「K'FESTA.6」3.12(日)代々木＜インタビュー＞挑戦者コンペット・シットサラワットスア「私にとってムエタイ・戦うことは人生そのものです。だから人生をかけてK-1のベルトを獲りに行きます」
――昨年9月の横浜アリーナ大会がK-1初参戦でした。玖村将史に判定勝利という結果でしたが、あの試合を振り返っていただけますか？
「1Rは緊張して動きが硬かったのですが、2R以降は自分らしい試合が出来たと思います。実際に周りのみんなからもいい試合だったと言ってもらいました」
――1Rに緊張していたのはなぜですか？
「海外で試合をするのが初めてでしたし、会場のサイズ、照明、音の大きさ…などに驚いてしまいました（笑）」
――初めてのK-1ルールはいかがでしたか？
「ずっとムエタイをやってきたので慣れるのに時間はかかると思いましたが、ルールそのものがやりにくいとは思いませんでした。今回は2度目のK-1ルールですし、ずっとK-1ルールで戦うための練習を続けているので、前回よりもいい試合が見せられると思います」
「K-1という世界的なイベントのタイトルマッチなので、とてもうれしかったです」
――チャンピオンの金子選手にはどんな印象を持っていますか？
「パンチが速くて、とても強いと思います。年末の試合（キリルアン・チョー.ハーパヤックにKO勝ち）も見ましたが、相手をKOするパンチを持っているので危険な選手だと思いました。ただ私も十分な練習を積んでいるので、勝つ自信はあります」
――金子選手はコンペット選手の対策として、ムエタイの練習を続けています。それについてどう思いますか？
「私は7歳からずっとムエタイをやっていて、今でもムエタイの練習をしています。そのくらいムエタイは奥深いものです。試合が決まってムエタイの練習をしたからと言って、簡単に技術を覚えられるようなものではありません。その違いを試合で見せますよ」
――コンペット選手にとってムエタイとはどんなものですか？
「私にとってムエタイ・戦うことは人生そのものです。だから人生をかけてK-1のベルトを獲りに行きます」
――K-1のベルトに対する想いを聞かせてください。
「K-1は世界に通用するベルトなので、K-1チャンピオンになることは本当に価値あることだと思います。必ず勝ってベルトをタイに持って帰ります」
