては?)-60kgでも問題なく、いつもどおりでした。自分に合っているかもしれないです。(今後のトーナメントの展望は?)僕が獲るためのトーナメントだと思っているので。(Krush-60kgの初代王者は兄弟子の卜部弘嵩選手だが?)そこはもちろん、意識してます。だからこそ、ベルトを獲りたいです」

    第5試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    大沢 文也 Osawa Fumiya

    第5試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        29:30/29:29/29:30
    • ×
    x

    朝久 泰央 Asahisa Taio

     1R、鋭いロー、ミドルを飛ばしてくる朝久に対し、大沢は距離を取って立ちステップインしての左フックを狙う。朝久の前進は前蹴りでストップ。大沢は左フックに続いて右フックを大きく振るってビッグヒットを狙う。だが朝久も当てさせずサウスポーからキレのある左インローを大沢に打ち込む。ロープ際に下がってステップインしてのパンチを狙う大沢だが、朝久はそこへ左インロー、左ミドルを連打し前に出させない。

     2R、大沢は前に出てプッシングを交えながら朝久を下がらせ、左右のフックでとらえんとする。だが、朝久もパンチを予期してブロッキングでこれを弾く。そして左ミドル、顔面前蹴りと大沢をとらえる。大沢は1Rと異なり下がらず前に出てプレッシャーを掛けていく。だが朝久は左インローでダメージを与えて大沢を下がらせる。

     3R、大沢はグッと重心を下げて前に出ると上下左右にフックを振るう。朝久はこの圧力を持て余し、掴みの反則見せてしまいレフェリーから注意を受ける。前に出たい大沢だが、朝久の蹴りがインロー、ミドル、顔面前蹴りと飛んでくるため思ったように間合いを詰められない。左ストレート、右アッパーと振るうが、朝久もガードして直撃は与えない。ラウンドの残り時間が少なくなると、両者近距離で互いにパンチとヒザを飛ばす。朝久がミドルを当てれば大沢は右アッパーを当て返し終了となる。

     判定は30-29、29-29、30-29の2-0で朝久。ベテランテクニシャンの大沢を降し2回戦へ進んだ。

    ■試合後の朝久泰央選手のコメント
    「(試合の感想は?)練習どおりの動きができたのですが、トーナメントを勝ち上がるにはもっと練習したほうがいいと思ったので、帰ってからすぐに練習を再開したいと思います。押忍。(-60kg級という階級については?)初めて-60kgで試合させていただいたのですが、対戦相手の大沢選手はパワーと技術があって勉強になりました。自分がいままで使っていなかった技術を持っていて。自分もチャンピオンになるからには、すべてのことができるようになりたいので、吸収していきたいと思います。押忍。(今後のトーナメントの展望は?)対戦相手の対策よりも、自分の技術を高めるために練習をがんばらなければと思いました。押忍。」

    第6試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R


    島野 浩太朗 Shimano Kotaro

    第6試合◎第5代Krush -60kg王座決定トーナメント・一回戦/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-3
        28:29/27:29/27:30
    • ×
    x

    覇家斗 Hayato

     1R、どちらも右ローを当てていく。島野は右クロスから左ボディと強打を見舞うが、覇家斗は被弾してもダメージを見せない。逆に右ストレートを振り島野を下がらせると右ローを浴びせる。だが、島野は続けて右フック、左フックとパンチで覇家斗を襲う。しかしこれに覇家斗は突如跳びヒザを放って反撃。島野が詰めんとしても小さくバックステップして距離を調整する。島野の右ローに覇家斗が右クロスをカウンターして終了。

     2R、覇家斗は跳びヒザから左右フックを繋いで島野を襲う。パンチを返す島野だが、次第に覇家斗の勢いが上回ってくる。笑顔を見せ攻防を楽しんでいるかのように余裕の感じられる覇家斗。前に出て、島野を追う展開となる。左フック、右ストレートと強打の交換でも覇家斗は下がらない。島野は左ボディをヒットさせていくが、覇家斗はダメージを見せない。逆に右ローを浴びせ、島野を苦し気な表情にさせる。

     3R、覇家斗は右ロー、スーパーマンパンチと島野を攻める。島野もしかし左ボディ、右フックとパンチを返して反撃する。島野の右ストレート、左ボディに覇家斗は顔面ヒザをリターン。両者消耗が感じられるが、互いに好戦的な姿勢は崩さない。左右ボディフックを集める島野だが、覇家斗はこれに下がらない。逆に覇家斗の圧力に島野は下がらせられる。ラウンド終盤、バックブローをクリーンヒットした覇家斗は右ストレートを追加で浴びせ、島野にスタンディングダウンを与えて終了する。

     判定は29-28、29-27、30-27の3-0で覇家斗。初参戦ながら王座挑戦経験を持つ島野を降した。

    ■試合後の覇家斗選手のコメント
    「(試合の感想は?)Krush初出場だったんですけど、お客さんの期待も感じましたし、Krushらしい試合という部分で葛藤した部分もあったんですが、自分の試合を貫けたと思います。(Krushの印象は?)最高ですね! 声援も凄いですし、最高しかないですね。(トーナメントの今後の展望は?)みんながチャンピオン目指す中で、自分もその一人なので。島野選手は優勝候補の一人だったと思いますし、自分としても好きな人間性だったので、その選手に勝ったからには優勝目指したいですね。(今回、100\\%の力を出せた?)いや、KO決着できなかったので。今後の試合で見せたいと思います、期待していてください!」

    セミファイナル(第7試合)◎Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R


    中澤 純 Nakazawa Jun

    セミファイナル(第7試合)◎Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R

    • ●
    • KO
      • 2R 3分3秒
    • ×
    x

    ソン・スター Son Star

     パンチとローの好戦的ファイトで-65㎏王座を目指す中澤に対するは、韓国中菱級の実力者としてKrush初参戦となるソン・スター。

     1R、左ミドル、右ローのソンに対し、中澤はジャブから右ローを当てプレッシャーを発してロープに詰める。しかしソンはすぐ前に出てリング中央に戻す。両者中間距離でパンチのコンビネーションから右ローを出し合う。まだ均衡は破れない。互いにガードがしっかりしており、パンチをブロックして当てさせず大きなダメージを負わない。

     2R、中澤はジャブと右ローの交換から変化をつけ、左フックをボディと顔面に送り、続けて跳びヒザと攻めのパターンを変えていく。徐々にソンを下がらせ始める中澤。逆にやや疲れが見え始めたソンに、中澤はジャブ、右ロー、ボディへのヒザとヒットを重ねていく。ソンはボディへのヒザで反撃をするが、中澤はここへ左フックをカウンターで合わせ、そこから連打で攻め立て最後は右ストレートでのソンをマットに沈め、ノックアウトで試合を締めた。

    ■試合後の中澤純選手のコメント
    「(試合の感想は?)今回はなかなか相手が決まらなかったし、いままでと練習環境も変わって。そういう中で仲間やトレーナーがいてくれたおかげで、今日の結果を迎えられた、と思います。なかなか練習場所がなくて、環境的にはキック人生で一番つらかったんですけど、その中で勝てたのは大きいと思います。自分の第二章の始まりというか。(-65kg級のベルト返上に伴い、新王者決定トーナメントの開催が決定したが?)僕しかいないと思います。KOで勝つか負けるか、Krushらしい試合するのは僕なので。優勝するのは僕でしょう! そうすれば、よりKrushはエキサイティングなイベントになると思うので。Krushを盛り上げるのは僕だと思います!」

    ダブルメインイベント第1試合(第8試合)◎Krush -63kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R


    佐々木 大蔵 Sasaki Daizo

    ダブルメインイベント第1試合(第8試合)◎Krush -63kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 3-0
        30:28/30:27/30:26
    • ×
    x

    岩崎 悠斗 Iwasaki Hiroto

     全8選手参加のトーナメントを制し、Krush伝統-63㎏のベルトを巻いた王者・佐々木とその佐々木に昨年4月の対戦でダウンを奪い勝っている岩崎によるタイトルマッチ。

     1R、自ら下がりロープを背負って立った岩崎は、佐々木のローに対し自らも右ローを返し、ワンツーを放つ。佐々木はガードを保ったまま右ロー、左三日月蹴りで岩崎のボディをとらえる。

     岩崎は前蹴りをボディ、顔面と蹴り分ける。そしてジャブを佐々木にブロックで拾わせ、右ローを打ちつける。佐々木はしかし構えを崩さず、右ローと左前蹴り、左三日月蹴り。岩崎のローに右ストレートを合わせて転倒させた佐々木だがこれはノーダウンの判定。

     2R、岩崎はやはり下がってロープを背にして右ロー、左ジャブ。佐々木は堅固な構えからジャブと右ローと堅実な攻めを見せる。両者拮抗状態で攻勢はどちらにも傾かない。

     ラウンド終盤、岩崎がバランスを崩したところを佐々木はロープに詰め、まず左ボディフック。これで岩崎を打ち合いに呼び込み、岩崎の左フックに逆に左フックをカウンターしてダウンを奪う。

     立ち上がった岩崎を左ボディから再度攻める佐々木だが、ここは岩崎がしのいでピンチを乗り切る。

     3R、後のない岩崎は跳びヒザ、ハイキックと大技を放つが、佐々木は当てさせない。これまで同様ガードの奥から冷静にヒットのチャンスを狙う。そして接近戦で岩崎に左ボディ、右クロスと打ち込む。

     岩崎は前に出て佐々木を押していく。しかし佐々木のガードは破れない。佐々木は右ストレートを浴びせ、横へフットワークして岩崎の前進をいなす。前に来る岩崎のガードの隙間を縫って、アッパー、右クロス、左ミドルと打ち込む佐々木。岩崎は逆転を狙って顔面前蹴り、ハイキックと放つが、クリーンヒットは得られずタイムアップとなる。

     判定は30-28、30-27、30-26の3-0で佐々木。ダウンを奪ってのリベンジで初防衛を果たした。

    佐々木のマイク
    「今日はKRESTとしてでましたが、前田先生に14年間お世話になったことは変わらないので、前田先生、14年間ありがとうございました。これからは渡辺代表率いるKRESTで戦っていくので、チームドラゴン以上に常勝軍団にしていきたいと思うので、応援よろしくお願いします。来年2月、K-1のライト級トーナメントが行われるんですけど、宮田さんエントリーお願いします。岩崎選手はリスペクトしている選手なので、ありがとうございました」

    ■試合後の佐々木大蔵選手のコメント
    「(初防衛は緊張した?)いや、観るのとやるのは違いますが、いままで先輩が戦ってきたのを観てきたので。今回は過去に一度負けてる岩崎選手との試合なので、モチベーションも高くなったし、絶対に負けられないという気持ちがありました。(前の試合とは違うものになった?)1年半前と一緒だと、格闘技を続ける意味もないですし、ドンドン練習を続けてきたのが勝利につながったと思います。6月にベルトを獲ってから4カ月、濃い日々でした。応援してくれる人も増えましたし、お返しができてよかったです。

    (-Krushの63kg級は“黄金の階級”と言われているが、今後の展望は?)2月にK-1のライト級トーナメントがあるみたいので、どんな選手が出場するかわからないですけど、Krush代表として出場して、K-1のベルトも狙っていきたいと思います」

    ダブルメインイベント第2試合(第9試合)◎Krush -67kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R


    渡部 太基 Watabe Daiki

    ダブルメインイベント第2試合(第9試合)◎Krush -67kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R

    • ●
    • 判定
      • 0-2
        27:28/27:27/26:28
    • ×
    x

    塚越 仁志 Tsukakoshi Hitoshi

     両者は昨年11月にベルトへの挑戦権を懸けて対戦。右ストレートで塚越が先制ダウンを奪ったが、渡部が左ハイで2度のダウンを奪い返して逆転勝利。渡部はその後ベルトを奪取し王者となった。タイトルマッチに変わっての再戦はさらなる激闘の予感が漂う。

     1R、開始から向かった渡部に塚越は右ストレートから返した左フックをヒット。渡部はいったん後ろに戻る。ミドル、ローを放つ渡部に、塚越は右ミドルから連携した左フックをヒット。しかし渡部はこれでひるまず逆に前へ出て、左ストレートで塚越を攻め攻勢となる。塚越は詰められないよう左回りして プレッシャーを避けていく。しかし渡部は左ストレートを当てて迫る。塚越はロープを背負うと駆けるようにしてロープ際から出る。

     渡部は塚越の右ストレートを被弾しても前進を止めない。そして前回2度のダウンを奪った左ハイ。塚越も跳びヒザを繰り出し反撃し、さらに渡部に右ストレート、左フックを見舞い、ボディにヒザを突き上げる。渡部は大きく息を吐き出して反撃に転じ、左ストレート、ボディへの前蹴りと打ち込み、盛り返して終える。

     2R、このラウンドも前に出てくる渡部に塚越は前蹴りを打ち込んで抑え、左右のステップワークで圧力を正面で受けないようにする。やや前進を止められる渡部。そこへ右ストレートを当て、塚越は左フック、前蹴りと猛ラッシュ。渡部はダメージを感じさせガードが落ちる。塚越は警戒しながらも右ストレート、左フック、右ヒザから返しの左フックをクリーンヒット。そして跳びヒザからの左フックで遂に渡部を前のめりにダウンさせる。

     ダメージを感じさせる渡部だが立ち上がる。塚越はボディへのヒザから右ストレート、そて左フックから繋いだ右ストレートで2度目のダウンを奪う。

     塚越は試合を決めんとボディへのヒザ、右ストレートと攻める。しかしロープを背負っいた渡部は左ストレートから前に出ていく。そしてここでも左ハイを繰り出す。塚越は前蹴りで渡部を下がらせ、2Rを終える。


     3R、塚越は前蹴りで渡部を抑えんとするが、渡部はグイグイと前に出て来る。そして左右のストレートで塚越に迫る。左ハイも繰り出し、塚越をとらえていく。そしてさらに放った左ハイで塚越をダウンさせる。倒れた塚越はしかし冷静であるか、ゆっくりゆっくり休んでから立ち上がる。

     塚越は前蹴りを放っていく。渡部へは左ミドル、左ストレートと迫り、塚越は腹を決めたように打ち合うう。頭を振りながら右ストレート、左フックを放つ塚越。渡部の左ストレートをかわし塚越は右ストレートを放っていく。

     だが、次第に渡部が押してきて左ストレートで迫る。ボディへのヒザを打ち込む塚越だが、渡部は削られず止まらない。左ストレート、右フックと塚越を襲う。塚越は必死でクリンチして抑える。ボディへのヒザを打ち込んでも渡部は左ストレートと左ハイで迫る。押される塚越はここでもクリンチ。さらに渡部が左ストレートを打ち込み終了。

     判定は28-27、27-27、28-26の2-0で塚越。敗れた渡部は勝者を称え、その手を掲げた。

    塚越のマイク
    「今日はご来場頂き本当にありがとうございます。渡部選手、本当に強かったです、ありがとうございました。初めてベルトを巻くんですけど、長かったです。ここまでずっと応援してくれた人たち、周りの仲間、本当に感謝です。でも本当に長かったので出来が悪くてすみません。ベルトを巻いている以上、強い相手と戦ってどんどん守っていくので、塚越仁志をよろしくお願いします」

    ■試合後の塚越仁志選手のコメント

    「初挑戦でベルトを獲得した感想は?)不思議な感じですね、夢を見ているようです。(試合は壮絶だったが?)お客さんの声しか聞こえなくて、あとは何も覚えてないです。断片的に攻められているところが出てくるんですけど、勝ったんですよね?(笑)。まったく覚えてないです。まだ、全然実感がないです。(今日を迎えるまで、どんな思いだった?)とにかく、悪夢にうなされ続けました(苦笑)。魔裟斗さんに『初めてのタイトルは緊張するぞ』って言われてから、悪夢を見てました(苦笑)。でも、67に転向してからはやり続けたことが変わらないので、それが出たのかなって思います。(デビュー10年目で巻くのも珍しいというか)余計、縁が浅いものと思っていたので、でも、獲ったからにはチャンピオンとしてやっていきたいです。リングで巻いたときもフワッとしてましたし、いまだに夢見ているような気がします。(選手の相性は感じる?)そうですね。渡部選手は気持ちの強い選手なので、最後まで気を抜けないし、渡部選手だからこういう試合になったのかなって思います。前回負けて、今回勝った感じなので、このままじゃ終わらないんじゃないかなって。あんまり考えたくないですけど(苦笑)。

    (試合に臨むにあたって一番考えてたことは?)練習を一貫してやってたことを、リングが変わってもやること。それができたのかわからないですけど、その結果がコレ(ベルト)なんだと思います。(いま、何がしたいですか?)コレ巻いて、バイク乗って、そのへんをグルグルしたいなって思いました。しっかり守っていきたいと思います。(今後の展望は?)誰の挑戦でも受けますし、どんどん試合をしていきたいです。しっかり防衛していきたいです。(左右田選手が泣いていたのは?)知ってます、グッときますね。左右田さんにずっとバカにされ続けたんですけど、その左右田さんが一番喜んでくれたので」