暴走王イストラテ、マチャドの王座にロックオン「“ワイルドスタイル”の試合を見せるぜ!」=「K-1 GENKI 2026」4.11(土)代々木第二
――前回のババカール戦は、見事なKO勝利でした。振り返ってみて、いかがでしたか?
「彼は強い選手だった。でも自分は、とても強い決意を持って試合に臨んでいた。左フックを当てるタイミングをずっと待っていて、その瞬間が来たから倒せた。今こそ、自分がK-1で一番強いヘビー級ファイターだと証明する時だ!ガッハッハ」
――ここ数試合は、反則絡みの試合が重なったと思います。なぜ反則になってしまったのでしょうか。
「んがっ!彼らはただの臆病者で、ハリウッドの俳優みたいに大げさに騒いでいるだけだ。ちょっと後頭部にパンチが当たっただけで、“いたーい”と泣いて叫ぶ。赤ちゃんじゃないんだよ。戦士なら、少し当たっただけで大騒ぎするなと言いたい。そして、彼らの先生は“ナンバーワン俳優”のシナ・カリミアンだ。あいつの演技に、みんな騙される」
――騙されていると。またカリミアン選手のことを……。
「でもババカールとの試合を見ただろう? 彼は本物の男として戦っていた。だからクリーンな試合になったんだ。彼は俳優ではなく戦士だった!」
――たしかに……。ババカール戦後、シナ・カリミアン選手があなたを挑発していましたが、どう思いましたか?
「また出た、ハリウッド俳優がと思ったよ! でも今回、本物のチャンピオンと戦うことになっている。あんな臆病者のことは気にしていられないよ」
――カリミアン選手は、なぜあなたに執着してくるのだと思いますか?
「さあね。興味ないよ。ただ、やつのキャリアは、もう終わっている。もう一度注目を集める唯一の方法が、俺と戦うことなんだろうね。とても悲しいやつだ」
――今回のタイトルマッチのオファーがあった時の気持ちを聞かせてください。
「時が来た!自分の時代が来たと思った。そして世界最高のマネジャーがいることにも感謝している。最高の舞台に導いてくれたからな。すべてを奪ってやるぜ。ガッハッハ」
「彼は、本物のチャンピオンだ。馬鹿な名優たちと違い、とてもリスペクトしている。彼は男として戦うだろうから、自分も同じ気持ちだ。お互いに厳しい戦いになることを分かっている。最後に立っているのは一人だけ。それが俺だ。この試合はすべてを懸けた戦いになる」
――今回のタイトルマッチは、どんな試合になると思いますか?
「自分の人生で、一番厳しい試合になるのは間違いない。正しいタイミングで、先に決定的な一撃を当てた方が勝つ」
「自分の方が若く、強く、そしてスピードもある。そして野性的なイケメンだ(笑)」
――今、K-1ではブラジルファイターの台頭が目立っています。ブラジルファイターの警戒すべき点などはありますか?
「彼らにはハングリーさがある。楽な人生を歩んできたわけではない。自分も同じだ。何も持っていない人間は、すべてを懸けて戦うもんだからな」
――K-1チャンピオンになったら、どんな試合をファンに見せていきたいですか?
「自分はこれからも“ワイルドスタイル”の試合を見せ続けていくぜ!」
――今後の野望、カリミアン選手との試合もあるのか含めて教えてください。
「まずは、このタイトルを獲りたい。そして“グリズリー時代”という長いストーリーを作っていく。あと、あの臆病者について言うなら、彼がまたK-1に戻れるよう手助けしてやってもいいよ。そして3度目に戦う時は、ケバブのようにザクザクに刻んでやる!」
――最後に日本のファンに対してメッセージをお願いします。
「みんな待っていてくれ!“ワイルドスタイル”の試合を見せるぜ!この試合はすべてを懸けた戦い。泣き言も俳優もハリウッド映画も入る余地がない戦いだ。ワイルドなグリズリーファイトを首を長くして待っていてくれ!」
<両選手の近況>
[K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]
アリエル・マチャド(王者/ブラジル/Hemmers Gym/Madison Team)
vs
クラウディオ・イストラテ(挑戦者/イタリア/Accademia NKT Team Saitta)
マチャドは、ブラジルのキックボクシング団体「WGP Kickboxing」のライト・ヘビー級王者。23年9月のK-130周年記念無差別級トーナメント準決勝でリュウ・ツァーと戦い、3位に。24年12月のK-1 WORLD GP 2024無差別級トーナメントは3連続KOで優勝した。25年11月にロエル・マナートをKOしてK-1 WORLD GPヘビー級王者となった。
イストラテは23年9月にK-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でマハムード・サッタリと対戦し、KO勝利。準決勝はシナ・カリミアンとの暴走ファイトが話題に。その後もカリミアンと因縁の試合でノーコンテストの結末となった。“反則王”と呼ばれるようになるも、今年2月のババカール戦は左フックで失神KO勝ちを奪い汚名を返上した。