match result

試合結果

第11試合/スーパーファイト/K-1ライト級/3分3R・延長1R

    所属ジム
    ALONZA ABLAZE
    戦歴
    63戦 52勝(13KO) 11敗 0分
    27戦 23勝(9KO) 4敗 0分
    生年月日
    1990.6.8
    1989.10.6
    身長・体重
    172cm ・ 65.0kg
    168cm ・ 0.0kg
    ファイトスタイル
    サウスポー
    出身地
    千葉県茂原市
    ルーマニア・ブカレスト
    SNS

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試合レビュー

 ライト級王者ウェイ・ルイとの対戦を熱望する功也が初代ライト級王座決定トーナメント3位のスペトゥクと対戦した。1R、オーソドックスからスピードある右ストレート・左フックで迫るスペトゥクだが、功也はロープを背負いながらもこれを余裕を感じさせるディフェンスとボディワークでかわしていく。そして右フック、左ミドル、左ロー、ボディへのヒザと見舞う。スペトゥクも強打を止めないが、功也の左ローと左ミドルに次第にダメージを見せ始める。

 2R、功也はやはり巧みな身のこなしでスペトゥクのアタックをかわし、その合間に左ストレート・左ローを打ち込む。そしてスペトゥクのストレートをかわした直後に左ストレートをタイミングよく決めダウンを奪う。立ち上がったスペトゥクはさらに攻撃の手数を増すが、功也はやはり当てさせず、右ジャブでけん制。功也は冷静さを崩さず、スペトゥクの攻撃の合間に左ストレートを伸ばしてとらえていく。

 3R、功也はジャブを間断なく突き、スペトゥクの動きが見えているかのように隙を見て左ストレートを突き刺す。スペトゥクは焦りからか首を掴んでの攻撃を見せてしまいレフェリーから注意を受け、パンチも振りが大きくなって功也にかわされる。功也は跳びヒザを見舞って顔面にヒット。スペトゥクの顔から出血を呼び、さらに顔へのヒザ蹴りを打ち込む。パンチでのラッシュ、ハイキックとKOを狙った功也だが、ダウンには至らず終了のゴングとなる。

 判定は30-27、30-27、30-27の3-0で功也。高い技術を存分に見せて勝利した。試合後、功也は王者ウェイ・ルイの名を上げ挑戦を訴えた。

■卜部功也選手のコメント
「(試合を振り返って?)9カ月ぶりのK-1の試合で、本来の自分を見せるのを目標としました。そういう試合ができたと思います。(対戦相手の印象は?)気持ちの強い選手でしたね。前に出てきて、気持ちのいい選手だなと思いました。(今後の目標は?)この階級の頂点にいるウェイ・ルイ選手に挑戦したいなと思います。(左の攻撃が冴えていたが?)前回のKrushの試合はパンチが流れる部分もあったので、打ち方もなるべく早く引いて戦いました。あまり押し込みすぎず。打ち終わりを狙ってくると思ったので、スピードで翻弄しようと思ってました。ウェイ・ルイ選手には僕から挑戦させてほしいという謙虚な気持ちでいます」

■クリスチャン・スペトゥク選手のコメント
「(試合を振り返って?)いい試合だったと思う。卜部功也はとても強く、チャンピオンにふさわしい選手で、そういう選手と試合ができて光栄だ。(対戦相手の印象は?)彼は強い選手だが、次回戦う機会があれば自分が勝ちたい。(今後の目標は?)またもしチャンスをいただけるなら、日本に戻ってきたい。K-1は自分が戦ってきた団体の中で、ベストだ」

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動画

試合情報

BRAND
大会名
2017年11月23日(木・祝) K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ヘビー級王座決定トーナメント~
日程
2017年11月23日(木)
会場
さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ
選手
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