「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>斗麗、世界最強決定トーナメントでK-1のニュースターになる!「このトーナメントで優勝すればホンマの世界最強。出場選手のなかで僕が一番覚悟が決まっているので、絶対に優勝します」
斗麗は2018年12月に16歳の若さでKrush後楽園大会でプロデビュー。その後は“超新星”としてフェザー級のトップ戦線で活躍し、今年4月の「K'FESTA.5」では現K-1フェザー級王者・軍司泰斗とスーパーファイトで対戦。敗れはしたものの、延長戦までもつれる接戦を繰り広げた。この試合が評価され、今回のフェザー級世界最強決定トーナメント出場が決まった。
軍司戦を振り返り「延長は負けたなって感じでしたけど、本戦では勝ったと思う試合だったし、(差がついたのは)延長ラウンドの残り30秒。気持ちの部分で軍司選手の方が上だった」と話した斗麗。「結果は負けだったけど、そんなに差はないと思った」と試合内容には手応えを感じた。
「前回の試合で自分のあかんところが明確に分かったんで、次の試合ではそこを出さへんようにしようと思います。(言える範囲で)気持ちですね。死んでも勝つ。そう思って練習しています」と課題の克服にも余念はなし。公開練習ではパンチ・ミドル・ハイキックとバリエーション豊かな攻撃を繰り出していった。
トーナメントの勝ち上がりについては「準決勝・決勝は外国人選手と戦いたい。世界最強決定トーナメントなので外国人選手とやって優勝するのがいいと思う」と海外勢との対戦を希望し「勝つイメージは3試合とも完璧。僕は一回戦に全部かけているんで、一回戦で椿原選手に勝ったら一気にいけると思います」とトーナメント制覇の青写真を描く。
この日のインタビューでも「トーナメントには軍司選手も出ているし、僕はベルトより価値があると思っています。このトーナメントで優勝すればホンマの世界最強やと思うんで、僕は優勝しか見ていません。出場選手のなかで僕が一番覚悟が決まっていると思うので、絶対に優勝します。楽に勝てるとは思っていないので“死んでも勝つ”。それがテーマです」とトーナメントへの並々ならぬ覚悟を語った。
最後にファンへのメッセージを求めると、斗麗は「僕がトーナメントで優勝して、K-1の次のスターになります。楽しみにしておいてください」と宣言。この言葉通り、世界最強決定トーナメントで“超新星”は“ニュースター”まで駆けあがるか?