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三宅祐弥「どんな展開になるか分からないですけど、おそらく、早い段階からガンガンペースを作ってくるはずなので、そこに「スコーン!」っていう合わせが決まれば、一気に展開も変わるんちゃうかなって思ってます」

「Krush.193」10.31(土)後楽園ホール大会

10月31日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.193」の[第8試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]に出場する三宅祐弥選手のインタビューを公開!




──Krushでの試合は2月の中野大輝戦以来になりますね。


三宅 はい。その後、5月に福岡で試合して、KPKBスーパーフェザー級王者になりました。


──おめでとうございます! これで今年は2連勝ですね。


三宅 そうですね。連敗が続いてからの2連勝という形ですね。言い訳になると思うんですけど、ジムをオープンしたてだったので、指導もする中で現役生活をする難しさを味わって、連敗につながって。自分が出稽古に出たり、出歩く時間すらもなくて、練習相手もいなかったですからね。でも最近はやっとジムが安定してきたというか、土台を作れて、そこから、ずっと昔、まだ自分がプロになる前から教わっていた先輩に来てもらうようにして、その人とずっと組んでやってきたことが形になってきている感じですね。


──そうなんですね。では、原点回帰できているという部分もある?


三宅 本当にそんな感じです。地元の先輩で、昔は公園とかでずっと教えてもらってきた人なので。昔はずっとその人と対戦相手のことを調べて、相手の隙を突くというか、カウンターを狙ったりとかっていうのをやってきたんですよ。でもプロになって相手のレベルも上がっていく中で、そんなに簡単に隙ができるものでもないので、そのあたりの難しさも感じるんですけど、そこもしっかり話し合いながら、できることをやってきています。


──それがベルトという形に結びついたわけですね。タイトルを獲った持ちはどうですか?


三宅 代表としてジムをやりながらなので、どの団体であっても、チャンピオンになるという形はやっぱり必要だったし、一つの形は作れたかなと思いますね。あと会員さんたちにもいい刺激を与えたられたし、子どもたちにも、「続けてたらチャンピオンにもなれるよ」ということを教えてあげられたかなと思います。


──自分の心境にも変化がありますか?


三宅 別にチャンピオンになったからといって、急に何かが変わるわけじゃないですけど、今までずっと応援してくれたスポンサーさんとか、友達とかにも、一つの形を見せられたので、ちょっとホッとした気持ちにはなりましたね。


──そして、今年の3戦目は関口功誠選手との試合になりました。階級を上げてきての1戦目ですが、印象は?


三宅 メチャクチャ強いですよね。スピード、テクニック、パワー、技術面もそうですし、何よりもやっぱり気持ちの強さがありますよね。ここぞという時に出てきたりとか、どれだけ苦しい状態でも前に入ってこれる強さは魅力的だなと思います。


──では、突破口はどういうところだと思っていますか?


三宅 どんな展開になるか分からないですけど、おそらく、早い段階からガンガンペースを作ってくるはずなので、そこに「スコーン!」っていう合わせが決まれば、一気に展開も変わるんちゃうかなって思ってます。


──では、この試合に向けての練習は、その「スコーン!」を出すためのものになっている?


三宅 そうですね。相手が全然強いのは分かってるので、僕の武器を磨いてきました。もうずっとそれをやってきてるので、警戒しといてくださいっていう感じですね。


──しかしKrushでは昨年の篠原悠人選手だったり、強い相手との対戦が続きますね。


三宅 いつも「マジか!」とは思いますけど、まあ、仕方ないですよね。運営が選んでくる相手なので、断ることはないですから。以前はどれだけ強い相手を用意されても、そこに追いつくだけの対策練習とか、対人練習なんて全くできてなかったので、そういう面でメンタル的にもちょっとしんどい部分があったんですけど、今はもうその先輩とずっとやってこれて、2連勝できているので、そのあたりに関してはもう心配ないかなという自信はあります。


──もう以前とは違うと。


三宅 はい。ここで勝ってしまったら、次が怖いなっていう感じはあります。関口選手は前の試合でタイトルマッチをやっていて、新美貴士選手にも勝って、トップ戦線でやってきているので、もしここで勝てれば、もっとすごい舞台でやれるはずなので、そこは目指したいですね。まだまだ現役をやめるつもりは全くないので、チャンスやなと思います。


──ジムの方も、もっとこうしたいみたいな思いも出てきているのでは?


三宅 ジムはもうちょっとで丸3年になるんですけど、以前は家賃を払うので精一杯やったというか、最初は家賃すらも払えなかったんですよ。
そのジムの経営をしながら、選手もやりながら、夜勤で仕事もしながらだったので、メンタル的にすんごく削られてたんですけど、いろんな人の協力もあったし、やり続けてたから、こうなれましたよっていう感じですかね。


──今はジムを存在が力に変えられている?


三宅 本当にそれはあります。ジムがどこまでいけるか分からないですけど、でも自分が試合に出続けるのもやっぱ大事やし、子どもたちにも「頑張れよ」って言ってるので、元気はもらってます。


──では最後に、改めて今回の試合への“決意”をいただけますか?


三宅 以前、入場でダンスをやっていた時期があって、しばらくやめていた期間があったんですけど、今回はバイオリンの生演奏で入場する予定なんです。バイオリンって言ってもポップな感じなので、入場からお客さんを巻き込んで、手拍子してもらって、もう入場から華やかにしたいと思っています。僕の試合は第8試合なので、たぶん休憩の後やと思うんですよ。休憩で1回熱気が落ちてると思うんですけど、その入場で盛り上げれたらなと思います。SHOGOっていうバイオリニストに、『The Beach』って曲を演奏してもらいながら、一緒に入場してもらうので。
だからまず入場から楽しみにしてくださいっていう感じですね。


──そうなんですね。


三宅 当日はハロウィンの日やし、お客さんにもせっかく来てるんやったら、楽しんでもらわなきゃだめなんで。ABEMAのコメントとかも、アンチというか、叩く人が多いじゃないですか。そこで「コイツ、もうええって」とか「はよリングに入れや」とかって言われたら勝ちかなって思ってます(笑)。試合ももちろん大事ですけど、入場からやっぱ楽しませてナンボというか、僕も楽しんでいくので。


──分かりました。ありがとうございました!
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