6月26日(木)、都内にて、開催を明日に控える「Krush.177」後楽園ホール大会の前日計量及び前日会見が行なわれた。
今大会のオープニングマッチを飾るのはKrush女子フライ級ワンマッチ、小澤聡子vs木村萌那の一戦だ。女子ボクシングから転向してきた木村はデビュー戦から3戦連続でのKrushの第1試合に登場。3連勝をかけて、大ベテランの小澤と対戦する。
この一戦の煽りVTRが話題を呼んでいるが、木村の「もなワールド」に対抗して、小澤が「おざワールド」と言い出したのが発端。これには木村も「乗っかってきて気に食わないっていうか、しかもゴロがいいし、やめてほしいですね」と苦笑い。だが、小澤は「私には自分の世界観があるのでそれを突き進むのみです」とマイペース。おざワールドについても、「自分の世界観で突き進んでいるのでそれがイコールおざワールドです」と説明したり、木村の水色に染めてきた髪の毛を見ても「素敵だなと思いました。さすがもなワールドです」と感想を語るなど、木村の苦笑いをよそに全くペースを崩さない。ちなみに木村は、小澤が好きであろう青を意識して髪の毛を水色に染めたようだ。
だが、試合に向けては準備万端。これが約5カ月ぶりの試合となる木村だが、その間に練習方法なども変え、進化にも手応えを掴んでいる。デビュー戦ではボクシングの技術を、そして2戦目ではボクシングの前にやっていた空手の技術を見せてきた木村。3戦目となる今回の小澤戦では、「キックボクサーの木村萌那を見てほしいので、そこに注目して応援よろしくお願いします」とさらなる進化を見せ付ける腹積もり。「勝ったらもうそろそろベルトに絡ませてほしいなという感じです」と、ベルト獲りにも照準を合わせており、そのためにも小澤戦の必勝を誓う。
一方、「明日は勝ちたいじゃない、勝つんだで頑張りますので、応援よろしくお願いします」と小澤。木村の空手仕込みのサイドキック対策にも取り組んできたようで、「やってきたことをやるのみです」と自信をのぞかせていた。