プレリミナリーファイト第1試合はKrushバンタム級のワンマッチ、呼良vs松谷梛の一戦。2022~2023年にかけてKrush及びKrush-EXに参戦していた呼良は、これが約1年9カ月ぶりの参戦だ。Krushのリングでの初白星を目指す。対する松谷は松谷桐を兄に、K-1&Krush女子アトム級王者の松谷綺を姉に持つ格闘一家の末っ子。今年の4.29「Krush.173」でプロデビューし、田中康友相手に見事なKO勝利を飾っている。リングサイドで姉の綺が見守る中、連勝なるか?
1R、まずは呼良が前に出てプレッシャーをかけていくが、松谷はカーフキックとジャブを打ちながら迎撃。左のボディを打ち込み、パンチとカーフキックのコンビネーションで攻め立てる。松谷はジャブを打ちながらヒザを打ち込んでいく。さらにボディブローを打ち込み、カーフキック。至近距離からの飛びヒザ蹴りも繰り出していく。松谷はジャブ、ヒザと打ち込んでいく。1Rは松谷ペースだ。
2R、まずは呼良が前蹴りで距離を取ろうとするが、松谷も前蹴り、左のミドルキック。前に出てくる呼良をカーフキックで迎え撃ち、ロープを背にしながらもヒザ蹴りを繰り出していく。さらに右のカーフキックを連続で打ち込む松谷。呼良もそんな松谷に対してパンチを繰り出しながら前進。それに対して松谷はヒザ蹴りを連発だ。だが、コーナーを背にした呼良もパンチの連打で反撃していく。
3R、やはり前に出ていこうとする呼良。これに対して松谷はヒザを繰り出しながら押し返す。さらに左のヒザを打ち込み、左のフックを連発。呼良をロープに追い込んでいく。だが、呼良も左フックを打ち込み押し返す。松谷も下がらずヒザ蹴りからパンチの連打だ。さらにカーフキックを連発し、パンチを打ちながら前に出ていく松谷。ラスト1分になると両者パンチの連打だ。さらに松谷は左右のヒザ蹴りを交えつつ攻撃。最後はパンチとヒザのコンビネーションで攻め立てたが、呼良もパンチを放って反撃と、両者打ち合いの中ゴングとなった。試合は判定となり、30-27、30-27、30-27の3-0で松谷の勝利。デビュー戦から2連勝を飾った。