news

ニュース

「Krush.147」3.25(土)後楽園 スーパー・ライト級戦線を占う一戦!近藤魁成「Krushの65kgで一番強いのは自分ということをアピールしたい」vsヴィトー・トファネリ「今は勝利を重ねることが大事。明日は楽しい試合ができる」

 3月24日(金)都内にて、開催を明日に控える「Krush.147」後楽園ホール大会の公開計量と前日会見が行なわれた。第8試合でKrushスーパー・ライト級ワンマッチを行なう近藤魁成とヴィトー・トファネリも問題なく計量をパス。両者揃って、記者会見に出席した。

 拳の負傷による長期欠場後、昨年からスーパー・ライト級に転向した近藤だが、復帰戦のアラン・ソアレスにはKO勝利したものの、8.11K-1福岡大会では元Krushスーパー・ライト級王者の鈴木勇人に敗北。今回は約1年ぶりにKrushのリングに戻っての再起戦だ。

 2年連続K-1甲子園の王者となった近藤は高い期待を受け、デビュー時からトップファイターとの試合を重ねてきた。このキャリアに関してはKrush EVANGELISTの石川直生さんも、「これまでのキャリアの中で喫した4敗という数字は、今後の近藤選手の大事な財産になっていくと思います」と評価しており、「心も体もバージョンアップして、再起を誓う近藤選手に期待したいと思います」と相変わらず期待値は高い。

 その期待に応えたい近藤の狙いは、子供の頃からファンだったというKrushのベルト。現在は第9代Krushスーパー・ライト級王座決定トーナメントを開催中だが、「このKrushの65kg(スーパー・ライト級)で一番強いのは自分ということをアピールする試合にしたいと思います」と、次期挑戦者の座を見据えての試合としたいようだ。

 対するトファネリは2020年からK-1 GROUPのリングに参戦。戦績こそ振るわないものの「誰と戦っても決して下がらない丈夫な心と体を持つファイターとして、Krushファンにおなじみになってきました」と評する石川さんのみならず、そのタフネスな戦いぶりは多数のK-1ファンをも虜にしてきた。
 近藤が敗れた鈴木にもKO勝利した実績を持っているが、「近藤選手はとても強くてとても成長している選手だと思いますし、K-1甲子園での優勝の経験もありますので、本当に明日の試合は楽しい試合になるかと思います」と謙虚な姿勢で近藤との試合に挑む。開催中のトーナメントも頭になく、「徐々に徐々に一つひとつ成し遂げること、勝利を重ねることが大事だと思っています」と、まずは近藤戦に集中することを宣言していた。

近藤魁成
「やれることはやってきたつもりなんで、明日それを全て出して、トファネリ選手と最高の試合をしたいと思います。(計量で向かい合っての印象は?)優しそうと感じました。(現在Krushのスーパー・ライト級はトーナメントを開催中だが、そこを踏まえて、このスーパー・ライト級のワンマッチでどんな試合をしたい?)僕はKrushの初代王座決定トーナメントの時からずっとKrushファンで、憧れていた舞台なんで、そういう団体のチャンピオンを目指しているので、このKrushの65kg(スーパー・ライト級)で一番強いのは自分ということをアピールする試合にしたいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)この大好きなKrushのリングでしっかり自分の強さを見せて、明日最高な試合をします。応援よろしくお願いします」

ヴィトー・トファネリ
「近藤選手はとても強くてとても成長している選手だと思いますし、K-1甲子園での優勝の経験もありますので、本当に明日の試合は楽しい試合になるかと思うので、どうぞよろしくお願い致します。(計量で向かい合っての印象は?)計量の時に近藤選手の印象は特にあるわけでもなく、計量というのはみんな体重を減らして、とても弱っている状態だと思うので、それよりも明日の試合でリングに立った時に一番ベストを出せるような形で戦えることが大事だと思っています。

(現在Krushのスーパー・ライト級はトーナメントを開催中だが、そこを踏まえて、このスーパー・ライト級のワンマッチでどんな試合をしたい?)トーナメントのことも考えたいんですが、徐々に徐々に一つひとつ成し遂げること、勝利を重ねることが大事だと思っていますので、勝利を収めてから先のこと考えたいと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)足を運べる方は是非会場に来て、是非この近藤選手との試合を見に来てください。とてもいい試合になると思いますので期待していてください」
チケット購入