5月17日(土)、開催を明日に控えた「Krush.174 ~in OSAKA~」エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館第2競技場)大会の前日計量と記者会見が行なわれた。
セミファイナルは弘輝と龍翔のライト級ワンマッチ。2月のライト級GPで西京佑馬に敗れ再起戦となる弘輝と、龍翔はこれがKrush初参戦となる。
「いつも東京まで行かされているのが大阪ってことで全部が楽やなって思っていて、心境は特別感がないだけで普段と変わらないです。明日は普通に倒して終わろうかなって感じです」と弘輝はこの日も舌好調。敗北からの再起戦となることに関しては「西京くんだろうが誰だろうが、やらせてもらった選手全員に学ぶことはあるので、そこを全部龍翔くんにぶつけようと思います」と殊勝に語った。
相手の龍翔は今回が初参戦となるが、弘輝は「KrushとかK-1のリングでやってた人間とよその団体でやってた人間じゃ1戦1勝のモノが違うんです。それを証明したい」と、K-1・Krushファイターとしての強いプライドを示した。
対する龍翔はしかしこれに飲まれることなく、「弘樹選手が強いのはもちろん知ってるので、僕もしっかり1RからKrushらしい、せっかく相手の土俵に上がるのでそこは相手に合わせてバチバチの試合をしたいと思ってます」と意気込みをコメント。Krushらしい試合を見せるとした。
弘輝はこれに「技術はある子だろうなって感じですけど、Krushのリングっていろんなリングの中でも特別で、強いだけじゃないリングなので、そういうところを含めて初参戦で弘輝とKrushのリングで会えるっていうのをすごい楽しんでほしいなと思います」と余裕を感じさせる答えを返した。
会見で弘輝はかつて敗れた大岩龍矢に再戦を求め、6月のK-1で予定されるオープンフィンガーグローブ戦にも興味を示したが、まずは明日の龍翔戦次第。「明日はとりあえず自分自身も楽しい試合にしたいなと思ってるので全力で戦うだけかなと思ってます」という龍翔に対し、「明日は何試合かあるんすけど、WORLD TREEは神戸、関西で1番勢いのあるジムやと思ってるので、WORLD TREEの青木(繭)と龍と弘輝だけを見てたら、1番Krushを対現できるチームやと思ってるし、Krushらしい選手を揃えてるので、WORLD TREEを楽しんでください」とジムと仲間のPRをして会見を締めた。