match result

試合結果

第11試合/スーパーファイト/-57kg契約/3分3R・延長1R

    所属ジム
    team VASILEUS
    Team KK
    戦歴
    44戦 41勝(25KO) 3敗 0分
    27戦 15勝(7KO) 10敗 2分
    生年月日
    1991.7.29
    1993.4.27
    身長・体重
    168cm ・ 60.0kg
    168cm ・ 60.0kg
    ファイトスタイル
    オーソドックス
    サウスポー
    出身地
    鳥取県米子市
    福島県会津若松市
    SNS

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試合レビュー

 1R、小澤はサウスポーから左ハイ、後ろ回し蹴りと放つが、武尊は前蹴りを返し、自身も後ろ回し蹴りを放つ。前蹴り、左ローを飛ばして前に出る武尊。そして右ローも小澤に打ち込む。

 武尊はいつものように笑顔を浮かべながら前に出ていく。右前蹴り、左ロー、右ローと小澤にダメージを与えていく。逆に小澤が前に出てくると、余裕の表れか武尊は笑顔を浮かべてステップでこれをかわしていく。

 2R、武尊は左右前蹴りから左ロー。小澤はこれに対し前に出るとハイキックから後ろ回し蹴りを繋ぐが、武尊にかわされヒットできない。

 武尊は変わらず前蹴りからボディへのヒザでダメージを与える。小澤も連打で前に出るが武尊が圧力で勝り、前蹴りとヒザ・ボディフックで出ていく。しかし小澤も左ストレートと右フックで反撃。だが、すぐに前蹴り、ボディへのヒザで武尊が前に出ていく。小澤は右フックを見舞うも、武尊はハイキックを当て返す。

 3R、小澤はフックから後ろ回し蹴り。一瞬グラついたかに見えた武尊だが、すぐ笑顔で反撃に移る。そして小澤に右ストレート、右ヒザ。小澤もバックブローを返し、左ストレートで出ていく。ここで武尊がバランスを崩して膝をつくが、これはノーダウン。

 ボディへのヒザ、前蹴り、右フックと見舞う武尊に対し、小澤は右フックから左ストレートで応戦。武尊はここで右フックから連係した左ボディを効かせ、小澤の動きを止める。武尊はここを逃さず左ボディ、右ヒザで追撃。小澤はクリンチ、プッシングを駆使して何とかダウンは免れて試合を終える。

 判定は30-28、29-28、30-28の3-0で武尊。ダウンは奪えなかったが、最終3Rにさすがの強さを見せ小澤を振り切った。


■試合後の武尊選手のコメント
「(試合の感想は?)戦前からもの凄く盛り上がってもらって、試合に対するモチベーションを挙げてもらって。向こうもそうだと思うんですけど、この試合、相当な覚悟を持って挑んだ試合でした。KOできなかったのが反省点で悔しかったです。王者としてK-1を引っ張っていっていると思うし、それは僕にしかできないと思うので。この位置には僕がいないといけないので、最低限、王者として勝つことができてよかったです。
(対戦相手の印象は?)けっして弱いとは思ってなかったです。たくさんの人が注目しているという意味では、お互い覚悟がふつうの試合と違ったと思うし。いままで積み上げてきたものが、この1敗で全部なくなるかもしれないし。今回、格闘技人生、命を賭けてた試合でした。
(入場は感情が入ってましたけど、試合は冷静に見えましたが?)僕は基本的に感情が出すぎることがあって。いいときはいいんですけど、それでポカする可能性もあるし。格闘技はケンカみたいなもんなんですけど、K-1はスポーツだし。向こうがケンカしたいなら、リング外でもう一回やってもいいので。リングの上ではK-1というスポーツで。だからこそ負けられないし、自分の感情をがんばっておさえてたのかもしれないです。
(KOできなかった理由はなんだと思いますか?)う~ん……。いろいろあるんですけど。小澤選手も負けられない以上、中に入ってこないと思いますし。(ファンへのメッセージを)今日はたくさんの応援ありがとうございました。試合前から盛り上げてもらって感謝しています。K-1はまだまだこんなもんじゃないので。これからも先頭で引っ張っていくのでよろしくお願いします」

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動画

試合情報

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大会名
2016年6月24日(金)K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~-65kg世界最強決定トーナメント~
日程
2016年06月24日(金)
会場
国立代々木競技場第二体育館
選手
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