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「Krush.143」11.26(土)後楽園 女子アトム級のトップ対決!優「後輩たちにカッコいい姿を見せたい」vs松谷綺「K-1で負けた悔しさを爆発させる」

 10月21日(金)都内にて、11月26日(土)東京・後楽園ホール「Krush.143」の第2弾カード発表記者会見が行なわれた。

 今月28日に開催される「Krush.142」では菅原美優vsチャン・リーのKrush女子アトム級タイトルマッチが行われるが、今回の優vs松谷の一戦は、K-1&Krushの女子アトム級戦線の行方を占うトップ選手同士の対戦だ。

 優は今年2月「Krush.134」で菅原のベルトに挑戦するも敗北。その後、怪我もあって6月の"K-1初の女子大会"「K-1 RING OF VENUS」代々木第二体育館大会には出なかったが、女子戦線が再始動していく中で、9カ月ぶりにリングに復帰することになった。

 今回リングに上がるにあたり、優は一つの目標を持った。それはK-1やKrushのチャンピオンになることではなく、後輩たちに自分の背中を見せること。K-1の女子戦線が単独で大会を開催するまでとなり注目を集めていく中で、優が所属するNEXT LEVEL渋谷にもこの春から女子の入会者が増えたという。

 現在は10人ほどの女子選手がトレーニングに励んでいるらしく、「自分がもう教える立場でもあったりして、その子たちにもう一回カッコいいところをちゃんと見せないとなって思ったのが一つの理由ですね。頑張ってる姿、背中をもう一回見せてあげたい」という想いが、優をリングに駆り立てたようだ。

 対する松谷は昨年からKrushに参戦しているが、初のK-1参戦となった6.25「RING OF VENUS」代々木第二体育館大会では、初代K-1女子アトム級王座決定トーナメントに出場した。一回戦で現Krush王者の菅原に敗れ、プロ初黒星を喫してしまったが、「悔しさを爆発させて、盛り上がる試合をして勝ちたいと思っています」と気持も新たに再起に一歩を踏み出す。

 注目の舞台での初の敗戦ではあったが、「自分が一番に目立ちたいっていう気持ち」を得られたという松谷。その気持ちを糧に目指すのは、やはりK-1とKrushのベルトだ。

「KrushでもK-1でもどっちでも獲りたいと思っているんで、まずはこの一戦に集中してやっていきたいなと思っています」と、優とは対照的に若者らしく貪欲にタイトル戦線への浮上を目指す。
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