match result

試合結果

第7試合◎Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    IB GYM
    TANG TANG FIGHT CLUB
    戦歴
    20戦 17勝(6KO) 3敗 0分
    12戦 8勝(4KO) 4敗 0分
    生年月日
    2000.11.28
    1997.4.30
    身長・体重
    180cm ・ 0.0kg
    177cm ・ 65.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    韓国・京畿道
    埼玉県草加市
    SNS

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試合レビュー

 3戦3勝3KO、パーフェクトレコードで進む寺島がキャリア4戦目にして初の国際戦。韓国で65㎏と67kg、2階級の王者に就くギソプと対戦する。

 1R、寺島が左ミドルで先制するが、ギソプは離れ際に左フックを打ち込む。ギソプは反則である首相撲からのヒザをたびたび見舞ってしまいレフェリーから注意を受ける。サウスポーの寺島は左ロー、ギソプは右ロー。長身のギソプに寺島は押し負けず、左ローを嫌がらさせ、左ストレートを打ち込む。ギソプは左ボディフックからグチャグチャとパンチを振り回すが、寺島は左ローを中心とした攻めを崩さない。

 2R、寺島はこのラウンドも左ローを当てていく。ギソプも右ローを返し左ボディフック。寺島はこれに三日月蹴りで対抗する。ギソプは左ボディ・ヒザ蹴りと寺島のボディに攻撃を集中する。だが寺島も正面からの左ストレートで応戦。寺島はフェイントからの左ハイを当てるが、追撃はギソプのクリンチに阻まれる。ギソプは左ボディ中心の攻めを見せる。

 寺島は観客を両手で煽って3Rの開始を迎える。ギソプは間合いを詰めて寺島の右わき腹を左ボディフックで叩く。寺島はボディが効いているか、やや攻撃の力が弱って映る。だがギソプも最終ラウンドで出力が落ちている。寺島は左ボディフックを効かせ、苦しくなったギソプがクリンチするとこれまでの累積もあり、ギソプに反則のイエローカードが提示される。減点分の挽回に向かうギソプだが、寺島がさばいて試合を終える。

 判定は29-28(寺島)、29-28(ギソプ)、29-28(寺島)の2-1で寺島。ギソプは寺島の手を上げて勝利を称えた。

■試合後の寺島輝選手のコメント
「(試合を振り返って?)神経を削る試合で、相手選手がすごく強かったです。 まだ短いですけど、 自分の今までのキャリアのターニングポイントになるような試合でした。(対戦相手のラッシュをどう感じた?)いつもそうなんですけど、いままでKO勝利していたときから、最悪の状況を考えて試合をしているので。今回もどういう状況になっても、対応できるようにしてました。きつい試合になるのはわかってましたし、そんなに驚くことはなかったです。

(自分が試合の山場だと思った場面は?)やりながら、いろいろ作戦のパターンを考えてたんですけど、最初に前に出てきた時点から、自分の先輩のに『奥足!』と言われて、すぐに奥足を効かせるようなスタイルに攻撃を変えられたところかな、と。まあ、オーソドックスでもサウスポーでも戦えるんだぞっていうのを、観ている人にもアピールできたんじゃないかと思いました。(連続KOが途絶えたのは残念?)もちろん、判定とかで勝ちたくないというのはあったので、リングを下りるときにちょっと涙が出てしまって。悔しかったっていうのはありますね。でも、まあ無敗なんで許してください(苦笑)。

(相手とのTシャツの交換については?)殴り合いましたけど、前日会見でも『拳で語り合いたい』っていうふうに話をして。言葉で会話するよりも濃いものを交換できたというか、お互い気持ちが通じるものがあってTシャツを交換させてもらいました。(今後の目標は?)ちょっと今回のダメージや連戦の疲れもあるので、これをしっかり抜いて。あと、今回は韓国のトップ選手とやらせていただいて、すごくいい経験になったので。トップ選手と戦うにはまだまだ甘い部分も見えましたし、反省点もたくさんあるのでしっかりクリアします。僕は埼玉県出身で埼玉県育ち、 埼玉県在住なんですけど、来年3月に埼玉で一番のビッグイベントがあるので。僕を呼んでもらえればどんな選手でも熱い試合をして、今度は絶対にKOで倒します。ぜひ、『K'sFESTA』に呼んでください」

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試合情報

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大会名
2019年11月8日(金)Krush.107
日程
2019年11月08日(金)
会場
後楽園ホール
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