メインイベント(第10試合)はKrushライト級タイトルマッチ。王者・大岩龍矢が挑戦者・児玉兼慎を迎える。大岩は24年7月に伊藤健人を破り王座戴冠。25年11月に篠原悠人を破り初防衛を果たすも、今年5月に現K-1王者の永澤サムエル聖光に判定負け。復活の一戦に2度目の防衛戦を選んだ。
対する児玉は昨年9月、過去に敗れた大谷翔司にリベンジを果たした。「次はタイトルマッチ以外はやらない」という宣言通り、1年1カ月後につかんだ王座挑戦のチャンスをものにできるか。
1R、ジャブの差し合いから児玉が右ハイキック。大岩はかいくぐり右ボディストレートを伸ばす。児玉は右カーフからワンツー。大岩はガードを固め、児玉の打ち終わりに右ストレートを上下に散らす。
2R、開始早々児玉が右アッパーから左のコンビネーション。さらに右カーフで大岩のバランスを崩す。大岩はガードから右フック。児玉はガードの隙間に左アッパー。さらに右飛びヒザ蹴りでプレッシャーをかける。
3R、大岩の左ミドルに児玉も右ミドルを返す。大岩は距離を詰めガードから左ボディ。児玉の右ハイの打ち終わりに左右のテンカオを突き刺す。大岩が右カーフをフェイントに右ヒザをアゴへ突き上げる。児玉が右アッパーを突き上げると、大岩は左フックを顔面へ直撃。両者リング中央でパンチを交換するまま終了のゴングを迎えた。
判定は三者三様ながら3-0で児玉。ベルトを切望し続けた児玉が悲願のKrush王座を手にした。
ベルトを腰に巻いた児玉は涙声で関係者に感謝を延べた。そして「24年しか生きてないけど、今日が間違いなく一番幸せ。ファンの皆さんに一言。やってやったぜ」と話し、いつものようにマイクを投げ捨てた。