news

ニュース

「Krush RING OF VENUS」4.8(土)新宿 中村拓己K-1プロデューサーが大会を総括「1年前と比べて出場選手みんなが成長して、K-1が目指す試合をやってくれた。そのうえでKOすることを追求してほしい」

 4月8日(土)東京・新宿FACEにて「DUAL Presents Krush~RING OF VENUS~」が開催された。中村拓己K-1プロデューサーの総括コメントは以下の通り。

「K-1 GROUPとしては、去年6月にK-1として代々木第二で開催した“女子大会”『RING OF VENUS』ですが、今年はKrushとして新宿FACEでの開催で、規模を変えての大会だったんですけど、チケットが完売して、たくさんのお客さんの中で女子大会ができたことはをうれしく思っています。今年2度目の女子大会で色んなことを試しながら大会をやっていく中で、たくさんの方に会場まで来てもらえたことをうれしく思いますし、今後どういった形で女子大会をやっていくかは未定ですが、一番大会が盛り上がる・熱気のある形で大会をできたらなと思っています。

 去年の『RING OF VENUS』に出た選手たちの大半が今大会にも出場していて、1年前と見比べてもみんな成長したなと思いました。みんながK-1ルールの試合・K-1が目指す試合をやってくれたと思いますし、どの試合もどの選手もレベルが上がっていたなと思います。

 その中でメインイベント、日本vs韓国・3対3という形で試合を組んで、最後の試合に☆SAHO☆の試合を組んだんですけど、相手のイ・ドギョン選手を含めてガッツが伝わる、気持ちが伝わるいい試合だったなと思います。☆SAHO☆選手に今回のメインイベントを任せてよかったなと。期待に応える試合をしてくれたんじゃないかと思いますし、内容的にもいい大会だったと思います。と同時に、KO決着がゼロだったというところでは、いい試合・面白い試合・気持ちが伝わる試合はいっぱいあったんですけど、K-1では最後にKOできるかどうかというところを追究していきたいと思っています。

 そういった意味でも、最後はKOで勝って締めるという部分で、改めてKANA選手の偉大さ、KANA選手がやってきたことの凄さを感じる大会でもありました。☆SAHO☆選手を含め、今日出場した女子選手には最後にKOで勝つというところを目指していって欲しいですし、今日の大会は100点だったと思いますけど、プロはやっぱり120点を目指してやって欲しい。これからも女子選手にはもうひとつ上のレベルを目指して欲しいと思いますし、そういった舞台を我々も作っていきたいと思います。

(試合後に色々な選手から今後についてアピールもあったが?)今日の試合でいい試合をした選手だったり、面白くなってくるなと思う階級に関してはチャンスを作っていきたいと思います。☆SAHO☆選手の『6月に出たい』っていうのは、試合間隔もあるので難しいところもあると思うんですけど、いろんな選手が自分たちの試合や階級に対する次の展開に向けて野心を持って発言をしてくれるのはいいことだと思います。できること・できないことありますけど、発言はちゃんと受け止めつつ次のみんなの試合を考えていきます。

(第2試合の末松晄がインパクトを残したが)元々九州にすごくいい選手がいるという話を聞いていて、K-1甲子園に出てもらったこともあったのですが、どこかのタイミングでプロの試合を組みたいなと思っていました。今回、直接プロで試合を見るのは初めてだったんですけど、すごく才能がある選手だなと。『おおっ』と思わされたというか。こういう選手が出てくるんだ、と驚きました。彼女は福岡在住ですがPOWER OF DREAMさんでも練習していて、今日はセコンドにもPODの古川会長がついていて。そういった部分でもK-1ルールに適した動きができていましたし、動きのセンスも他の選手にはないものを持っていると思ったので、これから大事に(キャリアを)作ってきたいですね。45kgは女子選手が多い階級なので、今後、末松晄(すえまつ・あき)選手、ぜひご注目いただけれたらと思います」
チケット購入