Krush
2020.10.24
#MOVIE

◆主催・著作 Krush実行委員会
◆企画・制作 株式会社M-1スポーツメディア
◆運 営 株式会社グッドルーザー
2Rも利川がリング中央から斎藤を追っていく。ローからジャブ、フック、ストレートと放つ利川。斎藤は左フックを振るいながら前に出るが組みつきが多くなってしまいレフェリーから注意を受ける。利川が圧力を掛ける展開が続く。
3R、利川がフックからミドルをリズムに乗って回転させる。両者このラウンドも組みつきが多く、レフェリーが2人に警告を出す。近距離で左右フックを当てる利川に斎藤はハイキックを返すが当たらない。判定は30−28、30−28、30−28の3−0で利川。3年2ヵ月ぶりのKrush登場であったが勝利した。
■試合後の利川和希のコメント
「ジムを移籍して初めての試合で、試合自体も10カ月ちょっとぶりで、間隔が空いたこともあると思うんですけど、ジムで練習していることが全然できなくて0点ですね。(対戦相手の印象は?)ぶっちゃけ映像で見ている方が強い印象でした。もっと試合になったら蹴ってくると思ってました。(今後の目標は?)こんな勝ち方じゃデカいことは言えないですし、今日の試合はダメダメだったんで、自分の悪いところを修正して頑張ります」
2R、小澤は被弾しても前に出るが、真優はパンチからの左ミドル、顔面前蹴りと当てる。小澤は真優の攻撃を巻き込んでしまわんかのように前へ出て右クロス・右フックを振るう。だが、真優は前蹴り・ジャブ・フックと左の攻撃が冴える。さらに真優は右ハイキック、左顔面前蹴りと当てて終える
3R、倒さんとする気持ちの表れか真優はジャブ、前蹴りから前に出る。しかし小澤も前に出てくるため両者クリンチが多くなってしまう。小澤のヒザが下腹部に誤爆してしまい真優には一時インターバルが与えられる。真優は最後は小澤を押して出てミドル・前蹴り・バックブローと放って終える。判定は30−29、30−28、30−27の3−0で真優。勝利したが納得いく内容ではなかったか笑顔は見られなかった。
■試合後の真優のコメント
「試合には勝ったんですけど後悔しかない感じです。対戦相手の小澤選手はキャリアもすごくあって前にガツガツ来る選手ということは知っていたので、それに対して自分がどう戦うかを練習してたんですけど、それが出なかったんで…という感じです。(今後の目標は?)今、空位になっているKrushのベルトを狙っていたんですけど、このレベルじゃKrushのベルトが欲しいとは言えません。もう一回考え直して、師範と仲間と話をしてもっと強くなれる練習をして前を向いて頑張ろうと思います」
2R、伊藤はジャブを突き左ミドルを入れながら左回り。これで自分の間合いを作り安達を懐に入れない。安達はしかし左フック、右ストレートと放って迫る。伊藤はプッシングで間合いを戻すが、安達はパンチで意識を上に散らしてから右ローを当てる。
3R、安達は前に出て圧力で伊藤の間合いを潰し、ロー、跳びヒザ、ジャブと攻撃を上下に散らす。そして右クロス、左ボディフックと伊藤に決める。安達が攻勢となってくるが、伊藤は左ミドルを受けた直後に返した右フックでダウンを奪取。さらに攻めて右クロスを当てて終える。判定は30−28、30−28、30−28の3−0で伊藤。最終3Rに奪ったダウンで勝利をものにした。
■試合後の伊藤健人のコメント
「今回の試合は倒して勝って マイクを握って感謝を伝えるまでが目標だったのですが、1年ぶりの試合で硬かったです。試合も理想通りの動きじゃなくて、倒すことがゴールだったので悔しいです。(対戦相手の印象は?)予想していた通り気持ちの強い良い選手でした。(今後の目標は?)KOで勝って12月のK-1両国大会に出させてくださいと言いたかったんですけど、この内容じゃそうはいかないです。今、僕はK-1ジム蒲田で太田代表のもとで練習しています。もっと強くなって感謝を伝えたいです」
2R、萩原は前に出て圧力を増していくが、峯は素早く察知して下がり、この圧力を効かさせない。右ロー、跳びヒザと見せる峯だが、萩原が下がらず前に来るため押して出れない。
3R、萩原は圧力を増して前に出て右ショートフックをヒット。峯はこの圧力を苦にした様子。萩原は乱戦に持ち込み左フック、右ストレートと当てる。峯のミドルを食らっても下がらず、逆にミドル、右ストレートを当て返す萩原。判定は30−29、30−29、30−29の3−0で萩原。トーナメント最年長の萩原が1回戦を突破した。
■試合後の萩原秀斗のコメント
「自分的には30点くらいだったなという感じです。12月までにやることはいっぱいあるので100点・120点まで仕上げていきたいです。(対戦相手の印象は?)2年前くらいに総本部に出稽古に来てスパーリングやったんですけど、その時より強くなっていた印象です。ちゃんと対策をしていたので(攻撃を)もらわなくてよかったです。(準決勝・決勝に向けて)みんな強くて僕は大穴だと思うんですけど、僕がベルトを獲って盛り上げたいと思います」
2R、橋本は左ミドルを当て左ストレート。藤田が打ち合いに来るとさらに右フックを当てるが、藤田も右ストレートを当て返す。橋本は左ストレートを当てるが、藤田もすぐに打ち返していき、左フックを当て返す。右目じりから出血が見られる藤田。
3R、藤田はパンチに力を込めて前に出る。橋本はこれを弾きながら左回り。左ミドルを放つが、藤田はすぐに強打の右フックを振り返す。そして左フックを橋本にヒット。橋本はこれに左ミドルで対抗して試合を終える。判定は30−29、30−30、30−28の2−0で橋本。アマチュア時代に敗れた藤田にリベンジした。
■試合後の橋本実生のコメント
「試合は楽しかったですね。自分が変われた・進化した感じがしました。(対戦相手の印象は?)強かったですね。(準決勝のメンバーが決まって)100%ベルトを獲れるなと思いました。何が何でも獲ります。(準決勝・決勝に向けて)とりあえず今日勝てたんであと2か月、今までにないくらい完璧に仕上げて、僕が獲ります」
2R、吉岡は接近して左右ボディフックを打ち込むが、池田はもそこへストレートを合わせてヒット。吉岡はパンチからのハイ、跳びヒザと放つが池田もガードをしっかりさせて当てさせない。
3R、オーソドックスとなった吉岡は右ストレートを当て、池田が前に出てくると左フックをカウンターでヒット。池田が前蹴り、ミドルで出てくると吉岡は正面で受けず、横へのステップとズラして立つことでプレッシャーを受けない。池田はガードを上げて前進してヒザを放ち、長身を活かして吉岡に迫る。フックを振るう吉岡だがガードに阻まれる。
判定は30−29(吉岡)、30−29(池田)、30−29(吉岡)。手こずったものの接戦を制し初戦を突破した。
■試合後の吉岡ビギンのコメント
「今はすごく申し訳ない気持ちでいっぱいです。周りから優勝候補と言ってもらっていたのに、優勝候補らしい試合が出来なくて申し訳ないです。(対戦相手の印象は?)リーチが長くて蹴りも重い選手でした。(準決勝のメンバーが決まって)予想通りのメンバーなんで誰が来ても僕が獲ることには変わりないです。(準決勝・決勝に向けて)12月は絶対に優勝候補らしい試合をします。僕が必ずベルトを巻いて、今後の展望や言いたいこともあるので楽しみにしていてください」
2R、距離を取る黒田に多久田は左ローを当てていく。黒田がミドルからジャンプしての回転蹴りを見舞えば、多久田は後ろ回し蹴りを返す。黒田はロングレンジの蹴りに惑わされず左フック、左ボディストレートをヒット。蹴りを主体に進める多久田だが、終盤左フックを当てる。だが黒田も左フックを当て返して終える。
3R、多久田はステップからの葉愛キックを見せるが黒田はこれをブロック。黒田はローを当て、多久田に左ストレートt右フックのカウンターを狙うが、多久田もかわしてクリーンヒットさせない。判定は30−29、30−29、30−28の3−0で黒田。多久田との10代対決を制し準決勝に上がった。
■試合後の黒田斗真のコメント
「自分的には全然やったんですけど、初めてプロでサウスポーとやっていい経験になりました。(対戦相手の印象は?)蹴りが多彩な印象だったんですけど、パンチが重くて、いい選手やなと思いました。(準決勝のメンバーが決まって)準決勝は優勝候補のビギン選手で、アマチュアで1回負けているんで、準決勝にすべてかけてやりたいと思います。(準決勝・決勝に向けて)僕が絶対チャンピオンになるんで応援よろしくお願いします」
2Rもサッタリは荒いパンチを振るっていくが谷川は当てさせない。頭からサッタリが突っ込むためバッティングとなり一時中断となる。パンチを空転させられややバテてきたかに見えたサッタリだが、谷川のジャブに右フックをかぶせてカウンター。谷川が前のめりに目をつぶるように倒れ、今大会初のKO勝利となった。
サッタリのマイク
「みなさん、ありがとうございました!(日本語で)こうして美しい日本、ファンのみなさんの前で勝つことができて嬉しい。お世話になっているマネージャー、チーム、会長、友達、応援してくれたみなさんに感謝している。今日はイランの選手が強いことを証明できたと思うし、日本でチャンピオンになりたい」
■試合後のサッタリのコメント
「今日はとてもいい試合だったと思う。長い間試合をしていなくて、日本での初試合だったけれど勝利を飾ることが出来てよかった。このチャンスをくれたK-1 JAPAN GROUPに感謝したい。今日は良い試合だったが、これは自分のスタートとしか思っていない。これからの自分を楽しみにしてほしい。(対戦相手の印象は?)空手のバックボーンがあってタフな選手だった。拮抗した試合にあると思っていた。スマートに戦うことを意識して戦った。(今後の目標は?)自分はチャンピオンになるために日本に来た。誰であろうと『サッタリがどんなファイターか?』を証明して、チャンピオンになる」
2R、前に出ようとする松本だが、鈴木はパンチをスピードアップ、力を強めて放ち、松本の前進を妨げる。しかし松本はすぐ前に出返して右ボディフック、ボディへのヒザと鈴木を攻略に掛かる。鈴木も左ストレート、左フックと当てる。松本は前蹴り、ボディフックで鈴木のガードを落としに掛かる。しかし終盤は鈴木が左ストレート、右フックと松本を攻め立て優勢を印象づける。
3R、ダメージの感じられる松本だが、距離を潰して鈴木に得意の左ミドルを出させない。そして右ボディアッパーを打ち溜めていく。だが鈴木も左ストレート、ヒザで松本を襲って下がらせる。ここで松本のヒザがローブローとなり一時中断。しかし鈴木は再開後、下からのヒザを突き上げ、強烈な左ボディストレートを叩き込む。この一撃で松本をマットに沈め、鈴木がKOで勝利した。
鈴木のマイク
「今日は応援ありがとうございます。対戦してくれた松本選手ありがとうございました。楽に勝てるんじゃないかと思っていたんですけど松本選手すごい強くて、途中で心が折れそうになりました。チャンピオンベルトを失った後2回しっかり勝つことができて、これから上にいるトップ選手に食い込んで挑戦していって必ず勝ちます。これから注目していてください」
■試合後の鈴木勇人のコメント
「松本選手はすごくタフで打たれ強くてしんどい戦いになりました。試合前と180度印象が変わりました。正直もっと楽に勝てると思っちゃってたんですけど、実際に向かい合うとやりづらくてタフで、めちゃくちゃ強かったと思います。今日の試合で自分の悪いところが分かったので、初心に帰って一から練習してトップに食い込めるように頑張っていきます」
1R、佐々木は右ローを当て、中野のミドルをかわして様子見する。中野はパンチの交錯する場面で右ストレート、左フックと当て佐々木をヒヤリとさせる。中野はさらにジャブのリードから右クロスを連係。佐々木はこれにミドルを返す。
2R、中野は再びジャブを伸ばしていき、これを当てた後で右ストレートも当てる。佐々木はサウスポーで対峙し左ミドルをヒット。中野は右ストレート、左フックと繋いで佐々木に当てる。佐々木は中野のパンチを警戒し、サイドキック、ミドルで遠ざける。
3R、中野はジャブを当て、そこから左フック・右ストレートを連係してヒットを探る。だが佐々木もブロック・スウェーを駆使してこのパンチを当てさせない。両者ジャブを当て合う。中野は吹っ切ったように左フック、右ストレートを強振して向かう。しかし佐々木は左ミドル、ジャブで対抗し、クリンチも交え当てさせない。判定は29−28、30−28、29−28の3−0で佐々木。王座を守り、笑顔で中野に声を掛けた。
■試合後の佐々木大蔵のコメント
「(試合の感想は?)中野選手のテクニックを感じて、中野選手の強さが身に染みて分かりました。(相手の計量オーバーになって、どんな心境だった?)ルールがあってどの選手も必死に練習も日常も過ごして、お客さんもタイトルマッチを楽しみにしていたと思うので(中野は)プロとしてよくなかったと思います。古川会長も覚悟を持って中野選手を指導されていると思うし、選手はそういう会長の覚悟や期待に応えられるようにしなきゃいけない。自分自身も改めて思いました。(今後の目標は?)もちろんK-1での試合も考えています。今K-1スーパー・ライト級王者が大先輩の秀さん(山崎秀晃)で、いつもかっけえなと思いますし、だからこそ今回の試合も比較される試合だったと思います。自分はまだまだだと思うので、K-1のスケールでも自分の思いを届けられる選手になりたいと思います」
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