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「Krush.142」10.28(金)後楽園 言いたい・やりたい放題の堀井翼にSATORU成合が「喧嘩でもなんでもいいので、とりあえずぶっ倒す」、南雲大輝「スーパーラウェイサンダーやっちゃいます」vs赤田功輝「功也会長に『こんなところで勝つ・負けるを繰り返す選手を育てているつもりはない』と言われた」

 10月27日(木)都内にて、開催を明日に控えた「Krush.142」後楽園ホール大会の公開計量と前日記者会見が行なわれた。

 大会の熱気を左右する第1試合はSATORU成合と堀井翼が激突するライト級戦。その勢いを継ぐ第2試合では南雲大輝と赤田功輝がスーパ-・フェザー級で拳を交える。直近ではトップランカーとの対戦で連敗が続く成合は「応援してくれている方たちへの感謝の気持ちを全てぶつけて第1試合をしっかり盛り上げます」と宣言。カード発表会見から傍若無人な態度を見せる堀井に対し「いつもみたいに気合いが入る相手じゃない。明日は勝ちにいくだけ」と不満そうな表情を見せた。その堀井は「言っている通り1分で終わらせるから。1分以内にどう決めるかが俺の在り方。楽しみにしておけよ」と、ここまで会見やインタビューで発言している通りの1分以内の決着を豪語した。

 堀井と過去に3度対戦している南雲は今回から1階級下のスーパー・フェザー級で再出発。減量の影響か凄みを増した表情ながら、穏やかな口調で「堀井君が第1試合で盛り上げてくれると思うので、それを上回る試合をします」と、第2試合からも大会に火をつける姿勢を見せる。体操教室であるスタースポーツクラブに身を置く南雲は、現在は子どもに体操を教える先生。「指導しているお子さんや親御さんにすごいものを見せたい。スーパーラウェイサンダーでやっちゃいます」と、パワーアップした必殺技の披露を匂わせた。対する赤田はここまで勝ち星は全てKOというハードヒッター。「上に通用するか楽しみ」と格上との対戦に喜びを見せる一方「こんなところで負けていられない」と勝利に自信あり。「明日は圧倒的に勝って(卜部)功也会長にベルトを見せてあげたい」と早くもタイトル挑戦への意欲を見せた。

 4選手が意気込みを語って終わるかと思われた会見だが、最後に堀井が事件を起こす。カード発表会見を欠席していた中村拓己プロデューサーに会見の冒頭から「隣に中村Pがいるのが不快」などと絡み続けていたが、会見終盤に「俺にびびっちゃって来なかったのかと思った」とさらに挑発したのだ。いよいよ怒り心頭の中村プロデューサーは「いいから試合をしろ」と堀井を叱責。堀井も「俺が喧嘩で1分で決めてやっから。第1試合見とけよ!」と叫んで会見場をあとにした。
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