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「K-1 WORLD GP」12.3(土)大阪 フェザー級王者・軍司泰斗がワン・ジュングァンとスーパーファイトで激突!「武尊選手も倒せなかった相手を僕が倒す。ここでKO勝ちしてこそスターへの道が始まる」(軍司)

 10月14日(金)都内にて、12月3日(土)に大阪・エディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の第一弾対戦カード発表記者会見が行なわれた。

 今年8月のK-1福岡大会でK-1フェザー級世界最強決定トーナメントを制したK-1フェザー級王者・軍司泰斗がスーパーファイトに出場。中国のワン・ジュングァンと対戦する。

 中村拓己K-1プロデューサーはゲーオ・ウィラサクレック・武居由樹に続き、現役王者として世界最強決定トーナメントを制した軍司を「フェザー級最強を証明した」と評価。“戦国時代”と称されたフェザー級の群雄割拠に終止符を打った軍司の次のステップとしてジュングァンとのスーパーファイトを用意した。

 ジュングァンは過去にK-1で武尊とも対戦し、ONE Championshipではタイトルマッチを経験した世界トップレベルの強豪。5年振りのK-1参戦となった8月の世界最強トーナメントでは1回戦で新美貴士を撃破。準決勝で斗麗に敗れたものの、新美戦でのダメージが残っている中での敗戦で、ワンマッチでは抜群の強さを誇っている。

 軍司はK-1フェザー級王座を戴冠した昨年12月の大阪大会を振り返り「ちょうど1年でまた12月の大阪大会に出られるのはいい機会」と喜びの表情。8月のトーナメントを圧倒的な強さで制して以来のリングとなるが「トーナメントの1回戦はKOできなかったので、そういった反省を含めて1Rから倒しに行こうかな」と、強豪ジュングァン相手に短期決戦を示唆した。

 そのジュングァンは2017年9月のK-1さいたま大会で武尊に敗れはしたものの、ダウンすら奪わせず、武尊を窮地に追い込むシーンも見せた。軍司も「武尊選手も倒せていない、相当強い選手」と、ジュングァンのタフさを高く評価。中村プロデューサーも「世界のトップクラス」と称えるジュングァンに対し「ここでKOで勝ってこそスターへの道。ほとんど倒されたことがない選手なので、僕が倒そうかな」とKOへの並々ならぬ意欲を見せた。

 なお、会見を欠席したジュングァンは軍司との一戦に向け「自分を信じて欠点を克服し、この試合のために十分なトレーニングを積んでいきます」とコメントを寄せている。

 大阪で実現したフェザー級世界最高峰の一戦。軍司がここでも圧倒的な強さを見せつけるか? それともジュングァンが軍司の牙城を崩すか?

軍司泰斗
「去年の12月に大阪大会でチャンピオンになって、そこからちょうど1年でまた12月の大阪大会に出られて、すごくいい機会かなというのもありますし、相手のワン・ジュングァン選手はトーナメントでは負けてしまったんですけど、武尊選手も倒せていない選手なので、相当強い選手だと思っています。そのワン・ジュングァン選手にKOで勝ちたいと思っています。

(ジュングァンの強さ、特徴をどうとらえているか)一番はタフさがあって、どんなに殴っても下がらないで前に来て、倒れない選手だなというのが一番の印象です。(8月に現王者の強さを見せつけたが、それに伴う周囲の期待をどう捉えている?)8月の試合でいい結果を残して、みんな倒すところを期待していると思うので、その期待に応えられるように、ここでKOで勝ってこそのスターへの道かなと思っています。

(この試合に向けたテーマは)K-1で戦った相手もそうですし、ほとんど倒されたことがない選手なので、そういった中で僕が倒そうかなというのが一番強いかなと思います。(倒す自信は?)8月の試合も終わって怪我もなく順調に練習は進んでいるので、倒す気でしかいないです。この間の8月のトーナメントの1回戦はKOできなかったんですけど、そういった中で反省を含めて1Rから倒しに行こうかなと思っています。

(トーナメント以降さらにレベルアップするためにどんな取り組みをしたか)8月同様パンチの強化はしてきましたし、そういった中でもスピード重視で倒すことだけを意識して、そういった練習を多めにしてきました。(トーナメントは完璧だったが、まだ理想には近づいていない?)8月の試合は1回戦でKOできなかったので、そういったところで強いタフさのある外国人選手を1Rで倒すというのを目標に練習しています。

(ずばり1RKOを目指す?)もちろんKOを狙っていますし、早い段階で1Rで倒すのが一番の目標かなと思います。(トーナメントで見たジュングァンの印象)印象は(以前と比べ)そこまで変わってないですけど、さらにどんどん強くなってくると思うので、そういった中でタフな選手でもしっかり倒す練習をしていきたいと思います。

(2022年を締めくくる一戦で、どう締めくくりたい?)去年の12月の大阪大会でチャンピオンになってちょうど1年で、今年最後の試合だと思うので、そういった中でいい形で終わりたいです。いい形で終わって、来年はさらなる強豪とやりたいので、それに向けてここでKOするのがベストかなと思います。(この試合も通過点にすぎない?)僕の中では通過点ですし、チャンピオンが負けてはいけないと思うので、勝つのが最低限かなと思います」

ワン・ジュングァン ※会見欠席のためコメントのみ
「K-1大阪大会で再びK-1に出場できることを光栄に思います。対戦相手はK-1チャンピオンの軍司選手ですが、自分を信じて欠点を克服し、この試合のために十分なトレーニングを積んでいきます。K-1ファンのみなさん、ぜひ私を応援してください」
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