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前日計量で火花!サルシチャ「ビックリさせる」フェルドンク「前回とは違う展開に」=4.11 K-1GENKI代々木第二

 明日4月11日(土)に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 GENKI 2026」の前日計量が10日に都内会場にて行われ、[第6代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定戦]で対戦するジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye) とダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer) が個別インタビューに応じ、2人がタイトルへの熱い思いを激白した。

■ジョナス・サルシチャ

――明日の決戦へ向けて、コンディション調整はいかがでしょうか。

「4月5日火曜日に来日して、その後トレーニングを今日まで3回ぐらいして、コンディション的にはすごい素晴らしい状態です。今回は3回目の来日なんですが、前回に比べてコンディションは全て整っています」

――今回タイトルマッチに出場するブラジルファイター3人は、仲がすごくいい印象があります。

「はい。特にデングに関しては、同じサンパウロに住んでいます。2人で常に一緒に練習をしていますので、とても仲がいいです。アリエルはクリチバ市という200km離れた場所にいるので、常にネットとか SNS とかでメッセージを送り合って、いろんな意見とか、日本に関してのトレーニングとかをいろいろ話し合っています。みんなブラジル人同士で仲がいいです」

――フェルドンク選手とは再戦になりますが、今日計量で会ってみて、あらためての印象を教えてください。

「そうですね。ダリルと向き合って、そこまで何も感じなかったです。それよりも自分が一番ちゃんとメンタルもフィジカルもテクニカル的にも全部磨き上げてきたので、心配はしていません。明日は全てを出し切って、ブラジル人初となるスーパーウェルター級のベルトを持って帰りたいですね」
――今回の試合予想は、サルシャ選手の勝利の声が多い印象です。

「みんないい見方していますね(笑)。本当にこのタイトル戦のために練習ですべてを捧げてきたので、もう準備は整っています。絶対持ち帰りたいと思います」
――今回の試合は、漫画の「NARUTO」をイメージしていると聞きました。
「主人公のNARUTOと私は髪の毛の色は違うんですが、青色に染めるのは自分の人格というか、選手としてのイメージです。髪の色は変えませんが、コスチューム全部すべてちゃんとNARUTO仕様にしています。明日は、ぜひ楽しみにしててください」

――NARUTOは、あなたにどんな影響を与えていますか?

「NARUTOは、どんなに過酷な状況であっても、前向きにチームのため、家族のために戦うというすごく素晴らしい人物だなと思っています。そこが自分と重なるものがあるため、すごく好きです。それと、NARUTOにカカシという人物も出てくるんですけど、結構遊び好きで、いろいろとやらかすキャラクターなんです。自分のトレーナーが、まさにカカシで、私たちはいいコンビだなと思っています」

――あなたがトーナメントで優勝した時、亡くなった自分の子どものベースボールキャップを被っていたトレーナーですか?

「そうです。実は、今回来ていないんです。私がオウヤン・フェンとの試合で勝った時、インターバルで階段から落ちて左脚を骨折しました。そして今回の試合の2週間前に、今度はバイクでトラックと正面衝突してしまい、右脚を複雑骨折してしまい来れなかったんです」

――それは、かなりやらかしていますね。でも、無事でよかったです。

「みんなでお祓いしようと話しています」

――前回の決勝戦でフェルドンク選手と戦った時と今回は、戦い方は変わりますか?

「前回のトーナメントの時はオウヤン・フェン戦で左手を骨折してしまったので、決勝は足を使うしかない状態でした。今回は、100%回復しているので、おそらくダリルは僕のパンチなりいろいろと知らないと思いますので、その面ではもしかしたらびっくりするかもしれないですね」
――フェルドンク選手は戦い方を変えないで、前へ出てくる可能性が高いです。そうなるとサルシチャ選手に有利ですか?

「もしも、彼がこれまでのように前へ出て来てしまったら、あまり良くない結果になるんじゃないですかね。僕は結構いろいろと戦略的なので、いい流れを持っていっちゃうかなと思ってます」

――昨年優勝して生活や周囲の反応、一番大きく変わった部分はどこですか?

「トーナメントで優勝したことによって、生活水準が良くなりました。トーナメントに向けて自分は試合に専念するために、お母さんの家へ戻って練習しましたが、それで優勝することができました。優勝したことで、また一人暮らしができるように自分にマンションと車を買うことができました。私はスラム街出身で、お母さんもまだそこに住んでいます。車を持つことができたので、ギャングに襲われる危険性が少なくなっています。あとは今回チャンピオンになれたら、今度は親孝行でお母さんにマンションを買ってあげたいです」

――分かりました。では最後にファンに一言お願いします。

「昨年の9月に初めて来日した時から、本当に日本のファンの皆様には温かくて心よくみんなに迎えてもらったことを覚えています。すごく嬉しかったです。やっぱり日本って素晴らしい国だなということを、つくづく思っていまして、毎回来るのが楽しみになっています。そういう応援が本当に嬉しく思っていますので、ファンの期待に応えられるように明日は本当に素晴らしい試合をみんなに見せたいと思っています」
■ダリル・フェルドンク

――コンディション調整はいかがでしょうか。

4月7日火曜日に日本へ着いて、前回のトーナメントのダメージもしっかり抜けてリカバリーもできたのでコンディションは抜群です」

――今回はサルシチャ選手との再戦になります。前回と今回の大きな違いは?

「ジョナスに関してはトーナメントで優勝しましたので、すごく強いことは分かっています。そこら辺のファイターとは違います。前回の試合は、彼と戦うまでの2つの試合がものすごくタフだったので、かなり消耗していたのも正直なところです。今回は本当に100%の状態なので、前回とは違う展開になると思います」

――試合予想では、フェルドンク選手が不利という声もあります。そうした声についてはどう思っていますか?

「ファンが、そういう予想するのは当然だと思います。なぜなら彼が前回勝ったからです。 ただ、それはあくまで過去のことであって、過去から何を学んでどう成長するのかが大事。それをしっかりとやってきたつもりですので、特に問題ないです」

――明日はタイトルマッチが3つありまして、すべてブラジルのファイターが出場します。ブラジル人の結束が強いように思えますが、ご自身ではどう感じていますか?
「ブラジル人が結束しているのは、すごくいいことだと思います。でも私もチームをしっかりと作ってきましたし、それで十分だと思います」

――フェルドンク選手は日本のファンが多いです。彼らにどんな試合を見せたいですか。

「私が見せるのは、いつも通りの試合です。前回のトーナメントで見せたように、私の全てを出して素晴らしい試合を見せる。それだけです。いつも通りの結果になります」

――どんな技で倒したいですか?

「それは、明日のプレゼントに取っておきます(笑)」

――タイトルマッチということで、普段と違った戦い方をしようとは考えていますか。

「タイトルマッチだからとかは関係ないです。ジョナスを倒すための練習をしてきました。タイトルファイトだろうがワンマッチだろうが関係ないです。明日は素晴らしいものをお見せします」

――楽しみにしています。最後にファンにメッセージをお願いします。

「ファンの皆さん、本当にありがとうございます。私は、皆さんのために戦っていると言っても過言ではありません。いつも応援してくださっている皆さんの応援が本当にパワーになっていますし、明日見せるパワーというのはまさに同じものだと思っています。明日、会場で会いましょう!」

<両選手の近況>

[第6代K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定戦/3分3R・延長1R]
ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)
vs
ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)

 サルシチャは、元WGP Kickboxingスーパーミドル級(-78.1kg)王者で191cmの長身ファイターの“ブラジルの巨神”。25年の『K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント』ではオウヤン・フェンを下すと、ジョナサン・アイウル、ダリル・フェルドンクを連続KOし優勝をはたした。

 フェルドンクは、“美しき人狼”と呼ばれる日本で人気のスター選手。24年3月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメントで和島大海をKOし、準々決勝はデング・シルバと対戦。25年5月にオウヤン・フェンとダウンの奪い合いの激闘を展開。同年開催のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメントでは、準決勝でストーヤン・コプリヴレンスキーからKO勝ちを収め、決勝でジョナス・サルシチャと優勝を争った。
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