森田奈男樹、空手技で3連続KO勝利！K-1スーパー・ウェルター級トップ戦線にも熱視線「Krushのベルトを獲って、K-1のチャンピオンやトップ選手たちと戦っていきたい」
第5試合では森田奈男樹がKrushスーパー・ウェルター級ワンマッチで、イゴール・シウバと対戦。アラン・ソアレスが欠場となり、対戦相手が変わった中、2Rにまず左フックでダウンを奪うと、続いて内回し蹴りを顔面に炸裂させて2度目のダウンを奪取。さらに後ろ回し蹴りを顔面に決めて、2R1分35秒でKO勝利を飾った。
空手から転向し、昨年Krushでデビューした森田だが、これで負けなしの4連勝だ。しかも、3連続KO勝利中で、空手の独特の技を使った試合内容と共にインパクトを残し続けている。
この日も内回し蹴りを繰り出したが、「空手の距離って近いんですけど、自分はどちらかというとその距離が得意かって言われると苦手だったんで、むしろキックボクシングの空いた距離のほうが蹴りを出しやすいので、巧く使えるようになったっていう感じですね」と、キックボクシングの戦い方がフィットしていることを告白。また「今回練習していた技があったんですが、まだ使えなかったですね。それは次回使えたら使いたいと思います」と、空手時代から培ってきた技で、まだ披露していない引き出しがあることも明かしていた。
そんな森田だが、「この階級のKrushのベルトを獲って、K-1のチャンピオンとかのトップの選手たちと戦っていきたいと思っているので、機会があれば挑戦させていただきたいなと思います」という目標を持っている。
9月のK-1横浜アリーナ大会では同じスーパー・ウェルター級で、現K-1スーパー・ウェルター級王者の和島大海vsメレティス・カコウバヴァス、アビラル・ヒマラヤン・チーターvsジョムトーン・ストライカージムという注目カードが組まれている。森田も「強い外国人選手と今のトップの日本人選手がどういう戦いをするのかを見せていただいて、自分もどう戦うか研究出来ると思うので、凄く楽しみですね」と、近い将来の対戦を見据えて注目しているようだった。
森田奈男樹
「昨日は対戦してくださったイゴール・シウバ選手、ありがとうございました。また、大会関係者の皆様、セコンドに就いてくださった中川会長、ABEMAと会場で応援してくださった皆様、ありがとうございました。昨日の試合はイゴール・シウバ選手のようなフィジカルの強い外国人選手に自分の技が通用して、倒しきれたのは凄く良かったと思います。
（相手が変わったのは問題なかった？）自分のほうは誰が相手でもっていうわけではないですけど、一応対戦する予定だったアラン・ソアレス選手の研究はしていましたが、その練習というよりは普段の練習で追い込んでいたことをそのまま出せたのかなって感じがするので良かったかなと思います。逆にイゴール・シウバ選手のほうが急遽決まった試合だったので、作り上げてくるのは大変だったんじゃないかなと思います。
（Krushで負けなしで、しかも3連続KO勝利だが、この結果は自分ではどう捉えている？）どんな選手でもっていうわけじゃないですけど、自分の技がしっかり通用するなっていう手応えは感じました。（9月のK-1でスーパー・ウェルター級の試合も組まれているが、今後どう絡んでいきたい？）よこはまつりで試合をするスーパー・ウェルター級の選手たちに注目しているので、対戦が凄く気になっていて、強い外国人選手と今のトップの日本人選手がどういう戦いをするのかを見せていただいて、自分もどう戦うか研究出来ると思うので、凄く楽しみですね。
（今後の目標は？）この階級のKrushのベルトを獲って、K-1のチャンピオンなどトップの選手たちと戦っていきたいと思っているので、機会があれば挑戦させていただきたいなと思います。
（2度目のダウンを奪った技は内回し蹴りだと思うが、狙っていた？）狙っていて、よく練習でも使っています。正直、前蹴りの後に出したんですけど、自分は見えてなかったんですけど、会長が『内回し！』って言ったタイミングで蹴れたんで、それは凄く良かったと思います。（空手とKrushの試合だと距離感や相手の構えも違うと思うが、そこで内回しを合わせられたのはどういう理由がある？）空手の距離は基本的に近いんですけど、自分はどちらかというとその距離が苦手だったんで、むしろキックボクシングの空いた距離のほうが蹴りを出しやすいので、巧く使えるようになったっていう感じですね。
（空手時代は得意技ではなかった？）内回しも使っていたんですけど、ああやって倒せるまでのクリーンヒットまでは出来てなかったっていう感じだったんで。（ちなみに試合では見せてない空手の独特の技はある？）今回練習していた技があったんですが、まだ使えなかったですね。それは次回使えたら使いたいと思います。（ファンの皆さんへのメッセージは？）昨日はたくさんの応援ありがとうございました。今後も皆さんに楽しんで感動してもらえるように頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願い致します。押忍！」