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朝久泰央、盟友・平本蓮の試合に刺激「野生的な強さを見せたい」=「K-1 WORLD MAX 2026」9.12(土)代々木第二

 9月12日(土)、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2026』の[【株式会社 torio PRESENTS】K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R] で、アラッサン・カマラ(セネガル&フランス/Emergence Le Havre)の挑戦を受ける王者・朝久泰央(日本/朝久道場)が、前日計量後の囲みインタビューで試合直前の心境を語った。
――昨日のRIZINで、親交のある平本蓮選手がダウトベック戦で復活勝利しました。判定の批判も出ていましたが、どう見ましたか。

「そういう声があるのは、やっぱり批判されるくらいのことをした証だなと思いました。ダウトベック選手も強かったし、それを僅差とはいえ勝ち切った蓮君は、774日ぶりの積み重ねた努力が形として報われて、自分は嬉しかったです」

――仲間として応援していた感じですか?

「自分も、拳骨をやって(粉砕骨折)2年間で復活しました。復活してすぐにブラックローズとして一緒に力を貸してほしいと声かけてくれたのも蓮君。逆に自分の地獄の2年を一緒に歩いてくれたというか、救ってくれたのが蓮君だったんで。彼の2年はボロカス書かれてたり言われたと思うんですけど、あそこを乗り越えた尊さに、心から嬉しかったです」

――魂が見える試合でしたね。

「本当に魂が伝わったなという感じですね。野生的にどっちが強いかっていうなんかもうほんとギリギリの戦いで。最後にああやって魂が見れるっていうところが、自分は格闘技の好きなところというか、かっこいいところだと思ってるので。ああいう魂を見て自分も燃えるものがありました」

――打たれる場面もありましたね。

「それでも蓮君ならやってくれるって信じるのが仲間だと思います。正直やばいなとも思いましたけど、彼はそういうところを跳ねのけて今の立ち位置があるので、最後まで信じるという形で、蓮君頑張れっていう感じでした」

――朝久選手は、明日タイトルマッチがありますが刺激を受けたと。

「めっちゃ煽りますね(笑)。カマラは、本当に世界の中心に立てるような選手だとは思いますけど、その上に俺がいるんで。それぐらいのつもりで、思いっきりしばいてやろうと思っています」

――カマラ選手と向かい合って感じたことは。

「向かい合った時、獣の強さを感じました。彼は今日会って、ハグというか身体をペタペタ触ってきて、なんか人懐っこくて可愛いやつだなとは思ったけど、一瞬自分も目力入れたというか、戦闘モードになった瞬間に、彼もそんな感じの獣の感じが出てたんで、やっぱり強いやつだなっていうのは感じます」

――彼は、試合は喧嘩だと言っていました。

「自分もそんな感じですね。喧嘩じゃ収まりきらない部分がありますけど」

――1秒でも早く倒したい?

「やっぱりそこですね。カマラが相手だからとかじゃなくて、やっぱりK-1もそうだし、キックボクシング、格闘技もそうだし、今なんかこういうテクニックがすごいねと自己満足の試合が全体的に多いと思ってるんで。そうじゃなくて、世間一般で見た時に生物的に強いなっていう、そういうシェイドゥラエフとかじゃないですけど、そういう野生的な強さを見せたいなと思ってます」

――カマラ選手は評価が高く、かなりの強敵という声もあります。

「いろんなメディアに話すことがあるんですけど、なんかチャンピオンっていう立ち位置になって、そんな雑魚を何人やっつけても結局変わらないじゃないですか。例えばそういう戦いで、将軍がいるなら将軍をやらないと、結局その辺の兵隊を何人やっても意味がないので。だったら一番強いやつがいいなと思ってたので、いい選手が来て嬉しいなっていうのはありますね」

――どんな試合になると思いますか?

「明日、本当にどっちが勝つにしても一瞬だなって思ってるんですけど、それってやっぱり自分も仕掛けるし、相手も仕掛けるからそういう瞬間があると思う。戦いとしてどっちかが勝つなら一瞬って言ってるだけで、自分はそれを確実に掴み取る練習はしてきたんで。 その歯車を先に噛み合わせて、自分がほんと一瞬で勝っちゃったねって、そういう試合をしたいなと思ってます」

――明日チケット完売については。

「やっぱり、俺が出るからだなと思いますね。前回の福岡大会がただ滑りだったんで、正直自分が出てないのもあって。だから今回は満員でできるっていうのは嬉しいなと思います」

――俺のおかげだと。

「そう書いておいてください。満員は朝久さんのおかげだって。勘違いするなって」

――試合順について、いろいろな意見が出ています。

「逆に何言ってんだろうって思いましたね。自分は愛犬の“はち”が、今空にいるんですけど、8試合目という数字が嬉しかったので、やった“はち”だと思ったぐらいで。でも、結局、自分の強さがある選手って1試合目でやっても、あいつはやばかったなって余韻を最後まで引っ張っていく。強いやつって結局何試合目であっても最後まで引っ張るんですよね。だから、その試合順でいろいろ言ってる奴は所詮そんなもんなんだなというか。2試合目で文句言ってるんだったら、お前は所詮2試合目レベルだよと思います」

――平本蓮選手に連絡をしたりとかは。

「あったんですけど、それはやっぱり試合後とかになると彼も忙しいと思うんで、試合の水抜き前の段階ですね。彼が一番落ち込むであろうというか、そういう時に自分はこれまでの蓮君が過ごした地獄みたいな2年間が報われるのを願ってるからと伝えて。いつもこういうきつい時にありがとうございますとか、必ず自分も勝つんでお互い勝ちましょうねみたいな、そんな感じでメッセージもらいました」

――落ち着いたら、二人で会うという感じですか。

「どうですかね、自分がなかなか東京へ来ないのもあるし。なかなか自分は酒とかも飲まないのであるんですけど、また蓮君とはいろんなとこで会いたいなとは思います」

――愛犬は、いつ天に召されたんですか。

「YURA君と試合するちょっと前ですね(24年12月にRIZIN大晦日大会でYURAと対戦=判定勝ち)。だから一番自分が、かすのような思いしてる時だったんで。地獄からやっと復帰したかなくらいにKrush(龍華から勝利)で復帰したんですけど、その時だったんで。自分は、ずっとデビュー前からハチがいてくれたんです」

――犬種は?

「豆柴です」

――お互い獣になると言っていましたが、朝久選手はどういう獣になりますか?

「それは豆柴ですよ(笑)。まあチャンピオンなので、王という存在としてはライオンっていうのがいいかなと思うけど。相手はゴリラですかね」

――ライオンの方が強い?
「強いですね。実際ゴリラの方が強いって言う人もいるじゃないですか。でも動物の王様はライオンなんで。そして明日はライオンの方が強いんで、俺が勝ちます」

――他にもタイトルマッチやトーナメントがありますが、ご自身の試合ではどんなインパクトを?

「やっぱり試合が終わった後に、朝久がやっぱり強かったなっていう。階級がどうだとか、 MAXトーナメントがどうだじゃなくて、朝久泰央がやばかったなって。そんな試合を見せたいなと思ってます」

<2人の近況>

 朝久は、24年12月にRIZIN大晦日大会でYURAから勝利。25年5月もRIZINに参戦し、ウザ強ヨシヤからTKO勝ち。7月はK-1でダニラ・クワチから勝利し、11月に稲垣柊を破り第8代K-1 WORLD GPK-1スーパー・ライト級王者となった。今年4月のRIZINではシンパヤックから1RKO勝ちを収めた。

“サバットキング”カマラは26年2月のK-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界トーナメント準々決勝でダリル・フェルドンクと対戦。当初、フェルドンクの相手はカマラツインズのアルフォセヌーが戦う予定だったがアクシデントで欠場となり、アラッサンが代替出場した。前回は今年4月にK-1スーパー・ライト級(65kg)に階級を落として佐々木大蔵からTKO勝ちしている。
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