K-1WGP
2021.03.02

~-55kg 初代王座決定トーナメント~
2Rも伊藤は左ミドルとバックキック。kazyosiはワンツーから左フック、右アッパーから右ボディとパンチの手数を増やす。これに押される伊藤だったが、距離を取って左ミドルを蹴る。
3R、kazyosiのパンチと伊藤のミドル・ヒザ蹴りが交錯。kazyosiが前に出て左フックを打ち込むと、伊藤も左ミドルと左ストレートで応戦する。終了間際、パンチの打ち合いになると伊藤がバックブロー一閃。これでkazyosiがダウンし、伊藤がこの一発で判定勝ちをもぎ取った。
2R、石田は奥足ロー、出貝はジャブと右ローを返す。石田は出貝のジャブに右フックをかぶせて前進。そこから右ローにつなげる。出貝もジャブと右ローを返し、ワンツーをヒットさせる。
3R、右ストレートで前に出て奥足ローを蹴る石田。出貝もカウンターの右ストレートを合わせる。石田はボディへのヒザ蹴りと左フックで前に出て、出貝も右ストレートとバックキックで応戦する。このまま試合終了となり、ジャッジ3名との1ポイント差で石田が僅差の判定勝利を収めた。
1R、先にパンチのプレッシャーをかけていくのはプリリップ。武尊は前蹴りで距離を取りながら右ロー、鋭い左ミドルを蹴る。プリリップは左フックからパンチをまとめ、武尊はパンチとローのコンビネーションで応戦。終盤、右のクロスカウンターを叩き込んでダウンを奪う。
2Rも武尊が猛攻。前蹴りとヒザ蹴りでボディを攻め、さらに重い右ローを蹴り込む。これでプリリップの動きを止めると、右アッパーから強烈な左フックを叩き込んでプリリップがダウン。何とか立ち上がろうとするプリリップだったが、レフェリーが試合を止め、武尊がKO勝利で1回戦を突破した。
1R、サウスポーの瀧谷が細かく左右に動いて左ミドルを蹴る。ウィリアムスは重い右フックで前に出て、パワーで瀧谷を押していく。そして瀧谷が左ハイキックを放ったところに、右フックを合わせてウィリアムスが先制のダウンを奪う。
2R、瀧谷の左ストレートとウィリアムスの右フックが交錯。ウィリアムスが右フックを強振して前進する。これに下がる瀧谷だったが、コンパクトにパンチを当てて左ミドルと左ローを蹴っていく。
3R、左ストレートで前に出ていく瀧谷。ウィリアムスはそこに右フックのカウンターを狙い、右ボディも打ち込む。瀧谷もパンチで打ち合い、そこから左ハイキック。これがウィリアムスの顔面をとらえ、瀧谷がダウンを奪い返す。最後は瀧谷がハイキック、ウィリアムスがパンチで攻める展開となって試合終了。3Rにダウンを奪い返した瀧谷がウィリアムスに逆転勝利した。
1R、ジャブを突いて右ストレート・右ローにつなげる寺戸。ボテーリョも右ストレート・左フックからハイキックにつなげる。寺戸はしっかりと自分の間合いをキープして確実に右ローを蹴る。
2R、ボテーリョが右ストレートから前に出て左フック・ハイキックを蹴る。寺戸も右ストレートを返すが、ヒット&アウェイを繰り返して細かく攻撃を当てるボテーリョを捉えきれない。
3R、寺戸がプレッシャーをかけて右ロー。ボテーリョは寺戸の左右に動いてパンチとミドル、ハイキックと手数を止めない。寺戸はボディにパンチを散らして前に出るが、ボテーリョも細かいパンチとローを当て続ける。判定はジャッジ3名とも29‐29と差をつけず、延長戦へ。
延長R、ボテーリョはパンチ&ヒザ蹴り、顔面前蹴りと手数を増やして攻め込む。これに押される寺戸だったが、終盤は右ストレートとローでボテーリョの足を止める。延長Rも接戦となったが判定2‐1で辛くも寺戸が勝利した。
1R、サウスポーの大雅が左ミドル。エラージも右ミドルを蹴り返す。エラージがプレッシャーをかけて左フックから右ストレート、大雅も左ストレートとローを返して打ち合う。エラージがパンチをまとめて前に出ると、大雅はジャブと前蹴りで距離を取る。
2R、左ストレートと左ミドルで前に出る大雅。エラージは構えをサウスポーにスイッチして、左ストレートから右フックへ。ボディ打ちで前に出る。大雅も右ボディを打ち返し、前蹴りで距離を取りつつパンチのコンビネーションを見せる。
3R、大雅はインローと左ミドル。オーソドックスに戻したエラージは右ストレートと左フック、構えをサウスポーにスイッチして攻め込む。しかし大雅はそれに惑わされることなく、パンチとローで前進。ボディに攻撃を集めて、前蹴りと左ミドル、タイミングよく右フックを当てる。大雅が判定で10代対決を制して、準決勝進出を決めた。
1R、野杁はガードを上げて右ローとミドル、左ボディから顔面への左フックにつなげる。グランダーも鋭いジャブを突いて、左右のフックとミドルを返す。野杁はじりじりと前に出て右ローを蹴るが、グランダーが鋭い飛びヒザ蹴り。これで野杁が右目じりをざっくりとカットして大流血する。ドクターチェック後、試合続行になったものの、傷口は深い。
2R、グランダーがすぐにパンチとローで突進。野杁も右ローと左フック、ヒザ蹴りで前に出るが、すぐに傷口が開いて、2度目のドクターチェックへ。試合続行をアピールする野杁だったが、ドクターは無情の試合ストップ。ゲーオ欠場を受けて急きょ参戦が決まったグランダーが野杁を下すアップセットを起こした。
1R、サウスポーの久保がジャブと左ミドル。左右田はアウトローを蹴ってプレッシャーをかけていく。久保は距離を取りながら左ストレートヒザ蹴り、さらにワンツーから右アッパーを突き上げる。左右田も距離を詰めて右ストレートと右フック、細かいパンチで前に出る。
2R、久保の左ミドル・左ハイを受けて、左右田が右ストレートで前進し、ヒザ蹴りを突き刺す。近い距離で左右田は右ボディと左フック、久保もボディ打ちで応戦するが、左右田の左フックと右ストレートが久保の顔面をとらえる。踏みとどまった久保も左ハイキックとヒザ蹴りを返す。
3R、お互いに額をつけて打ち合う両者。久保が距離を作って左ミドルを蹴ると、すぐに距離を潰す左右田がヒザ蹴りを連打する。クリンチが増える展開の中、ここでも左右田の左フックと右がヒット。久保もボディ打ちで応戦するが、クリンチが増えてしまい、久保に痛恨の減点1が言い渡される。再開後、両者が激しく打ち合ったまま試合終了。左右田が久保との接戦をモノにした。
1R、ローの蹴り合いからサウスポーの大雅が左ストレートで飛び込み、回転しての蹴りやバックブローを繰り出す。寺戸も右ストレートから前に出て、顔面とボディにパンチを打ち分ける。大雅はヒザ蹴りと右フックからの左ハイ、寺戸は右ストレートとヒザ蹴りで前に出る。
2R、大雅が左ミドル、左ストレートと右フック。寺戸も右ストレート・左フックで前に出て、大雅もそれに応じて左ストレートと右フックを返す。インローと飛びヒザ蹴りの寺戸。大雅はローに左ストレートを狙い、寺戸の右のパンチと大雅の左のパンチが激しく交錯する。
3R、大雅がインローと左ハイ。寺戸がパンチとヒザ蹴りで距離を詰めると、そこに大雅がジャブと右フックを合わせる。寺戸は前に出続けてパンチの打ち合いに持ち込むが、ここで大雅が右フックの相打ちでダウンを奪う。再開後、寺戸は再び打ち合いに持ち込むが、ここでも大雅が寺戸の右に右フックを合わせて寺戸がダウン。大雅が寺戸の激しい打ち合いをKOで勝利し、武尊の待つ決勝に駒を進めた。
1R、素早いジャブからワンツーを叩き込む木村。HIROYAはしっかりとブロックして右ローを蹴っていく。木村は右ストレートを伸ばして、そこから左フック・左ボディへ。HIROYAは確実に右ローを蹴り込む。木村のパンチとHIROYAのローが交錯する中、木村がHIROYAのローに右ストレートを合わせてダウンを奪う。再開後、木村は左フックからの右、そして左フックで立て続けに2度のダウンを追加し、1RKOでHIROYAをマットに沈めた。
試合後、木村は「K-1のニュースターの木村“フィリップ”ミノルです。HIROYA選手は前のK-1を盛り上げてくれて、リスペクトしています。これから俺がどんどんK-1を盛り上げます。今のK-1は階級がいっぱいあってスターがたくさんいるけど、その中で俺が最高の試合をして、一番盛り上げます」と堂々の挨拶。最後に「K-1復活!」と叫び、マイクを締めた。
1R、サウスポーの功也はジャブを突いてインローと奥足ローを蹴り分ける。エルナンデスも右ミドルとローを蹴り返すが、功也がしっかり距離を取って前蹴りとミドル、顔面前蹴りやヒザ蹴りを突き刺してパンチをまとめる。
2Rも功也がジャブと奥足ローで前進。確実に足を効かせると、今度は左右のボディ打ちとヒザ蹴りでボディを攻める。エルナンデスも必死にローを蹴り返すが、功也がエルナンデスをロープにくぎ付けにする。
3R、功也はジャブやワンツーで前に出ていく。これまで以上にパンチの手数を増やす功也は顔面前蹴り、左ミドル、奥足ローも当てて一方的に攻め立てる。エルナンデスは声を出しながら突進していくが、功也はそれをしっかりと捌いて自分の攻撃を当て続ける。
判定決着となったものの、王者・功也がエルナンデス相手に圧倒的な強さを見せつけた。
1R、大雅が左ストレートと右フック、そしてバックブローで攻め込む。武尊はボディへのヒザ蹴りとローで徐々に反撃し、パンチのコンビネーションから左ボディにつないでダウンを奪う。再開後、武尊は大雅をロープに追いつめてボディを滅多打ち。大雅は何とかしのいで左ストレートを打ち返す。
2R、ここも大雅が左ストレートと右フック、飛びヒザ蹴りからのパンチで先に仕掛ける。武尊はジャブとヒザ蹴り、右ストレートを返す。大雅が左ストレートを返せば、武尊はヒザ蹴りとボディ打ち。徐々に両者の距離が詰まり、激しい打ち合いに発展。しかしここでも武尊が手数で大雅を上回る。
3R、ボディに前蹴りを突き刺す武尊。大雅は左ストレートで飛び込む。ここから激しい打ち合いとなり、武尊の右と大雅の右が相打ちになるが、武尊が渾身の左フックでダウンを奪う。再開後、武尊はバックブロー。ボディ打ち、右アッパーと手数を増やして突進。しかし大雅も右フックを当てて、左ストレートを突き刺して譲らない。両者の壮絶な打ち合いに会場は大声援に包まれ、試合終了のゴングが鳴らされた。
判定は1・3Rにダウンを奪った武尊の勝利となり、初代王者のベルトを腰に巻いた。
試合後、武尊は「たくさんの応援ありがとうございます。僕は超満員、大きい会場でお客さんが盛り上がると、それが力になります。今日は最高の殴り合いが出来ました。みなさんの歓声があったからです」とファンに感謝の挨拶。
「K-1最短優勝記録は達成できなかったけど、僕はこれからも有言実行でやっていきます。僕がK-1を背負って、K-1を盛り上げて、K-1をもっとデカくします。僕に夢や希望を与えてくれた格闘技に感謝しているし、今度は僕が夢や希望を見せて行きます!」とK-1王者としての目標を語った。
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