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明日タイトル戦で激突!王者・石井一成「今年はKOで勝ちたい」、上遠野寧吾「アウェーは逆に燃える」=7.20 K-1 DONTAKU

 明日7月20日(月・祝)に福岡・マリンメッセ福岡B館で開催される「ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 DONTAKU 2026」の前日計量が19日に福岡市内にて行われ、[第7試合/K-1 WORLD GPバンタム級タイトルマッチ]で対戦する王者・石井一成(日本/ウォーワンチャイプロモーション)と挑戦者・上遠野寧吾(日本/POWER OF DREAM)が個別インタビューに応じ、タイトルマッチへの意気込みを語った。

■石井一成

――今回のタイトル戦へ向けて、プロモーションをいろいろとやっていましたね。

「結構、僕に任せてくれて取材とか多かったですね」

――プロ野球の福岡ソフトバンクホークスの試合では、始球式もしました。プロモーションも含めて反響が大きかったのではないですか?

「はい。友達とかも見に来てくれたり、たまたまいた人とかもいっぱいいました。やっぱり地元開催ということで、いろんな方が見てくれてるんで、反響はでかいです」

――始球式は、剛速球でした。

「翌日は、肩が痛かったですね(笑)。110kmくらいは球速が出てたって言われて。意外と俺は球速えなと思いました」

――野球は、あまりやったことない?

「ないです。1回だけ体験で小学校の時にやったくらい」

――サッカーは?

「本格的にやってことはないです。でも、サッカーは見るのも好きだし、たまにジムのみんなでフットサルをやったりします。明日のサッカーのワールドカップの決勝も気になるんですけど、試合があるのでさすがに早朝4時から見るのは無理ですね」

――地元なので、応援団はかなり来ますか?

「はい、お陰様でかなり来ます。たくさんの応援団は心強いし、ありがたいです」

――逆にプレッシャーにならないですか?

「それもちょっとありますけど、でも勝ってベルト巻いている姿を見せたいし、一緒に写真を撮りたいです。そっちの気持ちの方が大きいですね」

――試合経験が豊富ですからね。

「昨年の福岡大会は延長まで行っちゃったんで、今年はKOで勝ちたいです」

――相手は上遠野選手ですが、やはり研究はしていない?

「研究という研究はしてないですね。自分のファイトスタイルを貫くのと、サウスポーでパンチもうまいんで、そこは警戒してます。でも何か作戦を練って技を封じるとか、そんなこともないし、もう思いっきりぶつかります」

――直前は、吉成名高選手が所属するエイワジムで出稽古をしたと聞きました。黒田斗真選手とスパーリングをしたようですね。

「いや、もうすごくいい練習になりました。黒田選手とは、毎日2人でスパーやって。あと、軽量級のトップファイターが揃ったんで、めちゃくちゃいい練習になりました」

――黒田選手からは、今回の試合に向けてに何かアドバイスはありましたか?

「サウスポーには、こうした方がいいよとか、そういう話をして教えてくれたり。こういうのは結構当たりますよとか。何個も教えてもらいましたね」

――今までライバルとして戦ってきた選手と一緒にやるのは、どんな気持ちなんですか?

「何も思わないですね。お互いに、もう何も気にしてない感じだと思います。初日からガチスパーやりましたし。毎日一緒に練習をしたので、何も気にすることがなかったです。ただ、スパーリングをした時に相変わらずやりにくいなとは思いましたけど」

――やりにくい?

「距離を取るのも上手だし。名高もやりにくいんですけどムエタイベースなんで、また違うやりにくさがありました。まあ、でもやりにくいというよりかはうまいなって。スピードがあって、少しでも抜くとパチーンとやってくるんで勉強になりました」

――上遠野選手は、カウンターがうまい印象です。そこも頭に入っている?

「もちろん、入れています。でも本当に映像もあんまり見ないようにしてて。なんか変にカウンターがうまいから、こっちの方に出せなそうみたいになるのが嫌なんで。深く考えすぎないようにします」

――どんな試合を見せたいですか?

「直感勝負みたいな。その瞬間、感じた時に合わせられるように。大体、頭の中では想定してるんですけど、想定外の予想外のこともたくさん起こるんですよ、試合は。そこを合わせられるのが、僕のキャリアかなと。そこの違いをちょっと見せたいです」
■上遠野寧吾

――今回の試合に向けての練習はいかがでしたか?

「今までで一番きつかったです。新しいトレーニング器具がジムに置かれたんですけど、手と足で漕ぐエアロバイクがきつかったですね」

――そんな過酷な器具が入ったと。

「終わったら、マジで立ち上がれないです。これを週2、3のペースでやりました。あとは走り込みとかもやって、どれもきつかったです」

――スパーリングとかジムワークはどうですか?

「ボクシングジムへ出稽古に行かせてもらいました。石井選手は、蹴りももちろん強いのはわかってるんですけど、パンチも強いので。ボクサーのパンチの回転の速いところや細かいところなどが勉強になり、いろいろと自分が今までやったことないようなタイプともやってきました」

――前回の石井選手の黒川戦を見てどう思いましたか?

「やっぱり、でも経験の差ですよね、あれは。最後にダウン取り返したとか、気持ちがすごい強いなと思いました」

――そこは、かなり研究したと。

「そうですね。でも、僕あまり対戦相手の試合動画をめっちゃ見るタイプじゃなくて、最初に決まってからちょこっと見ただけです」

――ご自身としては、どういう動きをしたいとかありますか?

「僕の前回の試合は、お互いに行くタイプではないので、噛み合わなかったです。でも今回は、向こうから来るタイプなんで。ハマれば」

――合わせる練習をいくつも用意してきたと。

「それと、自分もプレスかけられたらいいなと。でも、本当に3ラウンドやって延長をやることも考えています」

――古川会長は何か言っていましたか?

「絶対きつい試合になると」

――周囲の反応はどうですか?

「みんな、いけるやんみたいな。僕自身としては、そんな甘くねえんじゃねーの?って思っていますけど」

――タイトルがかかると、尚更そうですね。

「ただ、正直タイトルマッチだから、特別に気合いが入ってるとかはなくて」

――いつも通りに仕上げてきたと。

「いつも通りというか、まあどんどんどんどん上がっていくイメージですね。ベルトはあんまり気にしないというか、勝てばついてくるイメージでいます」

――福岡へ来てアウェーな感じはしますか?

「いや、僕全然そういうの気にしないタイプなんで」

――あれ、アウェーは嫌だと言っていましたよね?

「そうなんですけど、海外とは違うじゃないですか。別に石井選手の大応援団がいても、そっちの方がワンチャン燃えるんじゃないかなと思っています」

――そうなんですね。

「僕高校の時にアマチュアボクシングやっていて、相手の高校で試合をすることが多くて、向こうは大応援団がいたんですよ。だから苦手意識とかそういうのはないです。逆に燃えるんじゃないかな、見とけよと」

――決着はどういう形でつけたいですか?

「KOで勝つのが一番なんですけど、別にこだわってないです。判定でもKOでも勝てばいい」

――とにかくベルトが欲しい?

「いや、勝ちがほしいです」

――わかりました。では最後に、明日期待しているファンに向けて一言お願いします。

「明日アウェーで戦うんですけど、石井選手の大応援団、みんなが俺のファンになってもらえるような試合するんで、応援お願いします!」

<両選手の近況>

 石井一成は、これまで数々のタイトルを手に入れてきたが、25年11月に黒川瑛斗を下して悲願のK-1 WORLD GPバンタム級王座を獲得した。今年2月にはジャン・ジンホイをKO寸前まで追い込み、王座防衛に成功。今回が2度目の防衛戦となる。

 上遠野は、25年8月から始まった第5代Krushフライ級王座決定トーナメントで、東虎之介、海凪、安尾瑠輝を破り同王座を獲得した。今年4月には白幡裕星を下し、現在8勝5KO無敗で驀進中だ。
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