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「Krush.159」3.30(土)後楽園<インタビュー>YOHAN「相手は打ち合いに持ち込みたいだろうから、そうなる場面も出てくるとは思いますけど、それも相手の土俵なので、そこに付き合わされないようにしたい」


3月30日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.159」の[Krushミドル級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]で神保克哉と対戦するYOHANのインタビューを公開!



──今回対戦する神保克哉選手とは7年前、K-1グループ初参戦で対戦していますが、その試合で印象に残っていることは?

YOHAN 初のKO負けだったので、それがすごく記憶に残ってますね。その前まで負けなしで、K-1に選ばれたんですけど、正直レベルの高さを感じました。「これが最高峰の団体なんだな」と思って。

──カード発表会見の際、神保選手のことを「チング(友達)」と表現されていたのが印象的でした。その試合後に交流が生まれたわけですね?

YOHAN そうですね、何回か練習することがあって「練習仲間」という感じにはなってました。同い年のファイターとして、絆みたいなものもあるのかもしれないですね。

──その神保選手との対戦は問題ないものですか?

YOHAN ないですね。練習してた時も、「もしまた試合が決まったら盛り上げようぜ」という感じだったので、今回実際に決まって、お互いにそんな気持ちなんだと思います。

──むしろリベンジしたいという気持ちの方が強い?

YOHAN そうですね。7年間ずっとその思いを持ち続けてきたかっていったら、正直分かんないですけど、当時やられた時には「やり返してやりたい!」っていう気持ちが強かったので、その時の自分との約束を守りたいなという気持ちですね。

──前回の対戦から7年経って、今の神保選手の印象は?

YOHAN いち選手としては、トップレベルのファイターだなと思ってます。どこが弱いとかどこが強いとかではなくて、トップだなと。ただすごいんですけど、「神保克哉」としては最近連敗中ということもあって、ちょっと迷いが見える気はします。

──試合の中で警戒したい点は?

YOHAN けっこう流れで持っていくスタイルなので、その流れに乗せられないようにしたいです。自分のペースでやればいけるんじゃないかと思ってますけどね。その上で、スパン!とKOで決めたいです。何もさせず、スパン!と。

──では、打ち合いに持ち込みたいというわけではない?

YOHAN 相手は打ち合いに持ち込みたいだろうから、そうなる場面も出てくるとは思いますけど、それも相手の土俵なので、そこに付き合わされないようにしたいです。ただ「ぶつかりにいくぜ!」ではなくて、自分のペースを崩さず決められる場面に持っていけたらなと思っています。

──この7年間で、自分が一番成長したところとは?

YOHAN 体も変わったし、経験値もその頃とは比べものにならないぐらいですけど、一番はマインドじゃないですかね。練習も強い人と積極的にやるようになりましたし、一回一回の練習を試合みたいな気持ちで取り組むようになりました。

──今回は4人参加のトーナメントの準決勝ですが、改めて他の3人の顔触れについてはどう思っていますか?

YOHAN みんな実績も実力も本物なので、簡単なトーナメントではないなと思ってます。そこに選ばれたこともうれしいですし、生半可なことじゃ勝てないなと思ってます。

──K-1グループ参戦後は、思うように勝ててはいないかと思います。それだけに、このトーナメントにかける気持ちが強いのでは?

YOHAN かなり強いですね。ここで勝っちゃえば、全部チャラだなと思うので。しかも2つ勝てばベルトも獲れちゃうので、他の選手たちよりはハングリーさで勝ってると思います。

──もう一つのブロックでは谷川聖哉選手が階級を下げて参戦することが話題になっています。そこはどう思っていますか?

YOHAN そこは気にしてないです。今は目の前の敵、神保選手だけを意識しているので。

──トーナメント2試合を勝ち抜いてベルトを獲るために、一番大事なこととは?

YOHAN 集中力じゃないですかね。今まではその点があまりよくなかったと思うので。ちょっと、格闘技をナメてたかもしれないんで。今はバッチリ向き合ってるので、そこは大丈夫かなと。

──ちなみに、所属の「T.K.F」というのは?

YOHAN 自分が中心になって組んだチームです。今は千葉のレンジャージムでお仕事をさせてもらっている縁で、そこで自分のトレーニングもさせてもらっていて、タイ人のトレーナーにミットを持ってもらっています。あとは出稽古が多いですね。JAPAN TOP TEAMさんとかシルバーウルフさんなどでトップの選手たちとスパーリングして、お勉強させてもらっています。

──では最後に、この試合に向けての“決意”を改めて教えていただけますか?

YOHAN このトーナメントは僕にお任せください!

──分かりました。ありがとうございました!
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