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頂上決戦直前、それぞれの熱い思い! 王者・金子晃大「ギリギリまで魂を磨く」、挑戦者・玖村将史「4回目はない」=9.10横浜アリーナ

 9月2日(土)都内にて、「ReBOOT~K-1 ReBIRTH~」〔9月10日(日)神奈川・横浜アリーナ〕のK-1スーパー・バンタム級タイトルマッチに出場する王者・金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と、挑戦者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)の記者会見が行われた。
 2人は、これまで1勝1敗。

前回は同級の王座決定トーナメント決勝で対戦し、金子が玖村からダウンを判定で下している。
スーパー・バンタム級日本一を決める頂上決戦を8日後に控え、2人はどんな思いで決戦を迎えようとしているのか。
緊張感が高まる中、それぞれが口を開いた。
 まず挑戦者の玖村は、「試合まで、あと1週間。今は1回目、2回目の対戦を関係なしに仕上げてきたんで、次の一戦を考えて集中しています」と意気込みを語れば、王者・金子は「勝つと信じている人のために戦いたいと思います」と一言。
 ともに決戦前のピリピリした感じがあり、いい練習をしてきたことが分かった。
試合が決まったここまで、どんな思いで過ごしてきたのか聞くと、「コンディションは一番良くて仕上がりました。4回目はないと思って過ごしてきました。

K-1は9月から新しくなるということで、結果的に自分が面白い試合をすればいい」と玖村。
 金子は「魂を磨くことに集中してきました。残り8日、ギリギリまで仕上げていきます」と調整する日を設けず、いけるところまで自分を高めることを明かした。
 また金子は、大会当日に無差別級トーナメントがあることについて「ヘビー級と軽量級それぞれの良さがあるんで、でも自分たちのやってきたことの重さがあると思っています」と自信をのぞかせた。

玖村は「MAXの僕たちの試合は、ヘビー級との勝負かなとも思っています」と対抗心があるという。
 ともにKO決着を望んでいるようで、「判定ではなく、圧倒することが一番だなと思っています」と玖村が語れば、金子は「金子の“K”はKOの“K”です」と言って笑顔を見せた。

 K-1のカルロス菊田プロデューサーは、「今回のタイトルマッチに勝った選手は、今後、世界との試合を考えています。その試合を日本でやるにしても、海外でやるにしても、どんどん世界に見てもらいたいですね」とスーパー・バンタム級頂上決戦に期待を寄せている。


「ギリギリまで魂を磨く」と宣言した金子。

「4回目の対戦はない」と予告した玖村。

スーパー・バンタム級タイトルマッチは、これまで以上に激戦になることだけは間違いない。
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