ウェルター級王者 寧仁太・アリ、KO防衛でKrushの絶対王者とK-1再出撃をアピール！「誰も僕に勝てないんじゃないかと思われるような強いチャンピオンになります」
メインイベントで中野滉太を挑戦者に迎え、Krushウェルター級タイトルマッチを戦った王者の寧仁太・アリ。1Rに右ストレートでダウンを奪うと、2Rにはパンチで前に出た中野と真っ向から打ち合って、2R0分55秒で見事にKO勝利を収めた。
初防衛戦をKOという最高の形で飾った寧仁太だが、パンチが得意な中野対策としてパンチの練習にも時間を費やしてきたという。「試合中に打ち合おうとは思わなかったんですけど、体が勝手に動いたんで、本当に練習の成果がそのまま試合で出せたかなという感じですね」と、練習の成果が出たことを強調。有効に働いたヒザ蹴りや蹴り技も同様で、「練習通りやってきたことが自信を持って試合で出せた」と、実のある練習を重ねてきたことが今回の防衛劇に繋がったようだ。
試合後にはK-1への再出撃をアピールしていたが、この日も「次戦、もし盛り上がるカードがあれば、K-1で是非お願いします」と再アピール。隣で聞いていた中村拓己K-1プロデューサーも「寧仁太選手はウェルター級でいろんな選手とやっているので、Krushの防衛戦以外のK-1に出る可能性も含めて、オッ！と思ってもらえるような試合や展開を考えていきたい」と意欲的だった。
今回はKrush王者としての強さを証明したが、寧仁太にはまだK-1王者になるという目標もある。そのK-1王者を目指しつつ、「絶対王者というか、誰も僕に勝てないんじゃないかって思われるような強いチャンピオン」と、Krushのリングでも絶対的な存在として君臨することを目指す。
寧仁太・アリ
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。過去一調子良くて、練習でやってきたことがそのまま出せたんで、本当に良かったと思います。メインをKOで締めれて良かったです。（初防衛出来て、自分の手元にまたベルトが戻ってきた心境は？）絶対ベルトは離さないっていう気持ちで試合が決まってからずっとやってきたので、素直に嬉しいです。
（同世代対決をいい形で制して、次はどんな展望を持っている？）やっぱりK-1チャンピオンを目指していますし、Krushで防衛記録をどれだけ伸ばせるかっていう期待もされているので、K-1のベルトを目指しながら、Krushのベルトもしっかり防衛していきたいと思います。
（今後はどんなチャンピオンを目指す？）絶対王者というか、誰も僕に勝てないんじゃないかって思われるような強いチャンピオンですね。それと強さ以外にも大事なことってたくさんあると思うんで。例えば今の時代だと発信力とか、そういうのも大事なところだと思うので、強さと共に追い求めていきたいと思います。
（パンチが得意な中野と打ち合ったのは以外だったが、どういう選択だった？）パンチが巧いっていうのはずっと思ってたんで、試合の対策からそういうところも意識しながら練習してきました。試合中に打ち合おうとは思わなかったんですけど、体が勝手に動いたんで、本当に練習の成果がそのまま試合で出せたかなという感じですね。
（試合後に『パンチが見えてた』と言っていたが、どんな状況だった？）中野選手はフック系の攻撃が多い印象だったんで、そういう練習をジムで一緒にやってもらってたんで、多分自然にそういうパンチが見えたのかなと思います。（正面から打ち合っていても、見えてたから打ち返せた？）見えてたんで効かなかったし、冷静に打ち合えた感じではあります。
（パンチ以外にも蹴りも多彩だったし、蹴りやヒザが有効的だったと思うが？）あれも全部作戦通りというか、たくさん練習したんで、練習通りやってきたことが自信を持って試合で出せたと思うので、本当に練習の成果だと思います。（試合後にK-1再出撃をアピールしていたが、隣にプロデューサーもいるので改めてアピールを）次戦、もし盛り上がるカードがあれば、K-1で是非お願いします。
（ファンの皆さんへのメッセージは？）昨日はたくさんの応援、本当にありがとうございました。試合後もたくさんメッセージをいただいて、試合前も力強いメッセージをいただいて凄く心強かったです。僕はデビューして今月で3年なんですけども、まだまだ全然伸びしろがあると思っているので、これからもドンドン勝っていくので応援よろしくお願いします。ありがとうございました」