5月17日(土)、開催を明日に控えた「Krush.175 ～in OSAKA～」エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)大会の前日計量と記者会見が行なわれた。
第8試合は6戦6勝(4KO)無敗の村田健悟と木塚勝樹のスーパー・バンタム級ワンマッチ。ともに大阪出身の両者は会見で舌戦を繰り広げ、試合への期待を高めた。
銃を手に青のスーツにサングラスと、人を食った衣装で現れた木塚は「上から読んでも下から呼んでも“きづか・かづき”です」と挨拶。「オフィシャルで名前を見たんですけど、下の名前の平仮名が“ず”になっていて、“づ”なので、そこの辺お願いします」と、さっそく強めのキャラ通りのこだわりを披露。さらに「いつもは動物とかを相手にして武器とかを使ってるんですけど、今回は相手が人間ってことで拳で人間狩りしたいと思います」と眉をひそめざるをえないコメントを続けた。
木塚に対し「一方的にボッコボコにしたろかな思ってます」と最初は無関心を示した村田だが、今日のコーディネートについて「いつも葬式で使わしてもらってるネクタイなんですけど、明日村田選手の葬式になるかなと思うので、つけさせてもらいました」と木塚が答えるとヒートアップ。
村田 お前、逆に葬式にしたるぞ
木塚 何ですんねん？
村田 左フックで倒したるわ
木塚 ほんじゃヒザ合わしたるわ
村田 打ち合えよ
木塚 打ち合ったるわ
村田 じゃあおもろい試合になるな
と、2人のやり取りが繰り広げられた。
木塚の出方にやや憮然とした様子の村田だったが「いつも通りボッコボコにして、足も腹も顔も、全部痛みつけたろう思ってます」といたぶりの執行を宣言。一方で木塚は「さっき（村田に）『仮面ライダーみたい』と言われたので、ライダーキックをかましたろうかなと思ってます」と最後までキャラを貫いた。
ただでは終わらぬ予感の漂う第8試合だ。
