3月28日(土)後楽園ホールで開催される「Krush.188」の[第10代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準々決勝/3分3R・延長1R]に出場する安尾瑠輝選手のインタビューを公開!
──前回の試合は昨年12月、フライ級王座決定トーナメントの決勝でした。その時は残念な結果でしたが、今あの試合を振り返るとどうですか?
安尾 本当にもったいない試合をしたなという感じですね、もったいなさすぎて、心残りがちょっとあります。
──勝てた試合だった?
安尾 1Rを獲って、そこから3Rまでしっかり闘い抜けられていたら、結果は変わってたんじゃないかなとは思います。でもやっぱり、まだサウスポーに対して苦手意識を持っちゃう部分もあって。
──そこからすぐ、こうして王座へのチャンスが来ました。それに関してはどう思いましたか?
安尾 本当はこのトーナメントには出られると思ってなかったんですけど、まさか他の選手が出られなくなって、自分がその枠に入れるんやと思って、最初はメッチャびっくりしました。でも、こんなチャンスをいただけることなんて本当にないですからね。今回も、もし可能性があるなら出たいなとは思ってたので、よかったなと思って。だから、一回戦で終わりました、はあり得ないですね。
──12月の悔しさもここで晴らしたいと。その一戦目が石郷慶人選手との対戦になりました。石郷選手の一回戦はどう見ましたか?
安尾 あまりにもすぐ終わりすぎて、分析はあまりできひんな、みたいな感じでした。石郷選手はスピードもあるし、前からずっと強い選手だなと思ってたので、石郷選手が勝ち上がってくるだろうなとは思ってましたけど。
──どういうところに強さを感じますか?
安尾 速さが一番で、あと手数の多さとか、そのつなぎもやっぱり速いなと思ってます。
──自分としては、やりやすそう、やりづらそうでいうと?
安尾 そこは本当にやらないと分かんない感じですね。でも、やるしかないので、自分がしっかり勝てる闘いができるように、練習はしてきました。
──以前からスロースターター気味のところがありますが、前回の上遠野戦は、すごく意識して先に攻めていましたよね。
安尾 スロースターターというのをなくしていかないと、これから上のレベルでは闘えないので。最初から最後まで自分のしっかりとしたリズム感をずっとキープして、自分の闘いができるように、頑張って練習しています。少しずつ、自然と動けるようになってきたのはなってきたんですけど、相手のサウスポーからの攻撃をちゃんとよけて、その上でやれるかどうかは、まだちょっと不安な部分もあるんですけど。でも、12月に倒されてしまったのは、よけてからストレートを返せばよかったところを、左から返してしまってフックをもらってしまったので。そこはちゃんと注意しています。
──今回の石郷戦は、どう闘ってどう勝ちたいと思っていますか?
安尾 ずっとサウスポーが苦手って言ってても仕方ないので、今回はみんなから見ても「前よりサウスポーに慣れて、攻撃やよけがちょっとずつ完璧にできるようになってきたよね」と思われたらうれしいなと思ってます。自分でも、それが試合でちゃんとできたら、自信になるのかなと思いますし。
──なるほど。
安尾 以前はそれができてなかったので、不安な部分が出ちゃってたんですけど、当日には勝つつもりでしっかりとやり抜こうと思います。サウスポーに対して自然に体が動くところまで、最後の期間もしっかり最終確認をしていきたいと思ってます。
──サウスポー対策の練習というのは、実際にサウスポーの選手とのスパーを多くしたりという感じですか?
安尾 そうですね。でもサウスポーの選手と練習できる機会もなかなか少なかったんですけど、出稽古に行ったりもよくしてきました。
──今回、最終的にはどう勝ちたいですか?
安尾 倒して勝てたらメッチャうれしいですね。相手からは、「サウスポーが苦手やから簡単に倒せるやろ」って思われてると思うんですけど、それより自分の方が上っていうところを見せたいです。フライ級トーナメントで決勝まで行って、今回一回戦で終わるなんてことはやっぱり絶対したくないので。「やっぱり安尾は強いよね」と思われたいので、絶対勝ちたいなと思ってます。
──今回はシードで入っていますが、他のメンバーに関してはどう思っていますか?
安尾 すみません、この試合に集中しすぎて、あまり他の人たちのことを気にしてないです。次の選手のことは、今回勝ったら考えます。先、先って考えるよりも、一つ一つを勝たないと意味がないし、自分も先、先を見ることができないので、一つ一つをしっかりやっていきたいなと思います。
──では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”をいただけますか?
安尾 フライ級でもできなくはないんですけど、今回はチャンスをいただいて、やっぱりタイトルマッチまで行けるようなトーナメントに呼ばれることってなかなかないので、どんどんチャンスを掴めるように頑張ります。
──分かりました。ありがとうございました!