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「Krush.176」5.25(日)後楽園 -66kg契約ワンマッチ! 塚本拓真「僕のセミファイナル絶対に観て帰ってください」 ヴィトー・トファネリ「勝つことしか意識していませんので、明日は勝ちます」

 5月24日(土)、開催を明日に控えた「Krush.176」後楽園ホール大会の前日計量&前日記者会見が行なわれた。


 セミファイナルでは-66kg契約ワンマッチで塚本拓真vsヴィトー・トファネリが行なわれる。塚本は1カ月前の4.29「Krush.173」で岩﨑悠斗にKO勝利。2カ月連続で試合に臨むことになった。この乗りに乗っている塚本だが、「明日は僕の覚悟と殺気を見届けてください」と、会見でも4月の大会から続いているような臨戦体勢。4月の試合の次の日から練習を再開し、1週間程は好きなものを食べたりしていたそうだが、すぐに減量を始めると体重の落ちも良かったという。何より調子が持続しており、対人練習に付き合っていた児玉兼慎が「拓真くんいつまで練習来る予定ですか? いや仕上がりが良すぎて早く練習を上がってもらいたいです」と音を上げる程だったという。またシルバーウルフの大宮司進代表からは「勝ち負けじゃなくこれからどういう勝ち方を見せていくか。そういう選手の域にお前は来ているぞ」と言われており、このことは自身でも自覚。「見せるべきものはKOかなと思っているんで、明日はその自信と覚悟を見せようかなと思っています」と2カ月連続のKO勝利をKrushのリングで見せつけるつもりだ。そして、怪我なく終わったら6月の大会への参戦も口にした塚本。今年中にベルトを獲るという目標もあるが、「『こいつ気が狂ってるんじゃねえの。普通はできねえよ』っていうことをやっていきたいと思うんで」と、ドンドン試合をこなしていきたいという希望があるようだ。「明日会場に来る人はマジで俺の試合を観ていったほうがいいと思います。僕のセミファイナル絶対に観て帰ってください。それを見出しにしてください。そういうプレッシャーがあればあるほど応えられる選手だと思うんで」と最後まで自信満々だった。


 一方のトファネリは2023年の3.25「Krush.147」以来、約2年2カ月ぶりのKrush登場。しかし、昨年の12月8日に福岡で行なわれた「KING OF STRIKERS ROUND 44」でWBKF世界スーパーウェルター級王者となるなど、39歳の現在も意欲的に戦っている。「明日に向けて準備はちゃんと整って、みんなが納得するような素晴らしい試合をするので、よろしくお願い致します」と挨拶をしたトファネリ。数々のタイトルを手にしてきたトファネリであるが、K-1 GROUPのリングでは1勝6敗と戦績は振るわない。これまでは憧れのK-1のリングに上がれるだけで嬉しいという気持ちが強く、勝つことまでは意識していなかったという。だが、「今度は勝つことしか意識していませんので、明日は勝ちます。戦略的にも技術的にもそういう面をちゃんと見せて勝つというところを見せたいと思います」と意識をガラリと変えて塚本の前に立ちはだかるようだ。
 スーパー・ライト級戦線は5.31K-1横浜大会で、Krushスーパー・ライト級王者の稲垣柊がK-1スーパー・ライト級王者のヨードクンポン・ウィラサクレックに挑戦するタイトルマッチが組まれている。それ次第でKrushのスーパー・ライト級戦線も動くことが予想されており、この塚本vsトファネリの一戦もタイトル戦線に影響を与える試合になりそうだ。


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