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「Krush.147」3.25(土)後楽園 中村拓己K-1プロデューサーが大会を総括「森坂陸vs玖村修平はお互いの気持ちをぶつけ合う、いいタイトルマッチだった。Krushフェザー級も戦国時代になっていくと思う」

 3月25日(土)東京・後楽園ホールにて「Krush.147」が開催された。中村拓己K-1プロデューサーの総括コメントは以下の通り。

「今日の大会は、3月12日に『K'FESTA.6』があって、大会翌日26日にはRISEさんのビッグイベントもある中でのKrush後楽園大会だったんですけど、マッチメイクの時点からKrushらしい試合になるんじゃないかなという期待があり、その期待通りの大会になったと思います。

 今年1月大会からずっと言っているように、外国人選手がK-1に出られるようになり、その流れでK-1で戦っていた選手がKrushに出るようになりました。また今回は復帰戦・再起戦の選手も多く、そのおかげでマッチメイクにボリューム・厚みが出て、それが試合前の期待感や実際の試合内容に反映されたんじゃないかなと思います。

 試合でいくとメインイベントのタイトルマッチ、森坂陸選手と玖村修平選手の試合ですが、森坂選手はK-1で連敗してKrushに戻ってきて4連勝してタイトルマッチを迎えました。試合展開は1Rにバックブローでダウンを取って、2R・3Rで真っ向勝負をして、そこで競り勝ったというところで、まさにK-1の悔しさをKrushで挽回して強くなってチャンピオンになった。そういった試合だったんじゃないかなと思います。

 敗れた玖村選手も、1Rでポイント差は付いたんですけど、あそこから挽回する力、倒しにいく姿勢はKrushのチャンピオンとして素晴らしかったと思います。結果的にはベルトを失いましたが、ああいう姿勢を見せたことで、これからの可能性や強くなるきっかけも感じさせた試合だったと思います。試合の前に舌戦もありましたが、その気持ちをリングの上でぶつけ合って、いいタイトルマッチを見せてもらえたなと思います。

 同じフェザー級では篠塚辰樹選手が林勇汰選手にKO勝ちをして、すごくインパクトと存在感を残したと思います。ケガもあり、僕らのグループではコンスタントに試合をしていなかったんですけど、ここからKrushのフェザー級のベルトを狙っていくことになれば、面白い事になるんじゃないかなと。ああいったキャラクターは僕らのグループにいませんし、入場から試合が終わるところまで目を惹かせる選手は僕的には面白いなと。そういった選手がまたフェザー級に出てきて、さらに活性化してくるんじゃないかと思います。以前、K-1で『フェザー級戦国時代』と表現していましたが、KrushはKrushでフェザー級も戦国時代になっていくかなと思います。

 試合のインパクトでいったら晃貴選手と一航選手の試合もよかったですね。晃貴選手もケガで長く試合が出来ない中で復帰戦を向かえて、ケガをする前よりも強くなって戻ってきたなと見せた試合だったなと思います。また一航選手だったり、MOMOTARO選手だったり、竹内将生選手だったり、K-1 GROUP以外の団体でキャリアを積んで我々のグループに出て試合をしてくれる選手も増えてきて。一航選手は去年2月にK-1のトーナメントに出た時と比べるとK-1ルールに合わせる試合をやってくれて。今日は相性もあって負けてしまったんですけど、K-1の戦いにアジャストして結果を出そうとしてくれるのはうれしいですし、MOMOTARO選手や竹内選手はプロとしてしっかりとしたキャリアがある選手が、僕らのKrushに出てきてキャリアを作ってくれているのもうれしいです。

 こういった形で僕らの大会、イベントに参加してくれる選手が出てきてくれたら、よりK-1・Krushの層が厚くなっていくんじゃないかと思います。1月・2月・3月を通してKrushの面白さが出てきた、改めてファンの皆さんに見せられる大会になってきたなと感じました。

(新チャンピオンに何を期待する?)まずああいう戦い方をする選手が僕らのグループにはいないので、このままあのスタイルを貫いていって欲しいなと思います。いわゆる曲者タイプだけど、一発でダウンを取ったりKOする武器があって。いざとなったら今日みたいに足を止めて打ち合えるというのは、森坂選手が5連勝の中で培ってきた自分なりのファイトスタイルが完成されたなと思います。これからKrushのベルトを防衛しながら、またチャンスがあればK-1の選手と戦っていくことを本人も目標にしていると思うんですけど、自分らしい試合というのをこれからどんどんやっていって欲しいなと思いますし、ああいうタイプを次に誰が攻略するかというのも、これからのフェザー級では見物かなと思います。

(他にチャンスを与えたいなと思う選手は?)髙橋直輝選手は階級を上げて3連勝。彼もファイトスタイルやコメントを含めて面白いキャラだなと思います。KOで勝った選手の次はいろいろ考えたいと思います。あとは第1試合の岩﨑悠斗選手と三宅祐弥選手。岩﨑選手が実力あるのでワンサイドになるかなと思ったんですけど、三宅選手もいい試合をしてくれました。今回は勝った選手だけでなく、負けた選手からもチャンスをつかんで上に行ってやろうという野心を感じました。勝ち負けの結果だけではなくて向上心・野心を持った選手に試合のチャンスを与えていきたいと思います。あと今日は空手出身の選手が活躍して、空手家の強さを感じました」
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