5月17日(土)、開催を明日に控えた「Krush.175 ~in OSAKA~」エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)大会の前日計量と記者会見が行なわれた。
セミファイナルは近藤魁成と大利賢佑のスーパー・ライト級ワンマッチ。これがキャリア5戦目で下剋上を狙う大利が挑発的に言葉を発したが、近藤はペースを崩さず、取り合うことなく受け流した。
先にマイクを取った大利は「プロ5戦目でKrush大阪のセミファイナルで相手も近藤選手ということで、でも明日普通にぶっ倒そうと思ってるので、近藤選手覚悟しておいてください」と挨拶。後に続いた近藤はしかし表情を変えず、「メインが同じジムの小田尋久なので、その前の僕もメインも盛り上げたいと思います」と近藤らしい挨拶を見せる。
大利は揺さぶろうとするかのように「近藤選手のメンタル面が弱いなと思って研究してきて、心を折りに行こうと思っていたんですけど、さっき目を合わせてみて(印象は)変わらないですね。心を折りにいくので楽しみにしといてください」と言葉を放ったが、近藤は大利の印象について「何もないなって。たぶん相手にならないです」と眼中にない様子であった。大利の「メンタル面が弱い」という発言に対しては「(メンタルは)強くなっているので、そういう自分でも強くなれるところを見せたい」と前を見据え、大利の方は向くことなく語った。
「明日は僕が1番魅せるので、楽しみにしていてください」(大利)
「メインに繋がるいい試合して、しっかり大阪大会を締めたいと思います」(近藤)
近藤が格付け通りに退けるか、あるいは大利が波乱を起こすのか。