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寺島輝、危なげない試合運びで蓮實光を撃破「今日はオランダやWIZARDで練習したことを出したかった。ただフィニッシュまで持って行けなかったことは歯がゆい」

 1月21日(土)東京・後楽園ホール「Krush.145」の[第9試合/第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R]で蓮實光に判定勝利を収めた寺島輝のバックステージインタビューを公開!

寺島輝
「(試合を終えた率直な感想)勝ててよかったですかね。とりあえず準決勝に駒を進められたので。勝って反省できるのはよかったかなと思います。(対戦相手の印象は?)プレッシャーを感じたかな、という感じですね。それくらいです。(試合結果を見れば辛勝だったが、やりにくさはあった?)自分の中で久々のリングだったから、すごい難しかったという感じですかね。作戦もはまっていたし、オランダでやったこと、WIZARDのチームでやったこと、練習してきたことを出したくて出したくて。ちょっと延長行けって思ってましたもんね。もう1ラウンドやりたくて。

(あの展開でも焦りはなかった?)そうですね。作戦通りだったので。あの展開になるんだろうなとはわかっていたんですけど、それをフィニッシュまで持って行けなかった自分の歯がゆさが出た試合だったかなと思います。(オランダ修行でやってきことで出せた部分・出せなかった部分は?)オランダに行って強くなるとは限らないし、何かを次の試合に向けて作戦を立てたということはないんですけど、練習で受けてみた圧力だったり、もらったパンチだったりは自分の中で莫大なものがあって。それに対して自分が『こんなもんか』と思って試合をしていました。ただ僕は事故って負けたことがあるので、トレーナー陣に『今日はいくな』と止められた試合で、トレーナー陣からはよくやったという試合内容だったみたいですね。

(4月の準決勝の相手が稲垣柊に決まったが?)まだ試合を見ていないし、前の試合も見ていないので、どんな試合内容だったのかわからないです。ただ柊とはずっと空手時代に一緒だったんですよ。昔から知ってる仲なので、柊とやるんだな、年取ったなという感じですね。お互いに。(それは子供の頃?)そうですね。俺の弟が2個下で、柊も2個下なんですよ。それでよく試合をしていて。知ってる時期でいえば、幼稚園とかそういう年代から知っています。特に特別な思い出はないんですけど。知ってる子と試合する感じです。

(楽しみな部分もある?)そうですね。でも俺自身は誰とやるというよりも、今日上手くできなかった、フィニッシュまでいけなかった試合内容だったので、それをまた改善して4月に圧倒的に倒したい。優勝候補と言っていただけているので、優勝候補の中で安全運転しやがったみたいな試合だったので、それを払拭できるようにしっかり優勝したいと思います。

(ファンへメッセージ)4月しっかり優勝してベルトを巻くのはもちろんなんですけど、圧倒的に勝ちたいと思いますし、今日はオランダに行っていた時に亡くなった大切な友だちのためにしっかり勝ちたかった試合だったので、そういう面でも勝ててほっとしています。すぐ明日から、今日から次の試合に向けて走り出しますし、もっともっと強くなって帰ってくるので期待していてください。ありがとうございました」
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