K-1 -90kgオーストラリア予選は、全試合KOのチャーリー・バブが制覇!=10.31メルボルン
同予選は8名によるワンデイトーナメントが実施され、優勝者は今年12月に行われる最終予選へ駒を進めることとなる。ここを勝ち抜いた選手は、2027年2月11日(木・祝)に日本で開催の世界FINAL16への出場が決まり、5月9日(日)の決勝トーナメントで世界一の座を争うこととなる。
各試合結果と詳細は以下。
●ジェシー・アスティル(オーストラリア/Warrior World Gym)
2RKO ※3ノックダウン
〇レキ・ゲッツ(ニュージーランド・サモア/Leki Gym)
トーナメント準々決勝第1試合では、オーストラリアのジェシー・アスティルとニュージーランドのレキ・ゲッツが激突する。アスティルはWBCオーストラリアクルーザー級王者で、20勝(15KO)6敗1分とKO率の高い選手。対するアスティルは、IKBFヘビー級王者で14勝(8KO)2敗の戦績を残している。
1R、アスティルは左ハイキックから右フックで攻撃。ゲッツも右ハイキックを返す。アスティルは三日月蹴りから右のパンチを顔面にヒット。ゲッツは右フックも、アスティルが距離を潰す。アスティルは左の蹴りが得意なのか、スイッチしながら繰り返す。ゲッツは右の強打を打ち込んだ。さらにゲッツは左ボディから右のパンチで追い込むシーンを見せた。
2R、アスティルは左右の前蹴り。ゲッツはプレスをかけてパンチ連打、ヒザ蹴りで追い込む。そしてゲッツが右ボディでダウンを奪う。立ち上がったアスティルに、ゲッツはボディブローで二度目のダウンを奪った。最後もパンチをボディへまとめたゲッツが、KO勝ちをものにした。
[K-1 WORLD GP 2027 -90kgオーストラリア予選トーナメント・準々決勝(2)/3分3R・延長1R]
〇シラパ・ハランガフ(トンガ/South Island Lee Gar)
判定3-0
●マイケル・ウィクトラ(オーストラリア/Westside Kickboxing)
トーナメント準々決勝第2試合では、ニュージーランド出身のトンガのシラパ・ハランガフとオーストラリアのマイケル・ウィクトラの顔合わせ。ハランガフは、ISKA K-1ルール ニュージーランド スーパー・ヘビー級王者をはじめ、5つのタイトル持つ戦績29勝(12KO)10敗1分の強豪。一方のウィクトラは、WKAオーストラリア クルーザー級王者で22勝(12KO)8敗のKOマシーンだ。
1R、ハランガフは飛び込んでの左フック。これはウィクトラが下がってかわし、左ハイキックを返す。接近してのボディ連打を狙うハランガフ。ウィクトラは頭を揺らしながらカウンターのストレート。ハランガフは大振りフックで顔を狙う。ウィクトラは付き合わずに左の蹴り。それでもハランガフは圧をかけてフックを放つも、崩すまでには至らず。
2R、ウィクトラは左右の蹴りで散らす。ハランガフは飛び込んでの左フック。ウィクトラは蹴りからパンチへつなげる動き。ハランガフは打ち合いになるとパンチをヒットする場面もあるが、大きな差にはならない印象。ウィクトラはボディを打たれるも、何とか耐えて立ち続けた。
3R、ハランガフは前へ出て左右のフック。ウィクトラはフリッカー気味にパンチを放ち、蹴りへつなげる。ともにパンチを打ち続ける。そしてハランガフの左が入り、ウィクトラがダウン。立ち上がったウィクトラは、逆襲。ハランガフは、これを耐えて左右フックでKOを狙うも勝負は判定へ。ダウンを奪っているハランガフが勝利した。
[K-1 WORLD GP 2027 -90kgオーストラリア予選トーナメント・準々決勝(3)/3分3R・延長1R]
●ティマニ・ングングタウ(ニュージーランド・トンガ/ELITE THAI KICKBOXING)
判定1-2
〇ヴィセシオ・サイナ(オーストラリア・サモア/YOUNG BULLS GYM)
トーナメント準々決勝第3試合は、ニュージーランドとトンガ出身のティマニ・ングングタウとオーストラリアとサモア出身のヴィセシオ・サイナが対戦する。ングングタウは、KITRニュージーランドクルーザー級王者で戦績は17勝(9KO)2敗。サイナはビクトリア州スーパー・クルーザー級王者で、14勝(7KO)4敗の戦績を残している。
2R、ングングタウは左右パンチで猛ラッシュを仕掛けた。サイナはガードを固め、ここを脱出するとローキック、アッパーで逆襲した。そしてサイナは飛びヒザ蹴り、奥足へローキック。これでングングタウがダウン。立ち上がったングングタウに、サイナがローキックで二度目のダウンを奪った。立ち上がったところでラウンド終了。
3R、サイナは動きながらローキック。ングングタウはパンチで逆転を狙うも、クリーンヒットしない。サイナはガードしながら、無理をしない印象。追いかけるングングタウ。サイナは下がりながら蹴りを返す。ングングタウが猛攻を仕掛ける時もあったが、最後までこの攻防となり、判定でサイナが勝利した。
[K-1 WORLD GP 2027 -90kgオーストラリア予選トーナメント・準々決勝(4)/3分3R・延長1R]
●ジャベズ・シアファ(サモア・ニウエ/New Era Performance)
2RKO ※3ノックダウン
〇チャーリー・バブ(オーストラリア/Razor Muay Thai)
トーナメント準々決勝第4試合は、ニュージーランド・サモア出身のジャベズ・シアファとオーストラリアのチャーリー・バブが対峙する。シアファは22歳のサウスポーで8勝(4KO)1敗の新鋭。一方のバブは、WBCムエタイ世界ライト・ヘビー級王座に3回就いている27歳の強豪で、33勝(18KO)4敗1分と経験も豊富だ。若手とベテランの激突に注目が集まる。
1R、ともにサウスポー構え。ローキックの蹴り合いから、シアファの左ミドルハイでバブが転倒。立ち上がったバブは、左右フック。シアファは右ハイキックで上を意識させて、左ローキックで足を崩しにかかる。バブが構えをスイッチして対応。バブは右フックを顔面にヒットして、右ヒザ蹴りをボディへ。シアファは左ストレートを返す。バブはローで崩して、右フックから左ボディ。そしてバブのローキックでシアファはダウン。立ち上がったところでラウンド終了。
2R、バブは左ローキック。シアファはパンチで逆襲するも、バブはローキックでダウンを奪う。バブは左右フックで追い込み、左ローキックでダウンを奪う。立ち上がったシアファに左ハイキックを放ち、最後は左ローキックで倒しKO勝ちをものにした。
〇レキ・ゲッツ(ニュージーランド・サモア/Leki Gym)
2RKO ※パンチ連打
●シラパ・ハランガフ(トンガ/South Island Lee Gar)
準決勝第1試合では、準々決勝でジェシー・アスティルをボディ連打でKOしたレキ・ゲッツと、マイケル・ウィクトラからダウンを奪い勝利したシラパ・ハランガフが決勝進出をかけて対戦した。
1R、ハランガフはプレスをかけてインロー、前蹴り、フック連打。対応するゲッツは、下がらずに前へ出る。ハランガフは左右フックも慎重に攻める印象。ゲッツは前蹴りで距離を作り、右ローキック。さらに左、右のパンチ。そして左ボディでダウンを奪った。立ち上がったハランガフに、ゲッツが左右フックをで二度目のダウンを奪う。ハランガフが立ち上がったところでラウンド終了。
2R、ゲッツは右を顔面へ。さらに左右フックで追い込んでいく。ハランガフは後ろを向く瞬間もあったが、立ち向かっていく。ゲッツは左ボディでダウンを奪う。ハランガフはそれでも立ち上がり、右フックを返す。だがゲッツがパンチを連打したところで、レフェリーが試合をストップした。
[K-1 WORLD GP 2027 -90kgオーストラリア予選トーナメント・準決勝(2 )/3分3R・延長1R]
●ヴィセシオ・サイナ(オーストラリア・サモア/YOUNG BULLS GYM)
2RKO ※パンチ連打
〇チャーリー・バブ(オーストラリア/Razor Muay Thai)
準決勝第2試合では、準々決勝でティマニ・ングングタウを破ったヴィセシオ・サイナと、ジャベズ・シアファをKOしたチャーリー・バブのマッチアップとなった。
1R、サイナはローキックもバブはスイッチしながらのフックで攻撃。サイナはストレートを打ちながら前へ。バブはサークリングしながらのパンチをヒット。サイナは下がらずにローキック。バブはパンチからローキック。前後にステップするサイナ。バブは右へ回ってのローキック、ヒザ蹴りと多彩な動きを見せる。強烈な右を入れると、サイナがダウン。立ち上がったサイナに、ボブは飛びヒザ蹴り、右をヒットしてダウンを奪う。サイナが立ち上がったところでラウンド終了。
2R、バブは左ボディ、右フック。サイナは被弾しながらも右を返す。バブは強烈な左。さらに左ボディから右、左ローキックでダウンを奪った。立ち上がるサイナ。バブは右フックをヒットすると、レフェリーが試合をストップした。
●レキ・ゲッツ(ニュージーランド・サモア/Leki Gym)
2RKO ※右ローキック
〇チャーリー・バブ(オーストラリア/Razor Muay Thai)
決勝は、連続KOで勝ち上がってきたレキ・ゲッツと、こちらもすべてKOで圧倒的な力を見せてきたチャーリー・バブの対決となった。
1R、バブはハイキック、ミドルキック、ヒザ蹴りをボディへ。ゲッツは下がらずにローキックを返す。バブはローキック、ハイキック、ヒザ蹴りと多彩な蹴りで翻弄する。ゲッツはパンチを打ち込みたいも、逆にボディへパンチをもらう。そしてボブがローキックでダウンを奪う。ボブは左ボディから右ローキックで追い込む。ゲッツはパンチを返す意地を見せたが、ボブはローキックで二度目のダウンを奪う。立ち上がったゲッツに、ボブは右ローキックを連発してKO勝ちを収めた。
◇選手プロフィール
ジェシー・アスティル(オーストラリア/Warrior World Gym) Jesse Astill
00.7.30生/オーストラリア・ニューサウスウェールズ出身/26歳/188cm/オーソドックス/27戦20勝(15KO)6敗1分
<主なタイトル歴>
WBCオーストラリア クルーザー級王者
WKBFオーストラリア ヘビー級王者
instagram:@astill_performance
レキ・ゲッツ(ニュージーランド・サモア/Leki Gym) Leki Goetz
00.12.12生/ニュージーランド・オークランド出身/25歳/181cm/オーソドックス/16戦14勝(8KO)2敗0分
<主なタイトル歴>
IKBFヘビー級王者
instagram:@leki.goetz
シラパ・ハランガフ(トンガ/South Island Lee Gar) Silapa Halangahu
92.4.14生/ニュージーランド・オークランド出身/34歳/182cm/オーソドックス/40戦29勝(12KO)10敗1分
<主なタイトル歴>
ISKA K-1ルール ニュージーランド スーパー・ヘビー級王者
WMAF K-1ルール ニュージーランド ヘビー級王者
WMAF K-1ルール オセアニア ヘビー級王者
GAMMA K-1ルール ニュージーランド ヘビー級王者
WKA K-1ルール ニュージーランド ライト・ヘビー級王者
instagram:@silapa_thai_gym
マイケル・ウィクトラ(オーストラリア/Westside Kickboxing) Michael Wiktora
88.7.9生/パプアニューギニア・アーラウ出身/38歳/185cm/オーソドックス/30戦22勝(12KO)8敗0分
<主なタイトル歴>
西オーストラリア州クルーザー級王者
WKAオーストラリア クルーザー級王者
WPMFオーストラリア クルーザー級王者
instagram:@wik1_88
ティマニ・ングングタウ(ニュージーランド・トンガ/ELITE THAI KICKBOXING) Timani Ngungutau
95.8.2生/ニュージーランド・オークランド出身/31歳/183cm/オーソドックス/19戦17勝(9KO)2敗0分
<主なタイトル歴>
KITRニュージーランド クルーザー級王者
instagram:@_manifolau
ヴィセシオ・サイナ(オーストラリア・サモア/YOUNG BULLS GYM) Visesio Saina
94.5.11生/オーストラリア・メルボルン出身/32歳/185cm/オーソドックス/18戦14勝(7KO)4敗0分
<主なタイトル歴>
ビクトリア州スーパー・クルーザー級王者
instagram:@vsaina
ジャベズ・シアファ(サモア・ニウエ/New Era Performance) Jabez Siafa
04.10.4生/ニュージーランド・オークランド出身/22歳/184cm/サウスポー/9戦8勝(4KO)1敗0分
<主なタイトル歴>
なし
instagram:@allmon6yinn
チャーリー・バブ(オーストラリア/Razor Muay Thai) Charlie Bubb
98.11.13生/オーストラリア・ニューサウスウェールズ出身/27歳/188cm/オーソドックス/38戦33勝(18KO)4敗1分
<主なタイトル歴>
WBCムエタイ世界ライト・ヘビー級王者
WKFキックボクシング世界ライト・ヘビー級王者
WKBFキックボクシング世界ライト・ヘビー級王者
instagram:@_charliebubb