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激闘必至!ターザン「明日は新しい姿を見せる」、K-Jee「俺の生き様を感じてほしい」=7.20 K-1 DONTAKU

 明日7月20日(月・祝)に福岡・マリンメッセ福岡B館で開催される「ECO信頼サービス株式会社PRESENTS K-1 DONTAKU 2026」の前日計量が19日に福岡市内にて行われた。

[第8試合/K-1クルーザー級/3分3R・延長1]に出場するティアン・ターザン(王者/オランダ/Luc Verheije Fight Club)とK-Jee(SHINE SPORTS CLUB)が、計量終了後の囲み取材に応じた。

 当初、ターザンは最強決定戦としてルーカス・アハテルバーグ(ドイツ/Team CSK/Sparta Aachen)とタイトル防衛戦を行う予定だったが、ルーカスの怪我で消滅。マハムード・サッタリと対戦する予定だったK-Jeeが、ターザンの相手に名乗りを挙げた。

■ティアン・ターザン

――ターザン選手は、髪が伸びてルックスがすごく変わりましたね。心境の変化ですか?

「いや、3、4カ月試合がなくて髪を切りに行くが面倒くさかっただけ。どう?」

――ファンから「セクシー!」と好評です。

「前よりも、さらにターザンらしくなっただろう?(満足気)」

――このまま、ロングヘアーでいくつもりですか?

「本当は日本で切ろうかなと思っていたんだけど、みんながセクシーだっていうなら、ちょっとこれでいこうかなー(笑)」

――当初、対戦相手だったルーカス・アハテルバーグ選手が怪我で欠場になりました。欠場を聞いて、どんな心境だったのでしょうか?

「ルーカスは、すごくいい選手だと思っているんで、戦うことを楽しみにしていたので残念だったね。一応、怪我をしたということなので、すぐに治ったら戦いたいとは思っているよ」

――一応というのは?

「怪我のことは聞いているけど、ビビって逃げたのであれば、まあそれまでだなと。彼とは以前、スパーリングをした時にKO寸前まで追い込んだので、ビビるのも仕方ないなと思ったからね」

――対戦相手がK-Jee選手になりましたが、印象は。

「彼は、非常に危険な選手だと思っている。彼の戦績を見てもKO数が多いし、負けもそれなりあるけど、勝つ時はかなりのKO率だ。非常に危険だなと思っていて、テクニカルに戦っていくつもりだ。普段は打ち合うドッグファイトみたいな試合が好きなんだけど、今回はかなりチェスみたいな試合をしていくことになるだろうね。スマートに戦う姿を見せるよ」

――K-Jee選手は、 ジェロム・レ・バンナ選手を右ハイキックで倒しました。自分に当たらない自信はありますか?

「当たらないどころか、自分の方が良いハイキックを持っているので、それで彼を倒せるんじゃないかと思っているよ」

――日本のファンにどんな試合を見せたいですか。

「去年は1年を通して怪我も多く、肩も怪我したし、右手も怪我していた。かなり長い間、今日に至るまで試合ができなかったんだ。通常は1年に8回から10回くらいは試合をしているけど、これだけ長い間試合ができなかったというのは初めてだ。今回の試合は復帰戦として、何か新しいものを証明しなきゃいけないと考えているよ。

 とくに前回の試合で相手をKOできなかったので、そこに関してはちょっと不満がある。自分としてはベストを尽くせなかったので、今回は非常にテクニカルかつ鋭い試合運びをやって、新しいターザンを見せたいね」

――クルーザ級の90kgは、今年12月から世界予選を行い、来年の2月にFINAL16、5月に決勝トーナメントが予定されています。これについては興味がありますか?

「もちろん、あるよ。ルーカスともやりたいし。全てKOで勝って優勝する。これまで日本に来て、全部KOで勝ってきている。KO率100\%の記録を継続するよ。それに、そもそもトーナメントはかなり好きなので、出てくる相手を全部なぎ倒していって、ターザンの強さを見せつけたいね」
■K-Jee

――計量が終わりましたが、ターザン選手とフェイスオフをしてどんな印象でしたか?

「胃が張ってるなと。理由はわかんないけど、胴が厚いなって思いましたね。体幹の強さなのか分からないけど、ボディが効くのではないかと。打たれ強くはないですからね」

――確かに無敗ですが、ダウンはしていますね。

「対戦相手は、みんなローキックを蹴らないじゃないですか。蹴りにくいんですかね?」

――どうなんでしょうか。リーチもありそうですけど。

「リーチは、ありますね。三日月蹴りみたいなミドルキックを蹴って、距離取りますよね。あとは出入りが速いので、みんなローを蹴らないのか。でも、ローが効きそうな脚をしてるなと思いましたけど」

――では、いろいろな作戦が頭の中にあると。

「いくつか試しながら、やってみた感覚で何するか決めようかなって思いますね」

――フェイスオフで感じたことは。

「余裕がありそうだったんで、それはチャンスだなと」

――ナメているかもしれないと。

「34戦無敗なんで、ナメて試合に挑むことはないと思うんですよ。ナメる選手だったら、もっと早い時間で負けたりしていると思うんで。試合でナメてくることはないと思うんですけど。でも、その余裕はチャンスかなと。チャンスはやってくると思います。それを突けるかどうかってところです」

――対戦相手が変更になり、この1週間くらいはモチベーションも含めて、どんな状況だったのでしょうか。

「まずルーカスが出れなくなって、そっかしか思わなかったです。でも、ちょっと落ち着いて考えたら、これはラッキーなんだなと思うようになって。だって、サッタリだろうがターザンだろうが、どちらも怪物じゃないですか、僕からしたら。格上だし。挑戦するという気持ちで挑むっていうところに関しては変わらないですからね」

――なるほど。でも、サッタリ戦を想定した練習をしてきたわけですよね。

「もちろんです。だけど、よく見れば狙えるところはサッタリと同じくらいあるのかなと。動きが強い分、やっぱり狙い目はあると思っています」

――彼のストロングポイントどこだと思います?

「一発のある左じゃないですか。近い距離でも、左足を下げながら左ストレートを打ったり、なんか独特な打ち方で左を出しますよね。あれが結構倒れるんですよね。あと空間はやっぱり遠いですよね。スタミナもありますし」

――逆転勝ちも多いです。

「そういう強いポイントがいっぱいある中で、狙えるポイントはあります。でも、サッタリとは逆ですよね。試合の立ち上がりは、ターザンの方が緩いけどサッタリは強い。サッタリは最初早いけど、後半落ちるタイプで真逆なタイプです。その意味では、正直、対策練習はできていないです」

――試合直前の変更では、それは無理もないです。

「でも、それはターザンも一緒なんで」

――冠協賛のECO信頼サービス株式会社の樋口龍二会長が記者会見で、「名を残してほしい」と力説されていました。

「あれは、俺へのメッセージかなと思って受け止めました。ここで男を見せろと。石井館長にも同じことを言われて、更になんか背中を押してもらったような感じです」

――では、明日の試合は何を見せたいですか?

「生き様ですね。どこまで俺ができるか、楽しみにしてほしいです。正直、俺もターザンとルーカスの試合を楽しみにしていました。ファンの皆さんが、ガッカリする気持ちは分かります。でも、俺がチャンスをもらって、ターザンを相手にどんな試合をするのか。ダウンをしても立ち上がりますし、もがいてでも勝ちに行きますので、その姿を見て何かを感じてもらえたら嬉しいです」

<両選手の近況>

“四角いジャングルの王”ターザンは24年12月にK-1へ初参戦し、RUI、カルロス・ブディオをマットへ沈め、25年3月にはマハムード・サッタリを左ストレートで倒し、34戦 34勝(30KO)無敗の記録を更新中だ。

 K-Jeeは、22年4月3日に開催されたK-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント一回戦でサッタリと対戦しKO負けも、24年10月にはジェロム・レ・バンナから右ハイキックでKO勝ちを収めている。 
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