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「Krush.159」3.30(土)後楽園 スーパー・バンタム級タイトルマッチ! 王者・璃明武は「全局面で圧倒する」。挑戦者・倉田永輝は「俺のパンチが当たれば」

3月29日(金)都内にて、開催を明日に控えた東京・後楽園ホール「Krush.159」の前日計量と記者会見が行われた。

出場22選手のうち、強風等天候の影響でブハリ亜輝留、鵜澤悠也の2選手が本計量時には間に合わず。またYOHANが150グラムのオーバーだったが、再計量ではジャストの75.0kgでパス。ブハリ、鵜澤も後ほど計量し、全選手がパスした。

メインのKrushスーパー・バンタム級タイトルマッチは岩尾力の欠場によりカード変更。2週間前のオファーを受けた倉田永輝が王者・璃明武に挑戦する。

2人が対戦誓約書にサインすると、まず倉田が「『とうとう来たな』っていう気持ちと『ようやく来たな』っていう気持ちがあって。15歳の3月にKRESTの門を叩いて、そこから7年ブレずにここまでやってきて、その集大成を明日、リングで見せようかなと思ってます」、続いて璃明武は「明日のためにしっかり作り上げてきたんで。明日は自分の実力を出して、Krushチャンピオンの仕事をしたいと思います」と、それぞれ意気込みを述べた。

計量後のフェイスオフで感じたことを聞かれ、璃明武は「体調が悪そうだなと思った」とノコとだったが、倉田は「体調は万全です」と否定。「ちょっとニヤけてたんで、余裕こいてんのかなと思いました」という。

急きょ出場が決まった倉田は、この期間に一番やってきたことを聞かれると、「スパーリング」と回答。その中で意識したことは「言えない部分が多いですけど、やれることは全てやってきましたし、今日までの日々に後悔はないです」と述べた。

璃明武は相手が変わってから「倉田選手も強い選手なので、相手が変わってもモチベーションが下がることもなく、明日はしっかり倒したいと思います」と、高い意識を持ち続けて試合に臨む心境を披露した。今回は2度目の防衛戦だが、「自分は防衛して初めてチャンピオンだと思っているので、前回防衛してやっとチャンピオンになれたと思いました。ここからはさらにこのベルトの価値を高めるのが自分の仕事だと思うんで、前回以上のパフォーマンスを見せて、Krushの55kgのチャンピオンは他のチャンピオンとも違うというところを見せたい」という。

倉田にとって今回は初めてのタイトルマッチで、初めてのメインイベント。「世間も周りも全部ひっくり返してやろうと思っています」と前のめり。明日の大会はプレリミナリーファイトを含めてKRESTから5選手が出場するが、期せずして全員が金髪。「それはたまたまですが(笑)、KREST5人で勝とうと思っているんで、気合いの表れですね」とのこと。

また、タイトルマッチの決め手を問われると「僕のパンチが当たるか当たらないか」(倉田)、「1Rで終わるかもしれないし、3Rかかるかもしれないですけど、全局面で圧倒して、最後の1秒まで集中力を切らさないで勝ちたいと思います」(璃明武)と回答。

最後にファンへのメッセージとして、倉田は「やることやってきたし、自分を信じて勝とうと思っています」、璃明武は「明日はしっかり締めるんで、期待しててください」と述べた。カード変更によって戦うこととなった2人だが、明日はどんな試合を見せるのか? そしてタイトルの行方は?
第7試合の谷川聖哉vsブハリ亜輝留、第8試合の神保克哉vsYOHANは、ともに初代Krushミドル級王座決定トーナメントの準決勝戦。まず試合への意気込みを4選手がコメント。

ブハリ「過去最高の自分を作ってきたんで、それを明日出すのが今からすごく楽しみです」
谷川「25kgぐらいの減量を終えて、一人では絶対にできなかったですし、たくさんの方に支えてもらって減量しました。『無理なんじゃないか』とか『階級を変えて成功した人はいない』とか言う人もいるんですけど、本当にナチュラルに、すごくいい感じで減量できて。それだけに試合にかける思いが強くなってますし、ここでしっかり勝てばその先がどんどん見えてくると思うので、応援よろしくお願いします」
YOHAN「家の体重計がちょっと間違ってて、時間かかっちゃってすみませんでした。僕も過去最強に作れてきたと思っているので、明日の試合が楽しみです」
神保「一発で計量クリアした谷川と俺の決勝戦でいいんじゃないかと思ってます。明日は、自分勝負しにいくんで、絶対に勝ちにいきます」

どういう試合をしてどう勝ちたいかという質問には、それぞれこう回答した。

ブハリ「クルーザー級から落としてきて初めてミドル級で戦う谷川選手と僕で、倒すか倒されるかのスリリングな、『これがミドル級だ』という試合をして、KOで倒したいと思います」
谷川「階級を変えて一発目で、攻撃力とかは全く落ちてないので、パワーで圧倒して倒したいと思います」
YOHAN「2年ぶりの試合なんですけど、相手がすごく『打ち合いたい』と言ってるんで、闘牛のように来る神保をいなしながらスパッと決めたいなという気持ちです」
神保「自分はいつもいい試合順に置いてもらえるんですけど、その意味も込めて、『またこの選手見たいな』と思わせる試合をしたいんですけど、まあ、それはYOHAN次第かなと思ってます」

また、初代のベルトへの思いについてはそれぞれ次のようにコメント。

ブハリ「初代のベルトを獲るのも楽しみなんですけど、この4選手の中で一番になりたいっていう気持ちが一番大きいです」
谷川「勝ったヤツがチャンピオンなんですけど、これを獲る資格があるヤツが勝って、ベルトは後からついてくるものなので、僕は今からのリカバリーに全力を注ぎたいかなという感じですね」
YOHAN「僕も目の前の相手しか、今は頭にありません」
神保「自分は何回もタイトルに挑戦して何回も失敗してきていて、後楽園という格闘技の聖地でベルトを巻くのは本当に俺の理想なので、絶対に獲りたいです」

谷川はクルーザー級から落としてきて、今日の計量は一発パス。減量が厳しかったかと聞かれると、「メッチャ厳しかったって言いたいんですけど、そんな別に。僕、メッチャ食べるんですよ。空手の時は何でも食べて、とにかく体をデカくしろっていう考え方だったんですけど、それを変えて、いろんな人に減量方法を教わって、ホントに無理なく落としてきました」と返答。会見のスーツは「間に合わなくて前のままのスーツなんですけど、そもそもベルトも合わなくて。拳3つ分ぐらい落ちましたね。採寸した時も胸回りと肩回りのサイズはあまり変わってなくて、ウエストだけがうまいこと減った感じでした」とのこと。

このベルトを巻くにふさわしい選手とは?との質問には、各選手がこう答えた。

ブハリ「Krushのベルトは日本一だと思ってるんで、獲ってそこで終わりじゃなくて、日本を代表して世界と戦っていけるような選手が巻くべきだと思っています」
谷川「プロの興行なので、勝つだけじゃなくて、華があって実力があってお客さんが呼べる、その三拍子が揃った人がチャンピオンになりますし、6月23日は超満員にさせるのがチャンピオンになる資格のある人間だと思っているので、この試合を見てもらって、『また見たいな』と思わせるのが第一かなと思っています」
YOHAN「強い選手が巻くベルトだと思っています」
神保「俺の中でKrushはアンダーグラウンドのイメージなので、アンダーグラウンドな選手が巻いたら面白いんじゃないかと思います」

最後にファンへのメッセージとして、4選手はこうコメントした。

ブハリ「実力的にも一番仕上がっているし、いい意味で減量も過去イチでキツかったし、これからのリカバリーも過去イチで、一番デカくて強いところを見せられると思っているので、クルーザー級で活躍した谷川選手を相手にそれを見せるのが今からすごく楽しみで、皆さんにも面白い試合を見せられるように激しくやるので、楽しみにしてください」
谷川「半端な覚悟で階級を変えてないですし、『命かけてやってる』って誰でも言えると思うんですけど、ホントに覚悟決めて命かけて階級変えてやってきた成果を明日ハッキリさせるので、ぜひ最後まで楽しんでいただきたいです」
YOHAN「明日はリングで魅せます」
神保「この中で自分はみんなの倍ぐらい戦績があるベテランなので、意地を見せつつ、その中で気合いも見せたいと思います」

それぞれに強い思いを持つ4人が臨む初代王座決定トーナメント。明日勝って、決勝に駒を進めるのは?
第6試合はスーパー・バンタム級・晃貴vs健介の一戦。健介は「前回の会見から約1ヵ月追い込んできて、明日、盛り上げる準備はできてるんで、熱い試合を見せたいと思います」と意気込み。対する晃貴は「試合ができない期間がけっこう長くて、試合に出るためにずーっと頑張ってきたので、必ずKrushを盛り上げます」とコメントした。

どういう試合をしてどう勝ちたいかという質問に、健介は「自分のやりたいことをして相手には何もさせず、最後には倒すという試合をしたいと思います」と回答。晃貴は「強い自分を見せるのは当たり前なんですけど、プロとして必ず会場に来てくださった皆さんを盛り上げて、しっかりKOでバチッと勝ちたいと思います」と語った。

両者はともに直近の試合は黒星。これが再起戦となる点について、健介は「僕は2連敗してるんですけど、1回負けてから、『次負けたらどうしよう』とか考えながら試合してたんで、明日はそういうことを考えずに、自分が思いっきり倒しにいくこと、勝つことだけを考えてやったら絶対勝つと思うんで、『絶対勝つ』という強い気持ちを持って勝ちにいこうと思います」とコメント。晃貴は「前回負けて、応援してくださる方をガッカリさせちゃったんで、今回はみんなに暗い顔をしてほしくないんで、しっかり勝って、皆さんに笑顔でいてもらいます」と語った。

最後にファンへのメッセージとして、健介は「(当日メイン、同級の)タイトルマッチと比べて見てもらって、自分の方が強いというのを証明したいと思うので、注目お願いします」、晃貴は「明日はKrushを爆発させるんで、応援お願いします」と、それぞれコメント。再起をかける者同士の一戦、その目論見を実現させるのはどっちだ?
第5試合はKrushバンタム級・安尾瑠輝vs矢島直弥の一戦。矢島は本来、心直と対戦予定だったが心直の欠場により安尾が代打出場となった。

矢島はまず「『NARIAGARI』から来た“ハマのヤジー”矢島直弥です」と挨拶。僕は19歳からずっとムエタイをやって2団体チャンピオンになって、いったん現役を離れてたんですけど、一昨年に現役に復活して、そこからいろんな準備をして『NARIAGARI』代表ということで、今回Krushに来ました。Krushには思い入れもありましたが、ご縁がなかったんですけど、今回自分の得意なルールでトップを目指す準備ができたんで、『NARIAGARI』からケンカを売りに来ました。これからK-1も盛り上げていくんで、応援してください」と意気込みを述べた。対する安尾は「まず心直選手の回復を祈っています。今回、2週間という期間は短かったんですけど、その短い中、勝てるように準備をしてきたので、頑張りたいと思います」と語った。

どういう試合をしてどう勝ちたいかという質問に、矢島は「KOしかないですね。さっき、KOしないとマイク持たせてもらえないと聞いたので。KOしてマイクで言いたいことがあるので、しっかりと相手にケンカを売れるように、バチッと勝ちます!」とKO宣言。安尾は「自分の強い姿をしっかりと見せれる試合をして、しっかりと終わりたいと思います」と述べた。

『NARIAGARI』代表として乗り込む矢島は以前との違いを聞かれると、「以前は5Rとかやってたんで、スロースターターだったんですね。最近のキックは3Rだし『NARIAGARI』は1Rなんで、最初は苦戦して変なヤツにいっぱい負けちゃったんすけど、今は1Rからしっかりアグレッシブにいきたいと思ってます」とコメント。SNSでやり合っていた心直が欠場となったことについては「心直に向けて完璧に対策して練習してたんで、土壇場でオイ!って感じはあったんですけど、それは安尾君も条件は一緒なんで。安尾君が二つ返事で受けてくれたのはありがたいし、やる気あるヤツとやりたいっすよね。ただ今日、初めて(安尾の)話を聞いたらメチャクチャ癒しキャラみたいな。安尾君、癒しキャラなの? 何キャラなの?」と、安尾に質問。いきなり振られた安尾は「キャラ……?」と思いっきり困惑。安尾は「これは癒しキャラだな。明日はしっかりKO勝ちで。上にいくのは俺だからな」と言うと、安尾も「僕も上に行けるように頑張ります」と返した。

その安尾は昨年、他団体でベルトを獲得しての初戦。「チャンピオンになった時は、ようやく自分がプロとして戦っていけるようになったのかなという気持ちがあったのと、これから自分も上を目指してるので、その第一歩として獲れてよかったなと思いました」と語った。

ファンへのメッセージとして、矢島は「僕は勝ってK-1に出るとしか決めてなくて、先に言っちゃうと黒田(斗真)。黒田とやりたいんで、ここで勝てばマイクアピールできると思うんで。ずっと応援してくれてる皆さんの期待に応えるファイトを見せます」と言うと、安尾は「2週間という短い時間で準備してきたんですけど、皆さんの応援に応えたいと思いますので、頑張ってきます。絶対勝ちます!」と締めた。

『NARIAGARI』から乗り込んできて、会見ではそのテイストを存分に出してきた矢島と、マイペースに“癒やしキャラ”ぶりを発揮した安尾。明日、勝つのはどちらなのか?
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