match result

試合結果

第3試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    士魂村上塾
    WSRフェアテックス三ノ輪
    戦歴
    53戦 29勝(12KO) 19敗 5分
    14戦 6勝(2KO) 5敗 3分
    生年月日
    1980.2.16
    1999.12.14
    身長・体重
    173cm ・ 0.0kg
    175cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    オーソドックス
    出身地
    長崎県佐世保市
    福岡県福岡市
    SNS

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試合レビュー

 1R、両者ローでの探り合いから水町は後ろ回し蹴りを放っていく。これに加え水町はストレートをボディと顔面に散らす。しかし竜樹はこれに惑わされず、ローとパンチで圧を懸ける。バックブロー、後ろ回しと回転技を多用する水町だが竜樹はよく見えており当てさせない。

 2R、変わらず回転技を織り交ぜる水町に、竜樹はローと鋭い右ストレートを伸ばしてヒットを狙う。だが水町のブロックに阻まれ、しかし水町のフックも逆にガードして当てさせない。ハイキックの後、竜樹は前蹴りで水町をコーナーまで後退させる。

 3Rも竜樹が前に出て水町にロープを背負わせる。水町の後ろ回し蹴りを前蹴りで崩す竜樹。両者近距離で左右のフックを回転させるが、どちらもガードがしっかりしておりクリーンヒットとはならない。ラウンドが進むにつれ、水町が頭を振りながら放つ左右のフックで竜樹を後退させていく。判定は30-29(水町)、29-29、29-29でドロー。延長戦に突入となる。

 延長R、両者左右のフックを打ち合うが、先にとらえたのは水町。さらにボディへのヒザ、後ろ回し蹴りと攻撃を散らす。ラウンド中盤から距離ができると水町は前蹴り&ジャブ。そして竜樹が入ってくるところにフックを合わせる。この振り回す左右フックが竜樹をとらえる。判定は3者10-9で水町。40歳と20歳の年齢差対決を制した。

水町のマイク
「判定なのにマイクを持たせてもらってすみません。今までK-1活躍したいと思って頑張ってきましたが、ご存知のKOシーン(vs安保瑠輝也)で世界中に倒されるシーンが広まってしまって、自分の一番好きなものが手元から逃げていくような思いをしました。でもここまで続けてこれてよかったです。22年頑張ってきましたけど、今日を持ちまして現役を引退させて頂きます。こうやって発信の場があったからプロとしてやってこれました。僕が言いたいことは人生は戦いの連続です。困難や試練が襲ってきて待ってくれません。襲ってきます。言葉はそういう戦いに気持ちを励ましたりすることに使ってほしいと思います。そうやってやってこれたことを人生の先生に感謝したいと思います。世界中のみなさんひとりひとりが、人生においての戦い、試練・困難に勝利できるよう、心の底から祈ってます」

■試合後の水町浩のコメント
「(試合の感想は)22年間現役をやってきて、ホントに自分の目標だった、夢だったK-1で最後出し切ると思って、最後戦いました。(相手の印象は)ほとんど情報がない選手で、昨日計量の時に初めてフェイス・トゥ・フェイスした時に、人って何となく目を見れば分かるっていう感じがあるんですけど、素直ないいファイターだなと、目を見て思いましたね。今日戦ってみても、ウソのない試合内容だったし、若くて素直で勢いがある選手っていう印象ですね。

(最後と決めての出場だったんですか)僕の中で決めてて、僕の近しい人には『これが最後』と言ってたんですけど、公には言いたくなかったですね。(最後のリングでの思いは)もちろん最後だから、戦いの途中で心が折れそうになって、練習の途中でも心が折れそうになったりする時があるんですけど、そこで『最後、全部出して終わる』と自分で決めてたので、心が折れることはなかったですね。

(3R中盤から調子が上がったのはその気持ちから?)そうですね。練習してきたことがハマることもあればハマらないこともあって、どうしていこうかなという悩みが出た時に、『いや、最後全部出し切るんだ』という風に切り替えたら、まあちょっとブサイクな試合にはなったんですけど(苦笑)、ああいう3R以降の試合になったという形ですね。(この先、格闘技には?)後輩の育成だったりとか……自分自体がスタジオでキックボクシングを教えてるので、それを大きくしていければ、ジムとか出せればいいなと思います。

(22年間の現役生活を振り返って)九州の長崎県で空手を始めて、強くなりたいと高校の時に決めて、卒業して東京に出てきて、よく言うように、終わってみたらあっという間だったなと。やってる時はケガもあったりいろんなことがあって潰れそうになったこともあるんですけど……先ほども言いましたけどやっと37歳でK-1に出る夢を掴んでも、ああいうKO負けっていうか、世界中に自分のKOシーンが流れるような、ああいう思いをして、自分の好きなものが逃げていく恐怖も味わったし、でもそれでもやっぱり、最後、諦めなければチャンスは来ると思って続けてきて、ホントにブサイクな勝ち方ですけど、今の自分は精一杯やった試合かなって感じですね。K-1には若い選手で、技術も精神力も素晴らしい選手がいっぱいいます。今の自分にはあれが精一杯かなと思って、ま、自分はもう出し尽くしました。

(ファンにメッセージを)ホントに22年間ありがとうございました。最後、K-1だし地元・九州だし、恩返しを少しでもできたんじゃないかと思います。人生はいろいろ、格闘技だけじゃなくて戦いがありますけど、負けないで、自分も負けないで頑張っていきますんで、ありがとうございました!」

■試合後の竜樹のコメント
「(試合の感想は)終始、相手のペースで戦ってしまったのかなという感想です。(相手の印象は)めちゃくちゃ気持ちというか、気迫というか、強くて。その気迫に押されちゃったかなっていう感じですね。(地元福岡で初参戦したK-1の印象は)K-1の舞台は自分が想像していたとおりというか、すばらしい舞台で。だからこそ、情けない試合をしてしまって悔いが残ります。

(試合中、ペースを取られてると思った?)そうですね。自分が想像していたというか、やりたいことができなかったというか。グダグダな感じの試合になっちゃったのかなという感じで。ポイント取られてたのかなと思いながら戦ってました。(大舞台で固くなった?)そうですね。1R、ちょっと固かったなという感じで。2R、3Rは緊張というか、そういうのはなくて。でも、ペースに呑まれたというか、そういう感じです。

(試合後、相手の水町選手が引退を宣言したことについては?)結果が発表されたときに水町選手から『もっとがんばれば、若いからもっと上の舞台に行けるから。がんばって』という言葉をもらえて。また、がんばろうかなと思いました。(ファンにメッセージを)この舞台で情けない試合をしてしまって。またイチから出直しで。またチャンスをもらえるなら、それを活かそうと思うので、応援よろしくお願いします」

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試合情報

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大会名
2020年11月3日(火・祝)ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1九州初上陸~
日程
2020年11月03日(火)
会場
福岡国際センター
選手
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