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「K-1 WORLD GP」6.3(土)横浜<公開練習>黒田斗真、思い出の地・横浜武道館でインパクトを残す!「これからはお客さんとの勝負。しっかり倒しに行く姿勢を見せたい」

 大阪・K-1ジム心斎橋にて、6月3日(土)横浜武道館で開催される「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~」の[第15試合/スーパーファイト/K-1バンタム級/3分3R・延長1R]でラマダン・オンダッシュと対戦するK-1バンタム級王者・黒田斗真が公開練習を行った。

 昨年12月のK-1大阪大会で初代バンタム級王座決定トーナメントを制した黒田。試合まで2週間を切ったタイミングでの公開練習だったが「ベルトを獲って怪我あったんでちょっと休んだんですけど、もうそこからはずっと今と変わらずずっと毎日追い込んでいました。疲労はすごく溜まってるんですけど、やれることは全てやってきたので、来週(試合を)楽しもうかなと思います」と表情は明るい。

 約半年ぶりの試合となるが「もともと僕はコンスタントに試合するタイプじゃなくて、試合の頻度的には半年に1回やるぐらい。コンスタントに試合するよりも変わったところをファンの皆さんに見せたい」と不安要素はなし。むしろ十分な準備期間をとったことで「12月のトーナメントで気づいた自分の穴を修正したり、色んなジムで練習したり、合宿にも行ったり……経験値は上がったんかなと思います。、誰が相手でも適用できる練習はしてきました」と自身のレベルアップに力を注ぐことができた。
 対戦相手のラマダン・オンダッシュは“アラブの神童”の異名を持ち、世界的に注目されている若干16歳の新鋭。黒田も16歳でプロデビューしており「しょっぱなの相手が今の僕ぐらいで22~23歳ぐらいの相手で。めっちゃ大人の人と試合すんねんなと思いました。それが逆の立場になって、なんかすごい思うこともあります」。対戦相手としては「すごく勢いがある選手だと思うし、あとは目がいい選手だなって思う」と分析しつつ「そこをしっかり利用して戦っていきたいな。(得意の左ストレートは通用する?)はい、楽しみにしておいてください」と自信をのぞかせた。

 会場の横浜武道館は2021年に黒田がK-1バンタム級日本最強決定トーナメントを圧倒的な強さで制した思い出の場所でもある。今大会では黒田vsラマダンを含めバンタム級が4試合、金子晃大・与座優貴とK-1現役王者のスーパーファイトが3試合並ぶ形となる。黒田は「今回も死にものぐるいで勝ちを取りにいく」と貪欲に勝利を目指しつつ「これからはお客さんとの勝負。しっかり倒しに行く姿勢を見せたい」と語った。
「別に僕が周りに対して特に思うことはないんですけど、ほとんどの日本人に僕が勝ってきて、今この立場にいるので。2年前の日本最強決定トーナメントも初代王座決定トーナメントも下馬評は低いというか、他の選手が優勝候補に上がっているなかで、結局僕が2つとも優勝したんで、そこは結果で全て証明してきたかなと思います。

 僕の格闘技人生が変わったのは横浜武道館とあのトーナメントなので、その横浜武道館でチャンピオンになって一発目の試合をすることになって、そこはしっかり2年前の横浜武道館の再現をしたいなと思います。(チャンピオンとしての初陣で)普段と変わらずやることをやってきたし、僕はベルトに特にこだわってるわけじゃないんで。負けるのが嫌で必死にここまでやってきたんで、今回も死にものぐるいで勝ちを取りにいこうかなと思ってます」

(別階級のチャンピオンも試合をするが?)周りと比べられる部分はやっぱり出てくると思うので、それはチャンピオンとして当たり前のことだと思うので、まあ勝ちに、今までは勝ちに徹して戦い方をしてきたんですけど、これからはお客さんとの勝負だと僕は思ってるんで、しっかり横浜武道館ということもあるんで気負いすぎず、でもしっかり倒しに行く姿勢を見せたいなと思います」
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