「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>近藤魁成、スーパー・ライト級に新風を吹かせる!「令和・新しい時代になって、これからは僕たちの時代。僕らが昔の選手たちを倒していかないといけない」
近藤は昨年末にウェルター級からスーパー・ライト級への転向を表明。その第一歩となった1月のKrush後楽園大会では66.5kg契約でアラン・ソアレスにKO勝利し、今回いよいよスーパー・ライト級での試合に臨む。この両者は2018年6月K-1さいたま大会のプレリミナリーファイトで対戦しており、この時はドローに終わっている。約4年の時を経て決着戦が決まった形だ。
怪我が続いていた右の拳の状況についても「右のパンチも全然打てたので完璧と言えば完璧です」と問題なし。「通常体重がすごく減ったので、65kgに階級を下げるからといって減量は問題ないです。体重はすぐ落とせる状況ですし、試合はいつでも大丈夫です。ずっとウェルター級(67.5kg)でやってきたので、そのフィジカルは生きてくると思いますし、体重を落とす分、スピードは上がっていると思います」とスーパー・ライト級が現時点ではベストウエイトという手応えも感じている。
「いつかやらないといけない相手だと思っていたので、この機会にKOで決着をつけたい」という想いのもと、公開練習ではサンドバック打ちのみの披露となったが、近藤は「鈴木選手と戦うのは2回目なのであまり手の内を見せたくない。それでサンドバックのみにしました。作戦はしっかり練っているので当日を楽しみにしていてください」と理由を語った。
「アマチュア時代に朝久道場の大会に出たことがあるんですけど、プロで試合するのは初めて。過去にK-1福岡を見に行ったこともあったんで、その大会に出られることがうれしいです。その福岡で決まった再戦、必ずKOで勝ってベルトに近づきます」とファンにメッセージを送った近藤。スーパー・ライト級に新世代の風を吹かせることができるか?