match result

試合結果

メインイベント(第10試合)/Krushバンタム級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

    所属ジム
    力道場静岡
    ReBORN経堂
    戦歴
    22戦 17勝(4KO) 5敗 0分
    18戦 13勝(7KO) 5敗 0分
    生年月日
    2001.9.28
    1997.6.30
    身長・体重
    168cm ・ 53.0kg
    170cm ・ 55.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    福岡県嘉穂郡
    群馬県高崎市
    SNS

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試合レビュー

 壬生狼は昨年3月にプロ無敗のまま、Krushバンタム級王座に就いたものの、5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントでは決勝で黒田斗真に敗れ、ダイレクトリマッチとなった12月のK-1大阪大会でも黒田に敗れた。一方の池田はK-1カレッジ2019 -55kg王者で、ABEMA「格闘代理戦争」にも出場。昨年5月のK-1バンタム級日本最強決定トーナメントでは一回戦で黒田斗真に敗れたものの、そこから2連勝を収めて今回の挑戦権を掴み取った。

1R、リーチで勝る池田はジャブとローで壬生狼をけん制し懐に入らせない。しかし壬生狼が右ストレートをヒット。壬生狼はスピードある動きで池田をかく乱。左ボディフックと右ローも池田に当てる。

2R、ジャブと前蹴り、長い攻撃で壬生狼を止めたい池田だが、壬生狼はスッと間合いに入って左ボディフックを打ち込む。壬生狼の入り際にローとカーフキック(膝から下・ふくらはぎを蹴るローキック)を入れる池田だが、壬生狼はダメージを見せない。しかし徐々に池田が前に出て壬生狼を押していく。池田はカーフキックとショートアッパーで壬生狼を攻め、飛びヒザも壬生狼に打ち込む。

3Rも池田はプレッシャーをかけて前に出る。壬生狼はフットワークで回りながらアッパー・フックを放って応戦するが、池田は止まらない。身長差による圧力を活かしての押し合いで壬生狼の体力を削る。その上で左右のストレート、左・右と壬生狼にフックを当てる。鼻血の見られる壬生狼。判定は判定は30-29、30-30、30-29の2-0で池田。接戦を制し新王者となった。

池田のマイク
「こうやってずっと望んでいたベルトを巻けたのは応援してくださっているみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。これからはK-1の初代バンタム級チャンピオンを目指して頑張ります。運営のみなさんもありがとうございます。もっと頑張ります」

■試合後の池田幸司のコメント
「ずっと狙っていたKrushのベルトを取れてうれしいです。(ローキックは作戦?)全く作戦と違って、自分の長い距離で終始戦って相手に何もさせないで自分の攻撃だけ当てて…という作戦でした。でも壬生狼選手はすごく戦い方が上手でペースを握られちゃった部分もありました。(前半はパンチで押されていたが?)壬生狼選手がパンチで来て、ジャブと蹴りでいく作戦だったんです。中盤まではできたんですけど、思ったより壬生狼選手のパンチが強くてガンガン来て、相手の距離になったのが反省点です。(最後に攻撃をまとめられたのは?)自分の距離で戦えないと思ったので、相手の距離でもいいから前に出て。下がらないように意識しました。(どんなチャンピオンになりたい?)防衛戦でも圧倒して勝って、他の選手とは一味違うってところを見せたいと思います。(リングでもアピールしたK-1のベルトについては?)去年バンタム級が出来て、まだ誰もK-1のベルトを巻いてないと思うので、僕がそれを巻きたいです。(これから戦いたい相手は?)黒田斗真選手にリベンジしたいです。(ファンのみなさんへのメッセージ)バンタム級を背負える選手になりたいです」

■試合後の壬生狼一輝のコメント
「まずファンのみなさん、すまんかった。そうじゃのう。正直、池田選手、強かった。ワシも3連敗か………くやしい。ベルトもなくなって、またゼロから頑張るよ。(予想以外の展開はあった?)フィジカル面では、ワシの方が上と思っとったら、そこも池田選手は強かった。倒すつもりでいったから、こういう結果になった。倒せんかったワシが悪い。(ローキックのダメージは?)試合中は聞いてないと思ったが、今は立てんくらいに効いとるわ」


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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年3月26日(土)Krush.135
日程
2022年03月26日(土)
会場
後楽園ホール
選手
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