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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>AKIRA Jr、クルーザー級戦線に殴り込みだ!「僕とANIMAL選手の試合はめちゃめちゃ楽しい試合になる。クルーザー級のトップ戦線に切り込んでいきたい」

 大阪・道場373にて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1クルーザー級/3分3R・延長1R]でANIMAL☆KOJIと対戦するAKIRA Jr(アキラ・ジュニア)が公開練習を行なった。

 AKIRA Jrはフィリピンと日本のハーフで、関西を中心に活躍する重量級ファイター。これまでRKSクルーザー級と蹴拳スーパー・ミドル級の2本のベルトを獲得し、今大会でK-1初参戦を果たす。K-1デビューが決まり「周りのみんなは喜んでびっくりしていました。その反面、頑張ってほしいと声をかけてもらって、期待されているんだなと感じました」とAKIRA Jr。「やっぱりK-1は大きな団体なので、そのリングで戦うことは一つの目標でした。K-1で試合が決まって嬉しい気持ちがある反面、頑張らないといけないなという気持ちが半々ですね」と現在の心境を語った。
 フィリピン・マニラ生まれのAKIRA Jrは「日本に来たのは幼稚園の頃」で、日本で育った。遊びでバスケットボールをやっていた時期もあったが、本格的なスポーツ歴はなく「いわゆる地下格闘技の試合を見に行くことがあって『面白そうやな。自分もやってみよう』と思った」ことがきっかけで、キックボクシングジムに入門し、格闘家の道を志した。

 プロキャリアは約10年で「最初は関西の大会でデビューして、関西の大会でキャリアを積みながら海外の試合にも出ていました。そのなかでRKSクルーザー級と蹴拳スーパー・ミドル級の2本のベルトを獲りました」とAKIRA Jr。

 もともと体重は80kg弱しかなかったが「その体重だと階級が中途半端で、なかなかチャンスがなかったんです。70kgまでは落ちないし、ヘビー級でやるには小さい。それで少しずつ身体を作って、体重を増やしていこうと思って、いまはクルーザー級(90kg以下)で戦っていて、自分の骨格的にもクルーザー級が適正階級だと思います」と更なるチャンスをもとめてクルーザー級に戦いの場を移した。
 AKIRA JrがK-1参戦を決めた理由も「K-1の重量級が盛り上がっているから」で「K-1の戦いの輪の中に入っていて、台風の目になりたいですね。全然(K-1でも)活躍できる自信はある」と豪語。4月「K'FESTA.5」で行われたK-1無差別級トーナメントを見て「試合だから実際にやってみないと分からないですけど、もし僕が出ていたら、また違ったストーリーができたかなと思います」とK-1重量級戦線での活躍に自信をのぞかせる。

 対戦相手のANIMAL☆KOJIはKrushクルーザー級のタイトル挑戦経験があり、K-1無差別級トーナメントにも出場したK-1重量級中心ファイターの一人。いきなり強敵を迎えた形のAKIRA Jrだったが、AKIRA Jrは「ANIMAL選手の印象は総合出身の選手かなというくらいです。細かいパンチは上手いですが、あのパンチで僕は倒せないと思います。(ANIMALは1RKOを宣言しているが?)僕は打たれ強さにも自信があるし、ANIMAL選手は殺傷能力がないんで、それは無理。2Rに入ったら自分の勝ちかなと思います」と断言する。
 ANIMALの一連のパフォーマンスについても「バナナの印象しかないですね(笑)。会見でバット折ったり色々してましたけど、もうちょっと面白くしてほしかったです。完全にすべってたんで(笑)、自分は普通に会見をやるつもりだったから、完全にもらい事故ですよ。前日会見も自分のスタイルでいこうと思っていますが、乗っかて笑いが起きそうだったら乗っかって盛り上げようと思います」と余裕たっぷりに語った。

 改めてK-1デビューに向けて「K-1デビュー戦なので勝たないと意味がない。勝ちにこだわって、どんな展開でも勝とうと思います」と勝利への執念を語ったAKIRA Jr。「自分はクルーザー級のトップ戦線に切り込んでいきたいので、ANIMAL選手を倒したらシナ・カリミアン選手、マハムード・サッタリ選手、K-Jee選手、谷川聖哉選手…その中に入ってきたいですね。僕とANIMAL選手の試合はめちゃめちゃ楽しい試合になると思うので楽しみにしていてください」とクルーザー級戦線への殴り込みを誓った。
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