news

ニュース

「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>九州フェザー級最強の男・銀次、リザーブファイトで殴り合いを宣言「K-1らしい熱い殴り合い、倒し合い、壊し合いをしたい」

 福岡・VAINQUEUR GYMにて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R]で寺田匠と対戦する銀次が公開練習を行なった。

 銀次は福岡県飯塚市出身で、現在も九州を中心に活躍するファイター。KPKB(北九州キックボクシング)をはじめとした数々のタイトルを獲得しており、九州フェザー級ナンバー1の呼び声も高い。

 そんな銀次が格闘技を始めたのが中学生の時。父親に連れて行かれたのがキックボクシングジムだったそうで、そこから気がついたらプロになっていたという。また、格闘技を始めた時期から見ていたのがK-1だった。K-1は銀次にとっても憧れの舞台で、「素直に嬉しかったですね。地元でK-1という大きな大会に出させていただくのは光栄ですね」と、オファーが来た時の心境を語っている。
 今回はフェザー級トーナメントのリザーブファイトへの出場だ。「リザーブでもしっかり結果を残せば、今回本戦に出ている人たちと戦える機会もあると思うんで、一個ずつやっていこうかなという感じですね」と、チャンスと捉えてK-1でもひとつ一つ実績を積み重ねていくことを考えている。

 その対戦相手となるのは同じ九州は宮崎県出身の寺田だ。寺田について、「今5戦5勝で無敗の選手っていうことで話題性もあるし、本戦に出てもおかしくない選手って言われているので、しっかり勝って自分が蹴落としていこうかなと思っています」と目をギラつかせた銀次。「結構ガンガン打ち合ってくる選手かなと思っています」というファイターとしての印象を持っているようだが、そこは銀次ものぞむところのようだ。
「自分もだいぶ前からみんなにK-1ルールに向いているよって、ファイトスタイル的に言われていたので、いつも通りの自分の戦い方をしていけば、自然と倒れているんじゃないかなと思います」と、寺田とリングで会う日を待ちかねているようだった。

 また、「一個一個のことしか出来ない」という性格らしく、まだ先のことは考えていない。リザーブファイトとはいえ本戦出場の可能性もあるが、「まず目先のリザーブの試合に勝たないと次に繋がらないんで、しっかり目の前の試合に全力を出そうかなと思っています」と、寺田戦に集中する考えだ。
 かつては上京することも考えて悩んだこともあったそうだが、「自分はこっちで強くなって逆に東京の人たちを倒していこうと決めたんで、今はそれでやっている感じですかね」と、地元で培った力をK-1の舞台で見せたいところ。地元開催であるために応援をしてくれる人も多い。「K-1らしい熱い殴り合い、倒し合い、壊し合いをしたいと思っているんで、熱い声援のほど、どうかよろしくお願い致します」と、地元ファンの応援を力に変えて、K-1初陣での勝利を狙う。
チケット購入