match result

試合結果

第5試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ザウルスプロモーション
    K-1ジム総本部チームペガサス
    戦歴
    56戦 31勝(3KO) 21敗 3分 1無効試合
    23戦 15勝(7KO) 8敗 0分
    生年月日
    1991.9.11
    1994.4.18
    身長・体重
    173cm ・ 64.0kg
    180cm ・ 62.5kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    東京都足立区
    福岡県北九州市
    SNS

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試合レビュー

 ジムは違えど先輩・後輩という間柄の大沢と瓦田が対戦。1R、両者グローブタッチを交わし、互いに頷き合うようにして攻防を始める。リーチを活かし左右ミドルを放つ瓦田に対し、大沢はこれをさばいて左右ボディフック。大沢は瓦田のミドルを直撃させず、直後にボディフックを返していく。ワンツーで切り込むが、これは瓦田がブロックする。

 2R、瓦田は圧力を増して前に出てパンチとヒザで迫る。大沢はクリンチを織り交ぜクリーンヒットを与えない。大沢は足を使って回り、接近戦では顔をブロックしそこからボディブローを返す。瓦田は右ストレート、右フックから真上に上がる跳びヒザ、顔への左ヒザと攻める。しかし大沢も大きなダメージは見せない。大沢は離れても踏み込んでのボディフックで、ボディ攻めを徹底する。

 3R、瓦田はこのラウンドも圧力をかけてパンチ&ヒザ。フィジカルを活かした戦法を見せる。パンチからローと攻める瓦田に大沢は「もっと蹴ってこい」とジェスチャーする。ラウンド後半は大沢も前に出返し、瓦田をさばいてボディにパンチを走らせる。判定は30-29、29-29、30-30で大沢に1票入るもドロー。延長戦に突入となる。
 延長R、両者抱擁を交わしてから攻防へ。瓦田は長身とフィジカルを活かし、パンチとヒザで大沢をコーナーに詰め出させない。だがここも大沢はガードしてダメージを抑えている。大沢はボディからアッパー。このボディに瓦田はやや効いたような素振りを見せる。両者打ち合いの中で終了のゴング。判定は10-9(瓦田)、10-9(大沢)、10-9(瓦田)と2-1で瓦田。先輩後輩対決を僅差で制した。

■試合後の瓦田脩二のコメント
「(試合の感想は)文也くんと試合をするにあたっていろんな感情があるんですけど、こうやって最後までお互いに出し切って試合を終わることができたのはよかったなと思います。ただもう、大沢選手とは一生やりたくないなって思いましたね。(相手の印象は?)お互い手の内がわかってたんで延長になるなって思ってたんですけど、それでもやっぱりうまいなって。当てるところにしっかり当ててくるなって印象です。

(実際に向かい合ってやりづらさは?)開き直って臨んだんですけど、やっぱり金的したりバッティングしたりっていうときに、ちょっと申しわけなかったなっていうところはありましたね。(本戦と延長の判定については?)本戦は負けてはないかなと正直思って。でも、勝ってもない、ドローだろうなって。3R終わって戻ったときに、気持ちは延長いく用意をしてました。

(延長は自分が取った?)そうですね。最後は自分のほうが前に出たのかなっていう。自分もボディを当てることはなかったですけど、とくにクリーンヒットももらってないし。大沢選手にクリーンヒットを当ててない状況で、アグレッシブに前に前に攻めていったら心強いかなと思ってたんで、そこは前に出て攻め抜きました。(ファンにメッセージを)コロナの影響もあって、うまくいかないこともあったんですけど、応援してくれていたファンのみなさんには感謝しています。来年はKrushのベルトを獲って、もっともっと上にいこうと思ってるんで、これからも応援よろしくお願いします」

■試合後の大沢文也のコメント
「(試合の感想は)何も考えられないですね。(相手の印象は)特に、何もないです。(よく知った相手で、特別の感情がありましたか)そうですね。何とも言えない感情というか、言葉には表しづらい……ありました、ありました。言葉にするのはちょっと難しいですけど、いつもとちょっと違う感情でしたね。(延長の判定は取ったと思った?)正直、本戦も延長もぶっちゃけ取ったと思いました。今回は……僕の試合はいつもつまんないですけど、いつもいつもつまんないんですけど、今回はどんだけつまんない試合しても勝ちに徹しようと思ったんで、もらったパンチもたぶんないし、ヒザ一発だけかな……勝ったかなとは思いましたね。本戦も延長も。

(今はどういう感情?)正直、何も考えられないですね。『負けたんだ……』って。『負けたか……ああ、負けたか……』って感じです。(ファンにメッセージを)応援してくれた皆さん、僕の応援じゃなくても、K-1の会場に足を運んでくれた皆さん、本当にありがとうございました。これからもK-1はもっといい、大きな大会になっていくので、もっと注目して……僕がこんなこと言うのもアレなんですけど(笑)、注目していてください。僕はまだまだ諦めてないので、これからも頑張ります。ありがとうございます」

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試合情報

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大会名
2020年12月13日(日)K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~
日程
2020年12月13日(日)
会場
両国国技館
選手
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