match result

試合結果

第7試合/-100kg契約/3分3R・延長1R

    所属ジム
    道真会館
    SINA ARMY
    戦歴
    17戦 11勝(0KO) 6敗 6分
    20戦 16勝(8KO) 4敗 0分
    生年月日
    1994.1.7
    1988.1.23
    身長・体重
    175cm ・ 0.0kg
    200cm ・ 90.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    オーソドックス
    出身地
    愛媛県松山市
    イラン・エスファハーン
    SNS

review

試合レビュー

山下は国内二冠を獲得した空手家。対するカリミアンはK-1WORLD GPクルーザー級王座の肩書きを持つ。山下は身長175cmながら、2mを超えるカリミアンをハイキックで倒すと宣言している。

1R、カリミアンが前進しヒザ蹴りを連打。組んだままの攻撃となったため注意を受ける。山下は前進し左右ローキックを強振。離れるとカリミアンは右ストレートを突き刺し、右フックを受けた山下は一瞬動きを止める。山下の左ローがカリミアンの下腹部に入り、一時中断。再開後カリミアンがガードの上から右バックハンドブローを浴びせる。前進する山下にカリミアンは左右フックを連打浴びせるが、山下はふらつきながら左右ローキック。奥足へのローを嫌がったかカリミアンが下がるシーンも。

2R、山下がガードを固めながら前進しロー。頭から前に出る山下にカリミアンは顔面を打つように挑発するが、山下は変わらず前進を続ける。カリミアンは前蹴り、右ローで突き放すが、山下は首を振りながらジャブから左ロー。前蹴りで距離を作るが、山下はお構いなしに左右フックを強振する。

3R、カリミアンの右ローで山下はバランスを崩すが、ゆったりとした構えのまま山下が前進。距離を詰めワンツーを2mの顔面に突き上げる。カリミアンは下がりながらワンツーを突き刺すも山下は倒れず。バックハンドブローの直撃を受けても笑顔のまま山下は前進する。カリミアンは打ち疲れたか、パンチが大ぶりに。両者決め手がないまま試合終了のゴングを迎えた。判定はジャッジ3者の支持を集めたカリミアンの勝利。タフな山下を手数で圧倒し勝利を引き寄せた。

試合後のシナ・カリミアンのコメント
「(試合の感想は?)まずこの大会の関係者のみなさんに感謝を述べたいと思います。今回のオファーを受けたのが3週間前で、試合の準備は短い期間でした。それまでは4カ月ほど、4~5年ぶりに母国に帰って地元でやるべきことをしてきたんですけれど、いいわけをしたいわけじゃないんですけど、ファンのみなさんに自分が100\%の状態じゃなかった、準備できなかったことを知っていただきたいのが一つあったのと、結果は勝ちだったんですけど、試合内容に満足はしてないので、そこは修正点だと思ってます。

(対戦相手の印象は?)彼に対しては対戦前ととくに変わってないです。むしろ、彼はいつもよりいいパフォーマンスをしたんじゃないかというふうに思っていますが、一番は自分自身が満足いくパフォーマンスができてなかったです。それが一番、自分の中でよくなかった点だと思ってます。

(東京ドームの雰囲気は?)ただただ、すごい会場、すごい大会だと思いました。そして日本の興行団体というのはとてもすばらしいと。世界中の中でも日本だからこの大会ができるんじゃないかと思いました。(今後の展望は?)これからのことはあらためて考えていきたいと思ってますが、まず今日の試合をチームのみんなで分析して、何が悪かったか、今後に活かしていきたいと思います。

(相手の後ろ足への下段蹴りはどのように感じた?)とくにパワーも感じなかったですし、試合前に自分の頭にハイキックを食らわすと宣言してましたけど、それも食らうこともなかったですし。とくに感じることはなかったです。(K-1のレジェンドファイターたちも上がった東京ドームで試合をしたことは感慨深い?)自分は若い頃、昔のK-1のDVDを観たり、ゲームをしたり、そのときのレジェンド、バダ・ハリ、ピーター・アーツを観てきました。自分が2018年に初来日したときに、さいたまスーパーアリーナや、レジェンドたちが戦ってきた場所に立てることに、なんとも言えないような気分でした。今回もどう言葉に表していいかわからない気分です。

(サッタリ選手がシナ選手に要求を迫っているが?)ほかの質問にしてもらっていいですか。(シナ選手の試合を受けて、レジェンドたちが日本に戻ってきたらどう思う?)彼らは現在、違う団体で試合をしてます。K-1は以前に比べるとヘビー級のレベルは下がってますけど、イベントとしてのクオリティはすごいものがあると思いますし、バダ・ハリ選手やほかの選手が日本に戻ってきて、この状況を見れば、やはりまたここに戻ってきて試合をしたいと思ってくれると思います。そういう気持ちはあるので、もし彼らが再び日本に戻ってきて試合ができるならすばらしいと思います。

(母国はたいへんな環境だと思うが、どういう気持ち?)私はムスリムですし、いつも神様や母国からパワーをいただいてると思ってます。今日のパフォーマンスは自分で納得できるものじゃなかったですが、その中でも自分は神様にパワーをいただいてると常に思ってます」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2022年6月19日(日)Yogibo presents THE MATCH 2022
日程
2022年06月19日(日)
会場
東京ドーム 
選手
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