第6試合は悠斗vs心直のKrush-OFGバンタム級ワンマッチだ。一昨年合計タイムわずか57秒でKrushフライ級王座を獲得した悠斗だが、昨年は王座陥落を含めて2連敗。MMA転向も視野に入れOFGルールに挑む。対する心直は昨年の10.25「Krush.166」で林佑哉に敗れて以来の参戦。試合前にはインタビューの内容で悠斗を怒らせてしまい、前日会見でもらしさを発揮して悠斗を困惑させた。この試合、どのような結末となるか?
1R、ゴングが鳴ると悠斗がプレッシャーをかけていく。これに対して心直はローキック。だが、悠斗は構わず前に出てパンチを振るっていく。心直は左のミドルキック、右のハイキック。それでも悠斗は前に出るのをやめない。ならばと心直はミドルキックにハイキック。前蹴りで距離を取って左のハイキックだ。さらに蹴りのコンビネーションを放っていく心直。悠斗はそれでもプレッシャーをかけてボディブロー。そしてコーナーに詰めると右のフック。さらに回り込もうとした心直に左右のパンチだ。心直も回りながらハイキックで応戦だ。
2R、ゴングが鳴ると心直が左のハイキック。さらにハイキックで攻める心直に、悠斗は右のフックを炸裂させてダウンを奪う。立ち上がった心直に攻め込む悠斗。心直もヒザ蹴りを放って押し返す。パンチからヒザ蹴りの連打を見せる心直。左の飛びヒザ蹴りも繰り出していく。心直は左のハイキック。悠斗は右のフックを大振りする。さらに悠斗は右のパンチ。心直はハイキック、ローキック、飛びヒザ蹴りを連続で発射だ。
3R、心直はジャブを連打。そこにカウンター気味に悠斗が右のフックを叩き込む。悠斗はカーフキックからの右のボディブロー。心直にプレッシャーをかけていく。さらにロープ際に追い詰めて左右のボディブロー。心直も左のハイキックで応戦だ。悠斗が前に出てくるとヒザを合わせる心直。しかし、悠斗は下がらない。パンチを振るいながら前に出る。心直も左のハイキック。さらにカウンターで左のヒザ蹴りを合わせる。心直がハイキック、ミドルキックを繰り出せば、悠斗も引かずにパンチで応戦だ。試合は判定に持ち込まれ、29-28、30-28、30-28の3-0で、1度のダウンを奪った悠斗が勝利を飾った。