カマラと激突の稲垣柊「ニュー稲垣柊を見せる」、オウヤン・フェンと対戦の齋藤紘也「70kgに穴開けまくる」=11.23K-1REVENGE II
[K-1 スーパー・ライト級] ではアラッサン・カマラ(セネガル&フランス/Emergence Le Havre) と稲垣柊(日本/K-1ジム大宮チームレオン)が激突。[K-1 スーパー・ウェルター級] では、第5代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者のオウヤン・フェン(中国/Team Ouyang Feng/CFP) と、齋藤紘也(日本/K-1ジム川口ブルードラゴン) の対戦が決定した。
会見には、カマラと対戦する稲垣、オウヤン・フェンとのマッチアップが決まった齋藤が登壇して、それぞれ意気込みを語った。
ともに注目の試合とあって、いつも以上に気合いが入っている様子。稲垣は「ニュー稲垣柊を見せる」と語れば、齋藤は「70kgに穴開けまくる」と70kgへ本格参戦を宣言した。
以下は、2選手の会見での全コメント。
――対戦するアラッサン選手の印象は?
「皆さんも見てわかるとおり、獰猛で野性味溢れるファイターです。あとは手足が長いです」
――警戒するポイントは。
「身長に比べて本当に手足が長いと思うんで、自分もリーチは得意ですけど、まずは距離の取り方からしっかり丁寧に試合をしていきたいと思います」
――9月大会の朝久泰央チャンピオンとアラッサン選手の試合は、どんな印象を受けたか。
「アラッサン選手もそうですけど、朝久選手がすごくレベルアップしているなと思いました。でも、あの試合はダウンもKOもなかったので、今回はそれを超えて倒すということをテーマにしたいと思います」
――成長しているなという印象を受けた点は?
「全体的にパワーもそうですけど、パンチ、キックの回転だったり、全てにおいて感じました」
――今回は、ただ勝つだけではなく、朝久戦以上の内容がテーマになる?
「次の挑戦者は僕しかいないっていうのを内容で本当に圧倒して、判定ではなくて今回はしっかり倒して勝ちます」
――ファンに向けての一言。
「ニュー稲垣柊を見せて、K-1世界王座獲得に向けて最高の試合にしたいと思います」
――今回のテーマはリベンジ。どんなリベンジがあるか?
「僕は本当に、何度もK-1世界王者になるチャンスをいただいてきましたが、敗北しているのでK-1へのリベンジです」
――意気込みを。
「ニュー稲垣柊を楽しみにしててください」
――齋藤選手が自信満々だが、期待していいか?
「そうですね。もう全然70kgでも僕は大丈夫だと思う。僕も65kgで終わるつもりはないんで」
――ちなみに何階級を目指しているか?
「僕も(齋藤のように)75kgとか言いたいけど、70kgがMAXですね」
――タイで特訓していたが、理由とどんなジムでやっていたのか。
「昨年11月の負けを経験して、何か新規で取り入れなければいけないっていうのを考えて、デビュー戦の最初の頃って結構蹴りを得意としていたんですけど、最近パンチになっちゃってたんで。だったらムエタイやってこようかなっていうのでタイに行きました。タイではPKセンチャイジムで2ヵ月間打ち込みました」
――どんな有名ファイターと練習?
「タワンチャイ選手を目当てに行ったんですけど、ちょうど怪我しちゃってて。でもPKセンチャイジムはすごい選手がたくさんいるんで、すごい濃かった2ヶ月でした」
――何が一番自分の中で変わったか?
「スタミナがついたかなって思います。あとはこの展開の速いスピード感は、K-1は3分3Rしかないんで。最初から全速力でいく試合を今回はしたいと思っています。ニュー稲垣柊をお見せします」
――そのニュー稲垣柊は最初からスピードでガッと行く?
「僕は最初にゆったりと入っちゃう癖があって。僕は斎藤選手とは違って臆病で、結構ディフェンシブに試合するんで。でも、それだと1R取られたら意味ないですし。そこは僕自身、前回の朝久戦で経験したんで、ディフェンシブになりながらもしっかりポイントを取っていくっていう展開の速い試合を見せたいです」
――朝久泰央選手へのリベンジは、いつ?
「結果次第ですけど、バッチリ倒して勝てば、次ってまたファンの人は思うと思うんで。11月に倒して、来年の春くらいにやり返したいなと思います」
――待ってろよという感じ?
「待ってろよ!」
――オウヤン・フェン選手の印象は?
「去年の10月、11月までK-1チャンピオンの選手。すごくバランスが良く、攻撃、防御、フィジカル、スタミナ、全部の面でレベルの高い選手だと思います」
――9月は怪我による欠場だったと思うが、現在の状況は。
「10月に入る前にはもう完治して、今すごい安全で練習できてますし、初の70kgということで、フィジカル面でもスタミナ面でも今一番強度の高い練習しています。何も問題ないです」
――どういった試合になりそうか?
「自分うまく戦うタイプじゃないですし、距離取って戦うタイプでもないんで、ジリジリ詰めていって自分の距離で戦います。オウヤン・フェン選手も距離を取って戦うタイプではなくてバチバチで来ると思うので判定なしでKO決着になると思います」
――今回のテーマはリベンジ。どんなリベンジがあるか?
「自分にとってのリベンジは、過去の自分を超えることです。プロ格闘家になって5、6年経ちますけど、その集大成です。それが正しかったのか。Krushチャンピオンになったり、負けも経験してますけど、この格闘技人生が正しかったのかどうか、良かったのか悪かったのか。それが11月23日に分かると思う。自分にとってのリベンジは、証明です」
――意気込みを。
「いつも応援してくださる皆さん、ありがとうございます。今回初の70kgで、ファンの方から『なんだ斎藤かよ』という人がいると思いますけど、本当に11月23日に試合を見てもらえば、『斎藤でよかった。斎藤すごい』と言ってもらえるような手のひら返しを見せたいと思ってるんで、ぜひ期待していてください」
――確認ですが、階級を70kgに上げて本格参入する?
「いや、本格参戦っていう感じでは自分的にはないんですけど、本当に67kg、70kg、自分だったら75kgでもいっちゃいたいくらいなんで。オールラウンドでいきたいと思ってます」
――3回級をまたかけると。
「はい。もう何kgでもいっちゃいたいなと思ってます」
――同じ系列に同階級の松本和樹選手がいるが、話は?
「はい、しました。世界トーナメントに和樹さんも参戦しているんで、いろいろと70kgの選手はこういう選手が多いとか、アドバイスをもらいました」
――70kgで、なかなか日本人が勝てないという状況が続いているが、そこに風穴を開けるという自信は。
「めちゃめちゃあります。穴開けまくります。本当に楽しみにしててください」
――その根拠は。
「なんか、もうすごいワクワクしてるんですよね。恐怖心とかもなく。なんか本当めっちゃ楽しみで。結構どうなるんだろうっていうポジティブ思考でやってるんで、勝つ想像しかないです。それが自信になってるのかなと思います。勝ちます」
――70kg一発目でオウヤン・フェン選手はハードルが高い印象について。
「やっぱりハードル高ければ高いほど自分は成長していくタイプなのかなと思ってるんで。高い壁こそ越した時に最高だと思うんで。楽しみです」
――今回のオファーが来た時にどう思ったか?
「素直に嬉しかったですし、こんなビッグチャンスを怪我で試合を飛ばしたのに貰っていいのかっていう感じだったんですけど、素直にめちゃめちゃ嬉しかったです」
――予想はしてなかった?
「まあ、元々70kgでも試合をしたいと思ってたんで、それもちょっとずつ K-1側に伝えてたんで。それでこのオファー来て運がいいなっていうか、ほんとビッグチャンスだなって感じです」
■4選手の近況とプロフィール
稲垣は昨年11月に朝久泰央と第8代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、本戦判定0-2の僅差で惜敗。今年5月の塚本拓真は勝利で再起した。
カマラは今年9月のK-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチで朝久泰央の王座へ挑戦し激闘を繰り広げたものの判定負けを喫し、今回は巻き返しのチャンスとなる。
齋藤は、昨年12月に大石昌輝から判定勝ちを収めて第11代Krushウェルター級新王者に輝いた。今年6月にRIZINにも参戦し、TAaaaCHANから1RTKO勝ち。9月にKrush王座の初防衛が組まれていたが、怪我により欠場に。今回は、怪我からの再起戦となる。
オウヤンは、昨年11月に行われた『K-1 WORLD MAX -70kg世界最強トーナメント』準々決勝でジョナス・サルシチャに敗北も、今年10月2日に中国でスッサコーン・ソー・クリンミーから2RKO勝ち収めて完全復活をアピールした。
[K-1 スーパー・ウェルター級]
オウヤン・フェン(中国/Team Ouyang Feng/CFP) Ouyang Feng ※天津阿福ファイトクラブ/CFP から所属変更
97.10.10 生/中国・安徽省出身/28歳(※試合時は29歳)/181cm/オーソドックス/35戦32勝(9KO)3敗
<主なタイトル歴>
第5代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者
初代WLF MAX世界-70kg級王者
WLF武林風スーパールーキー -70kg級王者
2023 年中国キックボクシング選手権-75kg級優勝
IPCC 中国 -70kg級王者
X:@OuyangFeng1997
instagram:@ouyang_feng66
齋藤紘也(日本/K-1ジム川口ブルードラゴン) Koya Saito
00.5.18 生/宮城県石巻市出身/26歳/187cm/オーソドックス/14戦12勝(7KO)2敗
<主なタイトル歴>
第11代Krushウェルター級王者
X:@kkouya0518
instagram:@0o0_ko.0
[K-1 スーパー・ライト級]
アラッサン・カマラ(セネガル&フランス/Emergence Le Havre) Alassane Kamara
99.11.21 生/セネガル・ダカール出身/25歳(※試合時は26歳)/174cm/オーソドックス/18戦15勝(8KO)3敗
<主なタイトル歴>
サバット・プロ-71kgトーナメント 2回優勝
サバット・フランス選手権 3回優勝
CDG-71kg 王者
X:@akbxng76
instagram:@alass_glsn
稲垣柊(日本/K-1ジム大宮チームレオン) Shu Inagaki
00.1.29 生/埼玉県さいたま市出身/26歳/183cm/サウスポー/20戦16勝(7KO)4敗
<主なタイトル歴>
第9代Krushスーパー・ライト級王者
第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント準優勝
X:@k_1shu0129
instagram:@k_1shu0129