アカピャンは、“悩殺の貴公子”がニックネームのイケメンファイター。24年3月にK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント開幕戦へ初出場すると、タラス・ナチュックから判定勝ち。続く7月のK-1 WORLD MAX最強決定トーナメント準々決勝はカスペル・ムシンスキと対戦するも、判定負け。今年7月は璃久をKOしてワールドクラスの実力を見せた。
アイウルは、ラグビー出身のサモアンモンスターで22年にはK-1に参戦経験のあるクルーズ・ブリッグス(=19年6月に木村“フィリップ”ミノルと対戦)と戦い、勝利している。右フックの強打を持ちKO率も高く、蹴りも多彩だ。今年5月には佐藤嘉洋の日本チームに加わり『武林風』で戦い勝利している。
1R、アカピャンは圧をかけていくも、アイウルは左ミドルキックをヒット。さらに右ストレートも、アカピャンは右フックを入れる。アイウルはワンツー、これをガードするアカピャン。さらにアイウルはローキック、ミドルキックと畳み掛ける。猛攻をかけるアイウルに、アカピャンは左フックのカウンター。アイウルはパンチからローキック。アカピャンは左フックを見せた。
2R、アカピャンは左右にスイッチしながら対応するも、アイウルは左右のフックからローキックへつなげた。アカピャンは右ローキックでダメージを与える。動きが止まるアイウル。アカピャンが優勢に試合を進めてラウンド終了。
3R、アカピャンはローキックを連発。さらにアッパー、フックと畳みかけ、ローキックで倒す。アカピャンはボディブローを打つも、アイウルは反撃。アカピャンは右フック、ローキックで崩しにかかる。アカピャンはノーガードで誘うも、アイウルは動けない。そしてアカピャンはローキックでダウンを奪う。立ち上がったアイウルにアカピャンがフックを放ったところで判定へ。
判定は3-0でアカピャンが勝利した。